夢を持っていなくても、「こんな人になりたいなぁ」と自分が憧れている人がいるかと思います。
それは現段階でのあなたの夢に似た目標でもあると言えます。
俳優やモデル、ドラマやマンガのキャラクターといった様々だと思います。
そういった具体的な憧れの人がいるのであれば、その人をしぐさや考え方を真似してみるのも良いかもしれません。
夢を実現する第一歩は『真似ること』
夢が具体的にある方は、その分野で成功されている方やカッコよいと感じている人に”なりきること”が確実に実現に近づく方法だといえます。
別に人じゃなくてもなんでもいいです。
職業だったり、マンガのキャラクターでも、これができたらカッコ良いよなといった感じで結構です。
憧れるものが見つかったら、それを強くイメージして、一日寝るまでずっと考え続けるんです。
そして、一日の中の行動すべてに「この人だったらこうするだろうなぁ」と考えながら過ごすのです。
初めはぎこちないことから、周囲に不審がられたり、痛い目で見られるかもしれません。
ですが、やっていくうちに、その行動自体が自分の行動に変わり、自然体でいられるようになります。
こうなれば、周囲がなれるのか、それとも違和感がなくなるのかは分かりませんが、自分が変わったことに気づく機会がきっと来ます。
これはよく、スピーチや面接など人前で緊張しないために使われる手法です。
自分の憧れている人になりきることで、自分を俯瞰して見ることができ、不自然な行動をとらなくなるというわけです。
また自分が魅力的に感じる人の真似をしているわけですので、自信をもって行うことができると言われています。
このように日常的に真似ることで、自分の中に刷り込まれていき、いつの間にかそういった人物の状況や思考に近づいていくのです。
私が憧れる人
私が20歳の頃、芸能人の小栗旬さんが演じたリッチマンプアウーマンの「日向徹」に憧れていました。
一般とかけはなられた立場に立ち、人を魅了し、世界に影響を与える可能性を秘めた日向徹というキャラクターにとても魅力的に感じたのです。
それからというもの、何度もそのドラマを観て、その人の真似をして、この人だったらこうするだろうと考えながら行動するようにしていました。
これが私の理想像であり、目指す目標であり、進み続ける原動力となったのです。
これがきっかけで、大学の就職活動中に自分が本当にしたいことは何だと考えたとき、専攻していた分野関連ではなく、IT業界に変更して進み始めたのです。
「ただ単に真に受けただけでは?」と感じる方もいらっしゃるかと思います。
ですが、その時には、IT業界の将来性やエンジニアの需要、自由度の高い技術であると確信を持っていました。
その理想像を追って行動し続け、それに必要ないことは一般から外れてでも取り組むようにするようになりました。
そして、常に成長を意識して行動し続けるようになりました。
また、無駄なものに時間をかける勿体なさ、たくさんのことにチャレンジできる機会の尊さを理解できるようになりました。
それ以降、何年も経ちますが、ずっと行動し続けているので、現在では自分ができることが一般の方より、多いと自信をもっていうことができます。
『真似る』ことで得られたもの
憧れの人の真似をしていたことで「自分を他から見たら、こんな感じに人の目に映るのかな」といった、客観的に自分自身をみられるようになりました。
つまり、”自分自身の現実自体を客観的に考えられる”ようになったということです。
良くも悪くも、自分自身を客観的に見れれば、自分の置かれている状況を把握することが可能です。
自分は正しいと思ってやっていることが、ただの思い上がりに過ぎないなんてことにならないようになるわけです。
こういった、自分がしていることが自己満足にならないように、軌道修正をしながら確実に物事に取り組むことができるようになったということです。
また、ツラいことがあっても、成果が上がらないときでも、良い意味のポジティブでいられるようになりました。
例えば、「これがドラマだったらこの試練は成功するために必要な通過点に過ぎず、これを乗り越えることができれば、今の現状は打開できるに違いない!」みたいな。
良くも悪くもポジティブにとらえられるようになることで、精神衛生上によく、自分を変に追い込むことがなくなりました。
そんな考え方になってからは、失敗することが怖くなくなり、恐れることなく新しいことにチャレンジできるようになりました。
不安でグダグダ悩む時間が無くなったことで、その一歩を踏み出すまでの時間が短縮できたのも良い点ですね。
やってやれないことはない
そんな行動をし続けていたら、いつの間にか昔の自分ができないだろうと思っていたことができるようになっていました。
これに気付いた時、すごく自分自身に可能性を感じました。
こういう考え方にならないで、昔のように何も考えずに、同じ一日を繰り返す日々を過ごしていたら、薄っぺらな自分のままだったと思います。
昔無理だったことができるようになっていることから、”何事もやってやれないことはない”と心の底から思えるようになりました。
ただ一歩踏み出すか踏み出さないかで、ここまで違う結果が待っているのであれば、やらないに越したことはありませんよね。
周りから否定されても、結局うまくいったら手のひら返しなのだから、そんな人のことは考えなくて良いのです。
自分が抱いている目標に、ひたすら突き進めばいいのです。
この先には、自分が考えられる以上に苦労することがあるけど、確実に自分が欲しかったものが待っているのです。
そのため、常に困難にぶち当たった時には「やってやれないことはない」と余裕を見せてやればいいのです。
人生はハッピーエンドで終わることが大切
今現在、退屈な日々、ただ生きるだけの日々を過ごされている方々。
今の現状を続けていて、その先に何があるかが明確にイメージできているでしょうか?
その先が見えていない方は、今の生活を変えなければ、何処にも行きつかない人生になってしまうと思います。
ですので、大きく変えなくても良いので、自分の好きなことの勉強やチャレンジをしていってみてください。
周囲の目なんか気にしてたら、何も成し遂げないまま人生が終わるだけです。
そんな人の価値観で生きていることは他人の人生を生きているのと同じことだといえますからね。
自分で考えて選択して行動し続けることで初めて自分の人生を生きていることになります。
人生の最期に「あの時こうしておけば良かったな」なんて思わないためにも、ハッピーエンドで追われるような人生を送る努力をしていきましょう!
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