勉強をしない人は損をするのは世の中の道理
正直、学生時代の勉強を実践に活かせる機会なんてほとんどありません。
ですから、学生時代は偏差値の低い学校に行ってたことをコンプレックスに感じることはないのです。
人生を楽しむためには、どれだけこれまでの人生で実用的な勉強をしてきたかによるところが大きいわけです。
ですが、多くの人は学生時代のなぜ勉強するのかを理解していないのです。
その理由として、勉強をする意味を正しく理解できていない教育者が多いからだと考えられます。
そのために、学生になぜ勉強をするのかを教えてあげることができないのです。
また、学生時代の勉強が実用的でないために、必要性を見いだせないとも考えられます。
基本的に学校の勉強をそのまま使うことは難しいので、活かし方を教えなければ必要だと感じることはできないのです。
ですので、本記事ではなぜ勉強をしないことで、これからの人生でどんなことが起きるかを説明していきます。
01.勉強をしないと損をする
勉強をしないことで、物事を考える際に用いる考慮すべき情報が少ないと考えられます。
この世の中には、勉強をして知恵を身につけた人、つまり思い通りの人生を送っている方々がいます。
ですが、その人達が楽しく生活をするということは、ほかの誰かが不幸になっているというのが事実です。
これは勉強をしない人たちは、自分たちが不幸になる原因が分からないので、「運命なんだ」と考えるしかないわけです。
また、自分たちが搾取されていることに気づかないということもあります。
例えで考えてみましょう。
例えば、「知恵のある人」と「無知な人」がいるとします。
知恵のある人が「すごく儲かる投資の話があるんですよ」と金融商品を無知の人に持ち掛けます。
知恵のある人は「月々5万円の投資することで、30年後には自分の家を持つことができる」などと言ってくるわけです。
「ですが、投資ですから、元本の保証がないので、元本割れをしてしまうこともありますが心配することはありません」というのです。
その際、短期間の良い運用実績を見せ、無知の人を納得させるのです。
無知の人は将来的に家を持ちたいと考えているので、その投資の話に乗り申し込みました。
それからは無知な人は一生懸命働いたて得たお給料から5万円を毎月投資に費やしました。
それから30年後、無事家を購入することができました。
この結果だけ見ると良い話ですよね。
ですが、その無知な人は投資した金額相当の家を購入できたのかという点で考えてみます。
30年間、毎月5万円を投資していたということは[5万円×12か月×30年]=1800万円を積み立てていたということになります。
これを下回っていたら、損をしたということですよね。
こういう投資は元本割れすることが多く、損をしていることがほとんどです。
なぜなら、金融商品でも何でも、株式市場で長い間、勝ち続けることはほとんどありえないからです。
ですが、プロの個人投資家たちは負けることを前提に置き、損失よりも利益を大きくするような取引手法をとっています。
この手法により、巨額の富を気づいている個人投資がいます。
ですが、これが金融機関の投資家にできるのかといった疑問を持たなければならないわけです。
「資産運用を専門として働いている方は、その技術がありながらなぜ会社に勤めているのか」と疑問に思いますよね。
そして、その組織の資金運用で得た利益以外の他にどこかで収入を得ているのではないかと疑問に思わなければなりません。
この例でいえば、金融商品の知識がない人をターゲットにされていています。
申し込みの際に手数料がかかるのはもちろん、運用する際に維持費などで知らないうちに元本が定期的に削られています。
また、「元本を保証しません」ということから、運用が上手くいかなくても、「こちらでは責任を取りませんよ」と言っているようなものです。
正直、こういう金融商品は、個人から手数料をとった時点で、あちらの利益になり、儲けが出た以上、そこで最低限の目的は達成しているわけです。
そして、お金儲けを人に委ねるぐらいですから、全く投資のことについて知らないわけです。
そのため、知恵のある人が「外国の景気が悪くなったことで運用がうまくいっていません」と言ったとします。
それを聞いても、無知の人は「まぁ、投資はそういうものだ」とよく分からない解釈で渋々納得するわけです。
そして、結果的に家を購入することができれば良しとするわけです。
ですが、知恵のある人は、無知の人がそう考えることを理解しています。
長い期間をかけることで、お金を出すことが習慣となり、投資金額の変動も気にならなくなるわけです。
無駄に高い手数料やテキトウにやっても文句を言われないと知っています。
知恵のある人はそうやって無知の人からお金を少しずつかすめ取ることができてしまうのです。
結局、無知の人は1800万円以下の家を購入して満足して完了という流れが成立するのです。
こうやって、勉強して知恵を身につけた人間が充実した人生を送ることができる世の中になっているのです。
言い方を悪くいうと、知恵のある人は無知な人を「カモ」にしている状況です。
これはいつの時代も同じことで、これを覆すことはほとんど不可能なのです。
02.勉強をしないと人生を楽しめない
勉強をしないということは、専門性を高めることができないということです。
専門性を高められないということは、誰にでもできることをしかできないわけです。
そのため、自分にも自信が持てず、行動も消極的な性格になってしまうのです。
ゲームでいえば、初めの村にいる「村人A」といった素通りしてもなんの問題もないキャラクターになってしまうわけです。
どうせだったら、世界を救う勇者や勇者と旅をする仲間にはなれないにしろ、勇者たちを助けるサポートキャラやそれこそ勇者を苦戦させる敵になりましょうよというお話です。
味方にしろ敵にしろ、あのキャラクターたちは自分の役割を全うしています。
だから、勇敢に強大な敵に立ち向かい、悔いのない一生を終えるわけですから。
また、勉強をして理解することで、今まで興味がなくてつまらなかったことが面白く感じることができます。
恋愛の時のように、その人のことを知れば知るほど好きになったりしますよね。
ゲームだって、始めたばかりだと上手にできなくてつまらなくても、時間を費やすほど上達してそのゲームをプレイするのが楽しくなりますよね。
それと同様、対象に対して勉強をして深く知れば、それだけ物事が理解できて面白くなるわけです。
そういうものが増えれば、今までのありふれたあなたの生活にあるもので楽しむことができるのです。
アイドルのことを知れば、推しメンの人が出演しているCMやドラマを楽しみになりますよね。
ニュースを観ていても、自分が知っていれば、これからの動向が気になりますよね。
こういった自分の興味のあるもので溢れた生活であれば、人生を楽しむことができるのです。
03.勉強をしないと不安を抱え続ける
これまでの日本の歴史からも分かるように、国の景気によって国民の生活が変化します。
これは50、60代の方は身に染みているかと思います。
バブルがはじけたり、リーマンショックなどが原因で収入が減ったり、職を失ったりしているわけですから。
勉強をしていなければ、こういった状況に対応することができず、直接的にダメージを受けます。
そして、いつ景気が悪くなって、自分が職を失うかと不安を抱きながら生きていくしかないのです。
ですが、勉強をして知恵を身につけることができれば、景気が悪くなる前に対策をとることもできます。
もっと言えば、景気に左右されないように、自分でお金を稼ぐ術を身につけます。
このように、将来に不安を感じたくなければ勉強をして知恵を身につけるしか方法はありませんよね。
最後に
勉強をしないということは人生で損をすることに繋がることをご理解いただけたでしょうか。
この世の中は、知恵のある人間が巨額の富を手に入れられるようになっています。
これは当たり前のことで、努力して手に入れた知恵は自分を守り、利益を引き込むことができるのです。
それを理解している方々は、その知恵を存分に使い、自分より劣っている人間からお金をとることは容易なのです。
これだけを聞くと、知恵を持った人間が悪いんだと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、よく考えてみてください。
あなたが避けて通っていた、「頭を使うこと」「勉強をする」といった面倒なことを避けずに努力をした方々が知恵を持つことができるんです。
怠けていた無知な人が文句をいう筋合いがないわけですよね。
そして、これを嫉んだところで何も解決はしませんよね。
だから、弱いものからカモにする、搾取する側に回れなんて言いません。
せめて自分や大切な人を守れるだけの知恵を身につけてください。
その知恵を身につけるために勉強をしてください。
そして、勉強は人生を楽しむために必要なことでもあるのです。
本当に自分の人生を充実させたいのであれば、学び続けなければなりません。
勉強をすることが、自分が幸せになるために最も必要なものであり、唯一の方法だといえます。
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