どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
ボクがフリーターだった頃に一人暮らしをしていました。
その経験で言わせてもらえば、「フリーターには一人暮らしをお勧めしない」です。
なので、本記事では題名にもある「フリーターの一人暮らしはおすすめしない」について解説していきます。
ですので、これから「正社員→フリーター」「実家暮らし→一人暮らし」という方は最後まで読んでみてください。
もしも「フリーターでも一人暮らしできるの?」という疑問がある方は下の記事で解説しているので読んでみてください。
では、さっそく「フリーターが一人暮らしをすべきではない理由」について書いていきます。
はじめに:フリーターの一人暮らしの費用は?
まずは「一人暮らしをする際にかかる費用」について書いていきます。
フリーターの一人暮らし1か月の費用
ボクがフリーターだった頃の生活費は下の通りです。※社会人からフリーターになった翌年のデータ。
税金 | 多めに60,000円 | 「国民健康保険+市民県民税+年金」 去年の年収300万だった方 人にもよりますが年に70万円払うと思っていれば良いのでは? |
家賃 | 40,000円 | 関東でも駅から離れれば、安くて良い物件があります。 |
光熱費 | 15,000円 | 夏場は扇風機、冬場は重ね着で対応 |
携帯代 | 2000円 ※当時は6000円程度 | 格安SIMならかなり安く済む。 |
ネット代 | 4,000円 | 持ち運びwifi これなら喫茶店でもノートパソコンで作業もできる |
食費 | 20,000円 | 基本的に自炊 |
上を見れば分かりますが、ボクが1か月間の生活費は大体「月13~14万円」でした。
たぶん、コレぐらいないと”人間らしい生活はできない”かと思います。
上の生活費で生きていた時期はギリギリ生活ができている状態でした。
初めの1か月はモチベが持つからいけますが、そのあとは「なんでこんな生活送ってんだ…」と精神的にキツくなっているかと思います。
入居初期費用も結構イタい
おまけですが、賃貸探しをされている人なら知っていると思いますが、入居時にもお金がかかります。
つまり、フリーターが一人暮らしをする最初のハードルといえます。
【初期費用】
・敷金:1か月分の家賃
・礼金:1か月分の家賃
・仲介手数料:1か月分の家賃(安くできるかも)
・諸経費:1か月分の家賃
一般的に「賃貸の初期費用は家賃4か月分」と言われています。
一人暮らしで初期費用が必要なので、フリーターでも貯金は必要になります。
この初期費用を貯めるのが結構大変だったりします。
ボクの場合、上の初期費用に加えて1か月分の家賃(滞納対策だと思う)も余計に支払っていました。※退去時に戻ってきた。
なので、入居後の数カ月は普段のバイトに加えて、単発バイトを入れて何とか凌ぎました(笑)。
スポンサーリンク
フリーターの一人暮らしをおすすめしない理由
上で紹介した生活費を踏まえて、フリーターの一人暮らしはおすすめしない理由を解説していきます。
バイト漬けになる
バイトをしている時間は人生において、ほとんどが無意味な時間になります。
にもかかわらず、フリーターは生活費を稼ぐためにたくさんバイトをしなければなりません。
労働しまくりの日々を過ごすことになる
アルバイトの賃金は低いです。
なので、フリーターは生活費を稼ぐためには、大量の時間が必要だったりします。
そうなるとバイトに時間を割かれ、”ただバイトだけをしている生活”となってしまいます。
ボクも一時期はバイトだけの生活を送っていました。
1年経って友人たちが「周りが企業の待遇が良くなった」「部下ができた」と前進している中、「自分は何も変わっていない…」と周囲と比較して嫌な気持ちになったことがあります。
もしも、時間を作って夢を追うためにフリーターになったという人は、逆に目標に向かう時間がなくなるかもしれません。
また、今まで実家暮らしだった人は遊ぶ時間が無くなるかと思います。
生活のほとんどをバイトに充てるのが一人暮らしのフリーターです。
バイトをしていても人生には良い影響は与えない
悲しいですが、バイトだけをしていても人生は好転しません。
バイトは単純作業で能力値が上がらないことに加えて、時給は何年経っても低いままです。
だから、バイトという労働環境を維持しても悪くなることはあっても、良くなることはありません。
なのに、生活費のために毎日の大半の時間をバイトで浪費しながら生きていかなければならなくなるのが、フリーターの一人暮らしです。
ボクはバイトで生計を立てながら、余った時間を使ってプログラミングや投資などに注力しました。※睡眠時間2時間で過ごした。
そして、ボクはこのプライベートの時間で取り組んだことがうまくいって稼ぎが生まれ、人生は上向きになりました。
ですが、もしも何もせずに過ごしていた場合、たぶん「いい歳した定収入フリーター」になっていたかと思います。
プライベートの時間を使って有益な経験を積んでいれば、状況は好転する可能性があります。
しかし、ただバイトだけをしているだけの人はアルバイトという低い位置で状況が維持されます。
そして、最悪の場合は年齢の影響でバイトに雇ってもらえなくなったり、「就職しよう」と考えても採用してもらえないという状況が続くと考えてよいでしょう。
ボクがやっていた夜勤の単発バイトでは高い年齢の人が多く、夜勤バイトを何十年も続けている人が集まっていました。
でも、それだけの期間、毎日1時間でも目的を持って行動をしていれば、間違いなく状況は好転していたと思います。
ストレスが溜まりまくる
フリーターは一人暮らしは心を癒す時間・お金すらありません。
だから、その期間が長くなれば、それだけ精神が爆発するリスクが増えていきます。
自由に買い物ができない
一人暮らしをするだけの毎月の支出はフリーターにとっては大きな金額になります。
だから、毎月生活していくだけでも精一杯になるかと思います。
そして、そのギリギリの生活の中では「自由になるお金が少額」になります。
そのため、”なかなか自分の欲しいモノが買えずにイライラする”ことが多くなるかと思います。
【ボクがイライラしたこと】
・少額のお菓子や飲み物すら日ごろから我慢する
・友人と外出時にはお金が足りるか不安になる
・少し高いモノを買うために何か月(下手すると年単位)も節約しなければならない
つまり、「実家暮らしや正社員なら少し我慢すれば買えてしまうモノ」も、「フリーターからしてみたら大きな買い物」となってしまう。
買い物をすることでストレスを発散させることができることもあります。
しかし、フリーターで一人暮らしの場合、使えるお金がないことから、好きなも本当に必要なモノも買えなくなってしまうことがあります。
ボクは使っていたパソコンが壊れたときには死にかけながら貯めて購入しました。
ギリギリの生活費から2万円分削って5か月間はキツかったです。
軽んじられながら長時間働かなければならないかも
上の「バイト漬け」でも書きましたが、一人暮らしのフリーターは低報酬で生活費を稼がないといけないので時間はありません。
もしも、今しているバイト上で不満があり、嫌々働いているとしたら、その時間分、毎日精神的なダメージが蓄積されていきます。
もしくは、フリーターという立場で軽んじられ、直接的でないにしろ、周りの視線からストレスを感じるかもしれません。
つまり、フリーターの一人暮らしは大量に働かないといけないが、その際には毎日長時間ストレスを受けるバイトを強いられるというわけです。
工場・倉庫作業バイトといった退屈な業務内容すぎて時間の流れが遅く感じるバイトをしているときは地獄でした。
「自由にしゃべることができない」「一定の機械的な動き」で時計ばかり確認しているような仕事に毎日時間を割いていました。
コレで一時的に病みかけました(笑)。
ストレスがかかるバイトが週に2、3回なら耐えられるかもしれません。
ですが、それ以上になると精神崩壊を起こす可能性があるので、本当に注意したほうがいいです。
まぁ、一人暮らしの場合は「ストレスから避けられない」のが実際のところなんですけどね…。
スポンサーリンク
目的がないなら就職したほうが人生バラ色
一人暮らしするなら正社員になったほうがいいです。
ボクの経験では、フリーターで一人暮らしは過酷すぎました。
ここでは「一人暮らしをするなら正社員になったほうがいい」という理由について解説していきます。
正社員の収入なら一人暮らしは余裕です
当たり前ですが、正社員の収入なら独身であれば余裕で生活ができます。
入社一年目であれば遊ぶお金が若干残る程度かもですが、大抵はボーナスで潤います。
加えて、『税金』は給料から天引きされ、ほとんどの正社員は税金を気にすることはありません。※気にならないほどの収入がもらえるということ。
ボクが新卒で就職したときには東京付近の賃貸に住んで、一人暮らしはできました。
加えて、ボーナスがあったので、欲しいモノは大抵買うことができましたね。
そして、大抵は勤続年数で給料が上がっていくので、さらに稼ぐのが楽になります。
一生懸命バイトして生活費を稼ぎ続けるフリーターよりも、正社員のほうが楽でお得でいいです。
平日は夜、休日は全日が自由時間である
ある程度の正社員は週休二日だと思います。
なので、確実に休日の二日間は自由な時間を確保することができます。
加えて、平日でも勤務時間が終われば自由なので、友人と食事や遊びに使えます。
学生の頃は「社会人になったら遊べない」と思っていました。
でも、実際は平日の夜は飲みばっか行ってたし、休日は学生時代と同様自由に過ごしていました。
シンプルに稼ぐ効率が違うことから、正社員とフリーターでは労働時間が違います。
正社員の中には会社に半ば強制で残業させられ時間がない人もいるかもですが、現在はそれは少数派です。
フリーターは生活費を稼ぐためにバイトに勤しみます。
ですが、正社員は決められた時間働き、他の時間はお金を使って遊べるのです。
場所によっては住宅手当や社宅があったりする
最近では増えましたが、企業によっては住宅手当や企業が借り入れている賃貸(社宅)があるので生活費が抑えられます。
「社宅なら割安の家賃で住める」「住宅手当なら何割か会社が負担してくれる」といった感じが多いです。
ボクの勤めていた会社は住宅手当で家賃の3分の1を負担してくれて少し良い家に住んでいました。
友人なんかは社宅で広くてキレイな家で社会人生活を満喫していましたね。
生活費の大きな割合を占める「家賃」を減らせることがあるので、正社員は生活が楽になったりします。
毎月すべての生活費をバイトで賄うフリーターとは、生きる難易度が違うというわけですね。
フリーターの就活なら就職エージェントに頼るべき
「フリーターは正社員になったほうがいい」と書いてきました。
しかし、軽口で正社員を勧めているにも関わらず、フリーターの就活は難易度が少し高めだったりします。
【フリーターの就活が難しい理由】
・フリーターに偏見を持っている企業もある
・能力がないと思われている(能力を証明しない必要)
・フリーター期間(空白期間)が長いだけ不真面目だと思われる
参考記事:フリーターはなぜ就職できない?
上がボクが3秒で思いついたフリーターがハンデになる理由です。
真面目に考えれば、フリーターの就活の難易度が高い理由は色々でてくると思います。
そして、個人で就活をした場合、フリーターのハンデをモロに受けることになります。
なので、フリーターの就活は就活のプロである”就職エージェント”に頼ったほうがいいのです。
詳しくは『フリーター向け就職エージェントサイトの選び方』で解説していますが、ザックリ言うと「あらゆるサポートで就活の効率化・成功率を上げてくれる」人たちのことです。
最近では正社員の転職でも「エージェント」というワードが頻繁に出てくるようになり、聞きなれているかと思います。
ですので、フリーターの就活で右も左も分からない人はぜひエージェントに頼ったほうがいいです。
ちなみにフリーターに特化した知名度の高い就職エージェントは下のとおりです。※無料です。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
フリーター・ニート向け就職エージェントサイトの選び方+おすすめ6選
フリーターにおすすめな副業6選【元フリーターのボクがやったこと】
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント