どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
本記事では『すぐに退職を検討すべき企業の特徴』について書いていきます。
本記事の内容はメンタリストDaiGoさんの動画『今すぐ転職すべき職場ランキングTOP7〜心身崩壊するブラック企業の特徴』を参考にしています。
勉強になった方は、ぜひメンタリストDaiGoチャンネルを登録してみてください。
※本記事では本動画で紹介されたデータに対して、ボク個人的な考えも合わせたモノになります。気になったら本家の動画も視聴してみてください。
前提:ブラック企業の特徴【トップ7】
南フロリア大学で『心身ともに壊されてしまう企業の特徴』について明らかになった研究があります。
この研究は「仕事上のストレスと健康について調査された先行研究の中から、質の高い72件の研究を精査したメタ分析」になります。
その研究結果で明らかになった『心身ともに壊されてしまう企業条件トップ7』は下の通りです。
1位:仕事上の制限が多い
2位:役割の衝突
3位:ネガティブコミュニケーション
4位:作業負荷が高い
5位:役割が曖昧
6位:コントロール感の不在
7位:長時間労働
上の条件が1つもしくは、複数満たした職場で働いている方は転職を考えるべきかもしれません。
では、本記事では上のトップ7について説明していきます。
7位:長時間労働
”拘束時間が長いと体を崩しやすい”とのこと。
この事実に関しては、あらゆるところで問題として取り上げられているので、誰でも理解していることだと思います。
長時間労働は『過労死』などの比較的直接的に命を落とすリスクが高いと言われています。
「休息時間が少ない」といった体と精神を休ませる時間が極端に少なくなってしまうことが理由だといえます。
会社員の中には「朝早く出勤して、夜遅くに帰る」なんていう人もいます。
コレでは体を壊してしまうのは当たり前ですよね。
ボク的にはこの問題は「トップ3には入るのかな」と思っていました。
こういった直接的な問題が7位というのは意外ですよね。
6位:コントロール感の不在
『コントロール感の不在』とは裁量権がないということです。
つまり、”業務の中で自分の考えや個人で判断し処理することができない状況が多い”ということです。
コレは「自分が選択している、自由である」という実感が得られないことによる問題なわけです。
出勤時間から仕事のこなし方まで「自分の意思が関与しない」という状況が従業員にストレスを与えている。
コレが逆に、ルールが最小限に設けられている環境で「結果を出せれば、自分の得意な方法で仕事をしてもOKです」というのであれば、やりがいや独自性(自分にしかできない仕事)も生まれ、仕事でも充実感が得られると思われる。
「自分で選択できない」という状況が続くと、精神的に窮屈に感じるモノです。
それこそ、精神的に病んでしまうなんてことにもなりえます。
ある程度の会社でのマニュアルは誰もが一定のパフォーマンスを発揮するためには必要だと思う。
しかし、「すべての人間にそれを当てはめよう」というのはボクは問題だと思う。
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5位:役割が曖昧
「自分は会社に貢献できているのか」
「自分は必要とされているのか」
こういった考えを普段から抱いており、もしかしたら苦しんでいる人もいるかもしれません。
そして、この考えが生じやすい理由に”役割が曖昧”があります。
また、この『役割が曖昧』というのは”社員の疲労感に最も相関した”とのことです。
組織で働く以上、『貢献』や「役に立ちたい」と考えるのは当然です。
だから、「自分は〇〇の役割を担っている」と具体的な目的があって組織に所属しているという実感によって、この欲求は満たされると思います。
しかし、ここでの問題は具体的に自分の働きの意味が理解できず「自分がいる理由が分からない」と感じてしまうことにあるといえます。
なので、会社から「この仕事は必要で、コレをしてもらえると助かる」と明確な業務内容、役割分担がなされている必要があります。
そして、「自分は会社の売上に貢献できている、支えになっている」という実感が得られていることが大切というわけです。
その逆で、それらが全く実感できず「自分のしていることは本当に必要なのか?」という疑問を持ってしまうような職場環境であると健康を害する可能性が高まるということなんです。
「役割が明確になっていない」というのは、常に「何をしていいか分からない」という気持ちになります。
加えて、自分の役割は会社での自分の立ち位置を表すモノですから、常に仕事に対して不安を抱くことになるかと思います。
4位:作業負荷が高い
7位には『長時間労働』という「時間量」に関わるモノがありました。
しかし、その時間よりも『労働量が多い』ほうが健康面に悪い影響を与えるという結果が出されました。
その理由になるのが「時間が足りない」という感覚なんだそうです。
たぶん、会社員の中には「毎日こなすタスクが多すぎる」という人がいるかと思います。
そして、そのタスクに対して『ギリギリの期限付き』という条件があるモノです。
こういった「時間が足りない」という感覚を抱くような”時間に追われ、かつ労働量の多い仕事”が健康を害すということなんです。
そう考えると、仕事に慣れていないという人は厳しいかもしれません。
それは「誰もが通る道なので頑張ってください」としか言えません。
ですが、考えなければいけないのが”シンプルに仕事量が多い”という人です。
特に上司からガンガン仕事を流されてしまう状態は避けるべきです。
きっとそういう人は給料の割に合わない働きになっていると思われます。
なので、当てはまる方は環境の改善に取り組み始めましょう。
他人に急かされると「早くやらないと…」と慌てます。
その慌てている状況に常にイライラしてしまうんですよね。
そりゃ、日常的にストレスも積もっていきますよね…。
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3位:ネガティブコミュニケーション
会社では人間関係の問題が多くみられます。
この人間関係自体が悩みになったりします。
会社では勤続年数や出来高に応じて、上下関係が生まれます。
そんな中で上司や同僚から罵られたり、惨めな思いをすることがあるかと思います。
こういった『ネガティブなコミュニケーション』が研究ではかなりの健康を害するリスクが高いされています。
そして、この問題によって健康を害する大きな理由が”不眠が引き起こされる”ということです。
経験がある人も多いと思いますが、日常的に人間関係に苦しめられていると不安や恐怖によって眠れなくなります。
人間の健康には『栄養補給・休息』はとても重要であり、コレを損なうと健康を崩す危険性がかなり高まります。
こういった睡眠の質を下げるような職場環境でいることは健康を大きく害すことに繋がるわけです。
職場での人間関係が悪いことを、かなり深刻に捉えてしまいますよね。
「明日もあの場所に行かないといけないのか」
「次も怒られるんだろうな」
なんて考えていたら、夜も眠れなくなります。
ちなみにストレスを解消する最も効果的な方法が『睡眠』です。
※「眠ったら怒りがどこかにいく」というのは、それが理由です。
なので、その睡眠が十分にできていないとストレスが一方的に増えていってしまいますので、要注意です。
2位:役割の衝突
仕事の中で矛盾に直面することがあるかと思います。
そして、その代表的な原因として”自分に対する指示系統が複数ある”という状況です。
「Aさんには〇〇をしろと言われたけど、Bさんには△△の指示を受けた」
「どっちをやればいいんだろう…」
こういった「複数の指示系統の衝突により、自分のすべきことが明確にならない」という状況が健康を害するリスクを増加させるんだそうです。
そして、その場合、矛盾に加えて『マルチタスク』といった複数のタスクを同時にこなす必要もあり、精神的なストレスに結びつくと考えられます。
そして、”役割の衝突により、消化器官の不調に大きく関係している”とのことです。
よく「ストレスで胃に穴が開く」なんて表現がされますが、ソレです。
組織の正しい形本来、指示系統というのは1人1つのルートが好ましいです。
というのも、会社の上の立場からスムーズに意向が伝わるからです。
「上司同士の連携が取れていない状態で指示を出される」
コレは部下からしたらかなりの負担ですよね。
それに非効率的過ぎて「この会社大丈夫かな?」って感じですよね。
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1位:仕事上の制限が多い
「やりたいけど、やらせてもらえない」
この感覚は”疲労感と消化器官の不調と相関している”とのことです。
そして、こういった”仕事上の制限が多い状況が最も健康を害する職場環境”なんだそうです。
それも「成果に結びつく確信を持ちながら、それをやらせてもらえない」というのは精神的なストレスになるのではないかなと思います。
【参考動画では】
プロジェクトでは上手活かせる方法を知りたいが必要なモノを用意してもらえなかったり、情報提供を拒まれたりすることが挙げられています。
加えて、必要がないと思っている『くだらない会議の出席』や『書類仕事』を求められたりと、上の立場の人間に重要なことに時間を割けない状況も原因だと言っていました。
会社員だったら「会社のルールだから…」という曖昧な返事に直面することが多いと思います。
こういった自分が納得いかないことで、自分の正解を拒まれるというのは、かなりのストレスです。
この状況が普段からあるのだとしたら、日々ストレスを蓄積していっていることになるわけですから、健康を害するの納得がいくかと思います。
労働時間・量といった直接的な問題よりも、『仕事上の制限が多い』といった精神衛生上が悪い状況が最も悪いというのが研究結果でした。
この研究から「目に見えるモノよりも見えないモノに目を向ける大切さ」を学びましたね。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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