証券関連業務やその支援をしている子会社・ 関連会社の管理をしている『大和証券』。
大和証券は本の大手証券会社の1角でもありますから、投資について少しでも知識がある方なんかは大和証券の名前は聞いたことがあるかと思います。
そんな大和証券のが今月(9月)に配当・株式優待の権利日があるということですので、ここでは簡単に『優待の内容・業績・チャート』について書いていこうと思います。
大和証券の株主優待はどんなモノ?
ここでは「大和証券に投資をするとどんな株主優待が得られるのか」について書いていきます。
大和証券の株主優待の内容
大和証券の優待は年に2回(3月・9月)に
から選択して受けとることができます。
大和証券の優待内容は下のとおりです。
優待内容1.地域の名産品(2,000円相当)
2.「ダイワのポイントプログラム」の交換ポイント(2,000ポイント)
3.会社四季報(1冊)
4.寄付(2,000円相当)
5.地域の名産品(5000円相当)
6.「ダイワのポイントプログラム」の交換ポイント(5,000ポイント)
7.会社四季報(2冊)
8.寄付(5,000円相当)
そして、株式保有数に応じて受け取れる優待が変わります。
・1,000株~2,999株:上の1~4から1つ選択
・3,000株~4,999株:上の1~4から2つ選択
・5,000株~9,999株:上の5~8から1つ選択
・10,000株:上の5~8から2つ選択
配当+優待の「総合利回り」は?
大和証券の総合的な利回りはどんな感じなのでしょうか?
長期の株式投資を考えている方はここの部分が気になりますよね。
現時点では、公式では9月の配当金の情報は公開されていません。
なので、配当利回りは出すことはできません。
大和証券グループの優待利回りは、最低株保有数が1,000株で考えた場合、年間「4,000円相当」ですから、優待利回りは「0.78%」となっています。
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大和証券の業績はどんな感じ?
次に大和証券が公開しているデータで簡単に分析していきます。
大和証券の業績を確認する
大和証券の業績を確認してみましょう。
下は2014年~2018年の業績表になります。
引用:財務情報
上のデータでは営業収益は2018年が最大値になっていますが、当期純利益に関しては最も低い業績となっています。
そして、下は最新の決算短信になります。
2019年3月期の前年比では売上高は「9.7%」ですが、四半期純利益は「-4.4%」と若干業績が落ち込んでいる状態です。
加えて、2020年3月期と前年の業績予想では売上高は「+3.5」ですが、四半期純利益は「-13.3%」とさらに業績が落ちている状況になるとされています。
大和証券の参考指数を確認する
引用:Yahooファイナンス
上のデータだと大和証券のPERは公開されていませんね。
大和証券のPBRは「0.65倍」になっています。
PBRは「1倍」を下回れば割安といわれていることからPBR的には”十分に割安”だといえますね。
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大和証券の『株価』はどんな感じ?
下の株価チャートは大和証券の直近5年間(2019/09/20 15:00時点)のチャートになります。
引用:SBI証券
大和証券は今では「500円」付近ですが、1990年ごろは「2500円」に達していたような銘柄です。
ですが、相場のもみ合いで大きく上下してきたものの、時間が経つにつれ、トレンドの高値が下がっていき、結果現在の「500円」付近にまで下がっていきました。
そして、上の5年間のチャートでは、やはりレンジ相場に似た動きを見せながら、徐々にトレンドの高値を引き下がり、今の株価となっています。
ですが、2019年9月の上旬には『自社株買い』や『クレディセゾンとの資本業務提携』などの投資家にとってプラス情報が発表されたこともあり、現在の市場は上向きになっていたりします。
しかし、このチャートだけをみると、移動平均線的にも市場は下向きですし、2019年の8月で「400円」付近まで迫っていることから、今後も下落していく可能性も十分にありそうですね…。
まぁ現段階でも他社と比べて十分株価は低いですから、下がらなくなって横ばいになるか、どこかのタイミングで「株価は下がりきっただろうから買い時かもな」と考える投資家が増えて株価が上がっていくかもしれませんけどね。
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大和証券のまとめ
本記事の大和証券の内容のまとめは下のとおりです。
・9月の優待内容は最低株保有数であれば「2000円相当の優待品カタログ」である。
・業績は売上高は増収となっているが、2018年度と最新の決算短信の当期純利益は減収となっている。
・現在の株価チャートは9月初めのポジティブな発表があったこともあり、上向きとなっている。
大和証券は証券関連業務やその支援をしている子会社・ 関連会社の管理を行っている日本大手証券会社です。
そんな大和証券に投資を行うと2000円相当の商品」を受け取ることができ、その利回りは「0.78%」となっています。
業績的には2018年も最新の決算短信の業績予想も減益となっており、少々経営状況が順調とは言いづらいモノとなっています。
ですが、今年の9月に入って自社株買い』や『クレディセゾンとの資本業務提携』など投資家にとってプラスな印象を与えるような発表があったこともあり、株価は上向きに切り替わっています。
ですので、大和証券の今後の株価上昇を期待して投資するかは自己責任で判断してみてください!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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