優柔不断になる明確な原因と対策方法を知り、決断力を身につける

マインドセット

 

あなたは他人から「優柔不断だよね」と言われたことはありませんか?

普段のちょっとした選択でも悩み、判断するまでに時間を費やしてしまうなんてことはありませんか?

これは時には人を苛立たせ、時にはチャンスを掴みそこなうことに繋がりかねません。

そんな優柔不断な自分に嫌気を指し、優柔不断を解消しようと努力されている方もいらっしゃるかと思います。

 

本記事では、そんな優柔不断の原因と対策をご紹介したいと思います。

 

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優柔不断の原因

 

まずは優柔不断の原因を知る必要があります。

原因を知らなければ、優柔不断の根本的な解決することはできません。

ですので、これから優柔不断の原因を紹介していきたいと思います。

 

優柔不断になってしまう、主な原因は下記の3つだと推測されます。

 

自分の判断に自信がない

優柔不断の原因で最も多いのが「自分の判断が正しいかどうかも分からない」という不安感が挙げられます。

これは、自分の人生の中で決断した経験が少ないことから、自分の判断に確信が持てないのです。

学生の頃から、しっかりとした考えを持った人の指示に従っているだけで、自分で考えて行動してこなかったことが過去の背景にあります。

 

つまり、

”他人に選択を委ね、責任を負わない楽な選択をしてきた”

ということです。

 

今まではそういった指示を出してくれる人がいて、その指示に従っていれば、その選択が間違いであれば、その指示した人のせいにできる状況が作れていたから、楽だったと思います。

ですが、大人になれば、個人で判断し、それだけ責任を負わなければいけなくなります。

その自分で物事を考えることを放棄してきたツケが回って、現在判断がはっきりさせることができないのです。

 

常に最善の選択をしようとしている

自分で判断をしてこなかった方は、何が正しいのか分からないので、大したことでもない物事でも、なんでもかんでも最善な選択をしようとして、なかなか決断できないことがあります。

レストランに行けば「これも食べたいし、こっちもいいな」と小さな物事に対して、なぜかこの場面でも最善な選択をしようとします。

プライベートで相手に「優柔不断だな」と思われるのは、こういった小さな物事に対しても悩んで決断できない人ですよね。

 

これは今までも自分で決断してきた人にも陥りやすいことでもあります。

今まで決断してきて、失敗した経験がある人は、失敗しないための最善な選択をしようと必死に悩むのです。

これは悪いことではありませんが、度が過ぎると優柔不断だと思われても仕方がないです。

 

他人の評価や見え方を気にしすぎている

自分がしなければいけない決断の答えは出ている。

だけど、「現状の空気」、「身近な人たちの判断の逆」といった外的な要因が優柔不断の原因になってしまうことがあるのです。

これは人間関係を良好に保とうという、社交的な方に多いのではないかと思います。

「自分がこの行動をとったら、周囲からの印象は悪いよね…」と考え、常に消極的な行動しかできなくなってしまいます。

 

これが正しいと考えている方は、

”周囲の判断に委ねることが最も正しい選択”

になってしまっているのです。

 

これでは自分で決断はすることができるわけもなく、自分が優柔不断だと感じてしまう原因となります。

 

 

優柔不断の対策方法

自分の優柔不断の原因が理解できたら、次はその原因に適した対策が必要です。

ここで紹介する対策法をすべて理解し、意識的に行動できるようになれば、優柔不断を解消できるに違いありません。

ですので、もしかしたら原因問わず、すべてを普段の生活に活かしても良いかもしれません。

 

自分で選択して成功体験を積む

これは優柔不断の対策法で最もポピュラーなモノであり、「自分の判断に自信がない」の対策になるといえます。

結局は、優柔不断になってしまうのは、他人に判断を委ねてきたことで「責任を負う」「物事を考える」を放棄してきたことによるところが大きいのです。

それならば、他人に頼らず、自分で責任を取らなければならない状況を常に作りだす必要なわけです。

そして、自分の判断で成功できた経験を積んでいくのです。

そうすると、「自分で判断して成功できるのだから、難しいことでも自分の判断で乗り切ってやるぞッ!」といった姿勢になることができるのです。

 

そのためには、主体性を持つ、つまり、何も分からない状況でも自分で考え、判断し行動するということです。

まずは、責任が小さいプライベートなどで、「友人と遊ぶときは、スケジュールを立てて実践して楽しませる」とか「相手が好みそうな食事を自分で決めて喜んでもらう」といった小さな責任を負って行動していくことが良いかと思います。

 

絶対に正しい選択があるとは思わない

「常に最善な選択をしようとしている」に関しては、考え方を変える必要があります。

そもそも、すべて場面で正しい選択ができる人なんていません。

能力のある成功している起業家でさえ、事業に失敗しますし、すべての資産を失うことだってあります。

そんな能力がある方ができないような高度な能力を求めるのは、あまりにも自分の能力を過剰評価しすぎのような気がします。

 

つまり、「常に最善な選択をしようとしている」対策法としては

”失敗は誰でもするのだから、失敗を恐れない強い意志を持つ”

ということになるかと思います。

 

ですので、小さな選択であれば、失敗しても良いのだから、「ハズしてもいいんだ」と軽い気持ちで自分のしたい選択をするば良いのです。

ですが、重要な選択であれば、十分に悩めばいいと思いますし、それを瞬時に判断するなんて、危険な考えです。

そういった場合は、悩みすぎるのは問題ですが、自分が後悔しないように十分に考えてから決断すれば良いだけの話です。

その重要な選択で考えているときに、周囲から「優柔不断だな」と言われようが、考え抜くようにしてください。

責任を負うのはあなたなのだから、外野がガヤを気にする必要はありません。

ですが、失敗しても命まで取られることなんてことは、私たち日本人の生活にはほとんどないですよね。

それなら、どんどん挑戦して行動に移して、とことん失敗して経験を積めばよいのです。

嫌になるほど失敗して、その都度考えていれば、嫌でも自分の最善の選択ができるようになります。

こういった心持ちでいるようにしておけば、小さなことで悩むことはなくなると考えられます。

 

自分を裏切る選択をしない勇気

 

確かに「空気を読む」ことは必要な時があります。

ですが、一般の人は常に周囲に同調することが正しいと考えています。

だから、常に後悔をしていますし、常にストレスを貯め込んでしまっているのです。

 

ですので、「他人の評価や見え方を気をしすぎている」の対策法は、

”自分の人生においての優先順位をしっかりとつける”

ということです。

 

これは他人に迷惑をかけないのであれば、ほとんどの場合が自分の正しいを優先できるかと思います。

それでも、時には、周囲をも巻き込むような判断をしなければなりません。

その場合は、自分だけでは決めてしまうと、周囲から批判されることがあります。

ですので、周囲が関係する場合は、そもそも自分だけで判断するということはしてはいけないわけです。

 

こういったことを除けば、自分の意思を大切にする、もしくは自分の大切な人の意思を大切にすることが望ましいです。

 

自分のルールを作っておく

この方法が最も多くの優柔不断の方への対策法になるかと思います。

 

瞬時に物事を判断できる人は、「この場合、こうするんだ」と自分のルールを設けています。

例えば、「女性が男性に傷つけられていれば助ける」といった自分ルールを設けたとします。

これは誰が考えても、か弱い女性が力が強い男性に傷つけられているわけですから、正しくないことだと理解できますよね。

そして、その場にいれば、女性を守るための行動に移せなかったら、後々後悔することは目に見えているかと思います。

こういった自分の中の”正しい”と考え、”後悔”すると思う物事には自分のルールを作っておくのです。

そうしておくことで、その場で瞬時に決断し行動することができるのです。

 

レストランに行った時も同じです。

初めて行くレストランで、自分が食べるメニューを決めるときに悩んでしまう場合は、「自分が食べたことがない料理を食べる」を自分ルールにしておくのです。

それでも、選択しきれない場合には、次に「普段の食事では食べられないものを食べる」というルールも設けておくことで、少しの時間で判断することができます。

これで、お腹がすいている状態の相手を怒らせることが少なくなるでしょう。

 

このように自分のルールを設定しておくと、考える時間が短くて済みます。

時には、これを無意識に行い、瞬時に判断し行動に移せるようにもなります。

 

そんな自分ルールを設定するときに大切なのが、

”結果関係なしに、自分が後悔しないルールを作る”

ことです。

 

そして、その自分のルールに絶対に従うようにするのです。

そうすると、「こうしなければいけない」と自分で思ったことをしなかった、つまり後悔する選択をしてしまったということになります。

そうなれば、リスクを恐れて「自分がしたいこと」を避けたら、必ず後悔することが瞬時に理解することができると思います。

また、物事を決断するときの判断基準が決まっているので、そもそも悩むことなく、機械的に判断するような形になります。

 

これにより、決断するまでの時間が短くなりますから、優柔不断なんて思う者はいなくなるわけです。

 

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