安定の本当の意味とは – 保守的な考えは安定の敵である

マインドセット

 

「大手企業に勤めれば、収入面で安定するぞッ!」

「正社員であれば、安定した生活がおくれる」

 

これは一般的に考えられているようなことですが、これって本当なのでしょうか?

 

心底思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、ほとんどの方はこのような考えは嘘だと理解されているかと思います。

 

なぜなら、これまでの過去の出来事を考えれば、そんなこと絶対にありえないといえるからです。

 

これまで、どれだけの企業がなくなって、どれだけの大手企業が社員を解雇してきたかなんて、ネットで調べればたくさん出てきますよね。

 

それこそ、自分たちが思っている以上に大規模なリストラが行われてきたことから、「私の会社は大丈夫だよね、きっと」なんて考えていられるほうが不思議なもんですからね(笑)

 

最近では昔は花形だった大手メガバンク3行も、早期退職などを促す動きがみられています。

 

そのうち最大手『三菱UFJフィナンシャルグループ』では、2023年までに現在の従業員の1/8に当たる6000人の人員削減が実施されるということです。

 

これからがIT技術による自動化が進んでいく中で、「今自分がしている仕事がなくなるはずがない」と考えているのであれば、大きな勘違いだと考えなければならないかもしれません。

 

 

なら、どんな働き方が安定なのか?

 

明確な職業ではなく、働き方にスポットを当てて考えてみたいと思います。

 

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会社に勤めることは、本当の安定ではない!

 

多くの方は正社員として会社に勤めることが安定だと考えています。

 

それこそ、現在では景気もまぁまぁ良いので、企業の経営も順調であることが多いです。

 

ですので、自分たちが「会社を解雇されるなんていう状況にはならない」と思い込んでいたりします。

 

ですが、これから将来的にその考え方で過ごしてきたことを後悔する羽目になるかもしれないということを少しでも考えておくことが大切です。

 

そうしなければ、下のような状況になりかねないかもしれませんよ。

 

多くの方が『安定』と考えるのは”できるだけ大きな会社に勤める”ということを意識している人がたくさんいる。

 

その証拠に今の会社の仕事ができるようになった以外に成長できていることがほとんどないという方が多い。

 

そして、「うちの会社が潰れるわけがない」「リストラされるはずがない」と毎日決められたことをする日々を過ごしていた。

 

 

 

ある日、自分の業務で行ってきたことが、システムに置き換わることを知った。

 

それは企業の多くは利益を大きくするためにシステムを導入して人件費を削減していこうと考えられるようになったという背景があったのです。

 

「これでは職を失う」と気づいたときには時すでに遅し。

 

その1年後にはシステムが導入が完了し、早期退職が言い渡され、残ったのは退職金に「色がついた程度のお金」だけでした。

 

 

 

 

退職金だけではこれからの人生を生きることはできなそうなので、すぐに再就職を考える。

 

しかし、企業の面接では「〇〇さんがアピールポイントにされている能力はこの自動化の時代でも、ウチの会社でも活かせそうにないですよ」なんて厳しいお言葉を受けることすらある状況…。

 

「自分はいったい何をしてきたんだ」と後悔する日々が続きます。

 

 

 

 

 

時間が経っても就職先が決まらない。

 

そして、就職したいのに、就職ができないことから

そのうち、その人は考えるのをやめた。(カーズ)

 

後にその人は「就職?なにそれ美味しいのぉ?」というのが口癖になったのでした。

 

 

 

実際、「会社に勤めていれば安牌でしょう!」なんて考える人たちが多いのが現状です。

 

確かに多くの人が選んでいる選択肢を選んだほうが安全のように思えます。

 

そのため、9割以上の人が企業に雇われています。

 

そして、「会社に勤めることが安定である」と100%思い込んでいる方も結構います。

 

現に、そうでなければ会社に勤めて、成長もせずに行動も起こさずに、ただ任された仕事をしているだけなんていう人は出るはずがないですからね

 

この現状は多くの人が「国や企業が守ってくれる」と思い込んでいるとしか言いようがありませんよね。

 

 

少し話が変わりますが、外国、特にアメリカなんかは、3年以上同じ企業にいないのが当たり前になっています。

 

3年後に転職しなければならないという雰囲気があるため、何も成長もせずに日々を過ごしているなんていう方はほとんどいないそうです。

 

なぜなら、成長できなければ、次の就職先が決まらないもしくは、給料が下がってしまうから。

 

そういった雰囲気が出来上がり、日々成長されていることから、高度な働き方と環境への対応力が備わっていると考えられます。

 

そして、新たなサービスを作りだす企業が多いことから、常に自分の成長を促している方々は時代の変化に対応できるような能力を身に着けることができていると言えるかもしれません。

 

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本当の『安定』とは?

 

『本当の安定』とは”一生生活できるだけの資産を持つ”というのが最も安定に近いといえます。

 

もしも、日本円で資産を持っていて、通貨の価値が急落したり、スーパーインフレが起きたら話は別ですが。

 

膨大な資産を持ち、うまく運用できていればお金に困ることはありません。

 

なにより、労働をしなくても良いのでリストラや、事業が上手くいかないこと考えて怯えることないです。

 

また、病気で働けなくなっても生活はできますから安定した人生が送れると考えられます。

 

 

「いやいや、安定なの分かるけど、一生遊んで暮らすためのお金なんて無理じゃね!?」と考えるかと思います。

 

もちろん、ごもっともです。

 

「一生生きていけるだけのお金を集めましょう!」なんて言う無茶なことを言いたいわけではありません。

 

 

私が考える次に『安定』に近いものは

”個人で稼ぐ能力を身に着ける”

ということです。

 

会社を解雇されようが、事業に失敗しようが、どんな状況であろうが個人でお金を稼ぐ術を身に着けるということが安定に近いと考えられます。

 

 

逆境だろうが、時代の変化だろうがなんでもごじゃれ!

 

時代の変化なんてお構いなしに、新しいビジネスや働く術を持つことで、「お金がなくて生活できない…」なんてありえない。

 

自分の頭で考え、将来を見据え、成長し続けることができることこそ、現実的な『安定』だといえる。

 

 

そんな時代でも通用するような能力を身に着けたり、アンテナを立てて情報を集め、将来使えるスキルを備えておくなど『安定』を実現できる習慣を身に着けることが大切だと考えています。

 

自分で物事を考え、前もって準備をしておくことが、一般の人の安定を手に入れるための方法だと強く感じています。

 

 

保守的な考え方は捨てるべき

 

最近の若い人は”保守的になっている”と思います。

 

年金がもらえない可能性を考えてか、企業では必要最低限の働きと人間関係にとどめ、できるだけ自分の時間を作り成長しようと考えているという方も中にはいらっしゃいます。

 

こういった考え方は、私からしてみれば「素晴らしい、good!」といった感じですね。

 

「自分で将来への予測を立てて、最善だと思える行動を迷わず取る」というのは、なかなか目を見張るものがありますよね。

 

こういう方は自然と成長して、時代に対応していくと考えられるので心配はいらないですよね。

 

 

ですが、そういった方以外のほとんどの方は「未だに会社の生涯雇用を信じている」「周りの人に合わせる」といった考えで、常識という一般の人が生きやすいルールや他人を充てにして、常に思考停止してしまっているのではないかと感じています。

 

 

結論から言うと、一般の人と同じことをするといったあたり触りのない選択をする保守的な考えを持っているとお金に困り続けるといえます。

 

会社の一部の優れた人は他とは違い能力値が高いことで高収入が得ていたりします。

 

ですが、一般の人が同じ立場を目指しても能力的に行き着かないことがほとんどです。

 

なぜなら、基本的に同じ会社で出世するには、周りと同じスキルや能力で競わないといけないので競合がとても多いからです。

 

シンプルに力勝負ということになりますから、スポーツでもともと体格が良かったりというアドバンテージがなければなかなか難しいのではないかと考えられます。

 

ですので、いくら努力をしても報われないという構図ができてしまっているという職場環境が多いと思います。

 

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分散という考え方で『安定』を狙え!

 

下の記事でも書いていますが、『分散』という考え方が安定に効率よく近づけると思っています。

 

「分散」という考え方 - 収入や働き方で安定と楽が手に入る
私がこれまでの人生で学んだことは”とりあえず分散しておく”という考え方です。もしかしたら、あなたは「ハッ?分散?(´・ω・`)」と感じたかもしれません。ですので、ちょっと私の持論である「とりあえず分散...

 

この分散というのは何かというと、収入源とリスクを分けるという考え方です。

 

 

例えば、上でも書いた「会社でのリストラ」というリスクがあります。

 

このリスクは1つの会社での働き方と収入源を依存していることから生じる悪い状況ですよね。

 

ですが、ここで会社の他に個人で稼ぐ収入源があったらどうでしょうか?

 

もしも会社から解雇を言い渡されても、個人で稼いでいる収入源で生きていくことができるかもしれませんし、そうでなくてもアルバイトを少しすれば最低限の生活ができるかもしれません。

 

 

それこそ、もしかしたら会社だけの収入ではギリギリという方は収入源を増やすことで、ビジネス展開の資金を貯められたり、投資にお金を回したりと、さらに収入を増やすチャンスが生まれるとも言えます。

 

こういった分散という考えを日々の生活の中に取り入れていくことで、いつの間にか「あれ、安定してね(´・ω・`)」っていう状況になっていることもあります。

 

私もこの分散という考えを取り入れ始めてから、数年後には「お金に困ることなくなったな」と感じられるようになったんですよね。

 

なので、この考え方お勧めですので、ぜひ上の記事を読んで理解してみてください。

 

 

また、「収入源を増やしたいけど何をしていいか分からない」という方は下の記事でヒントがあるかもしれませんので読んでみてください。

 

サラリーマンにおすすめなネットを使って在宅でできる副業を紹介!
「副業したいけど何をしていいか分からない」「会社の給料が低いから副業を検討している」こんな考えを持たれている方は実際にかなり増えてきてます。副業に関して、最近では企業側も関心を持たれるようにもなってき...

 

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