就職エージェントを「相談だけ」の利用はできるのか【経験者が語る】

本記事では「就職エージェントを”相談のみ”の利用はできるのか」という疑問に答えていきます。

また、ボクはフリーター時代に複数の就職エージェントを利用した経験がありますので、その経験も踏まえて説明していきます。

就職エージェントで”相談だけ”でもＯＫなのか

知名度の高い就職エージェントの公式ＨＰやよくある質問を確認すると「気軽に相談だけでも」という言葉も見受けられます。

ということから「”相談だけ受けにくる”という求職者の方もいて、それを許容範囲としている」ということになります。

だからといって、就活を全くする気がない人が利用するのは冷やかしに近い行為です。

「就活の方向性が決まらない」「自分に合った仕事はあるのか」といった就活での躓きを対処する目的などであれば、利用しても良いかもしれません。

注意必ず申し込みの時に「まずは相談だけ受けてみたいのですが～」を伝えたほうがいいです。

場所によっては、そのまま流れで次のサポート予定を伝えられたり、場合によっては求人紹介を行われてしまうことがあります。

むぅチャソ

ボクの利用時にはカウンセリングの後には「次のサポートについての説明や予定決め、さっそく求人を紹介される」といった流れでした。

ですので、「相談して、ハイ、さようなら！」はその場の空気的に難しさを感じますね。

カウンセリングを始める前に「今日はとりあえず就活に対しての相談だけお願いしたいのですが…」と前置きしていれば、相談後にスムーズに帰れるかと思います。

また、相談後に無理やり切り上げることも可能ではあります。

ですが、アドバイザーや雰囲気によっては、サポートを断りづらい状況になってしまうかと思います。

むしろ、そんな状況をあえて作るアドバイザーもいると考えられます。

就職エージェントは”利用者に合った求人紹介を行い、就職を成功させる”ことが目的としている。

だから、主なサポートを受けずに利用者を帰らしてしまうのは、アドバイザーからしたら「なんの時間だったんだ」と思うかもしれない。

正直の話、就職エージェントのサポートは無料です。

なので、「アドバイザーが作る流れに任せてやり過ごすのいいのかな」とも思っています。

そして、本当にサポートに興味が湧かなければ、その後サポートの継続を断ってもいいと思います。

就職エージェントは慈善団体ではありません。

ですので、相談後にサポートを受ける勧誘をし、就職させようとすることが一般的だといえます。

「求職者が相談にきた」ということはエージェントにとっては報酬を得るチャンスでもある。

できるなら、アドバイザーはそのチャンスをモノにしたいと考える。

求職者側も 「相談を受ける」ということは少なからず就活を始めようか悩んでいるという状態だといえます。

なので、相談にのってもらった結果、自発的にサポートを受けることもあるかと思います。

ですが、逆に相談してみて「個人で就活したほうが良さそうだ」と感じることもあるかと思います。

そういう場合は勧誘されてもキッパリと断ってしまったほうがいいです。

もしも、サポートを申し込む空気になって、仕方がなく受けることになった場合には、後日連絡が来たときに断れば良いかと思います。

相談後の勧誘を断った結果、今後その就職エージェントを利用することが出来なくなる可能性があります。

サービスを提供する企業では、利用者のデータを残すところも多い。

サービス提供状況を詳細に記録するところであれば、マイナスイメージのデータが残り続けることもある。

もちろん、丁重に断っておけば、今後必要になったときには、再度利用することができるかと思います。

ですが、サポートを断る際には「最悪の場合には今後その就職エージェントは利用できなる」ということは覚悟しておいたほうがいいかもしれません。

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