行動に移すのに時間を費やしてしまう方はとてもたくさんいらっしゃるかと思います。
ずっと悩んでいて、いつから考えていたか分からないなんて方もいるんじゃないでしょうか。
ですが、その逆で行動するのが早く成果をあげ続けている方もいます。
この行動に移す人と移せない人の違いは「考え方」と「特徴」だったりします。
本記事では「行動に移せない人」と「常に行動し続けて成功されている人」の違いをご紹介していきます。
夢や目標といった、自分自身がやらなければ達成できないものを持っている方のための記事となっています。
目的達成までの過程を細分化している
行動に移せない人は、目的に対して”無知”であることが挙げられます。
そのため、大部分の人は自分が成し遂げようとしている目的を必要以上に難しいモノだと感じてしまっているかと思います。
ですが、行動力のある人の考え方として、
”初めて挑戦することは難しいと感じて当たり前。
ほとんどの物事は理解を深めることで簡単であることに気づく”
と考えます。
あなたが生活の中で、「大変そうだな、すごいな」と思うものに対して、どれだけ知っていますか?
そういうものに限って、自分で実際にやってみたら「そんなに難しくないな、思ったよりも簡単だな」と思うものだったりします。
例えば、「サイト運営」を例に挙げてみます。
ITの技術に触れていない人の目には、大変難しいものに映るかと思います。
ですが、サイト運営自体を始めるのはそんなに難しくありません。
『エックスサーバー』でサーバーとドメインを借りて、「wordpress」などのサイト運営に必要なツールをインストールすれば、始められてしまいます。
サーバーなどについて、まったく知らない初心者の方もすぐにできてしまいます。
Googleの検索エンジンに「アフィリエイト 始め方」と打ち込めば、丁寧に教えてくれるサイトもあります。
それを見ながら、始めれば1時間もしないうちにサイト運営が始められてしまうのです。
そのあとに、周囲にやりたい人がいれば、「簡単だからやってみたらいいよ」と言うとします。
その人に具体的にそれについて教えてあげたら、「簡単そうだね」とやり始める人も出てくると思います。
このように具体的にその対象に対して、知ることができれば、簡単そうだからやってみようと考えるわけです。
これは実際に何に対しても同様なことが言えます。
基本的に、周囲が「難しい」と言ってることに対して、とてつもなく難しいと考えてしまうものです。
それもロクに知識もない、努力もしない人から聞いた言葉でも過剰評価をしてしまうのです。
確かに本当に難しいモノもあります。
ですが、それは「習得するのに熟さないといけないことが多いため時間がかかる」という意味だったりします。
そういったものに対して行動力のある人は大きな区切りで捉えず、小さなモノが集まっていると考え、”細分化”するというやり方でこなしていきます。
例えば、「難関と呼ばれる資格を取ろう」としているとします。
それだけでは、ただネットの情報や周囲の意見で難しいのだと面を食らってしまうかもしれません。
ですが、その教材を取り寄せて、パラパラと内容を確認してみてください。
そうすると、意外と自分が知っていることや単純なものがたくさん集まっているだけに気づけると思います。
そして、その時点で、章ごとや学科ごとで大まかにスケジュールを立ててしまうのです。
これにより、全体の難易度ではなく、章ごとや難易度といった、小さな区切りの難易度で評価することができます。
そうしてみて、初めて「やってやれないことはないな」と感じることができるかと思います。
こうように細分化することで、初めよりも難易度は低く感じことができます。
それに加えて、具体的になったことでゴールが明確になり、行動に移そうという意欲も湧いてくるものです。
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行動をしてしまえばあとは楽である
行動力がある人は成し遂げることが困難だと言われる目的を始める際は
”初めの一歩が踏み出せれば、
やる気や意欲が湧いてどうにでもなる”
と考えます。
よく行動力を「雪だるま」に例えられます。
はじめは、手のひらサイズの雪玉ですが、転がしていくとだんだん大きくなっていきます。
数分後には両手で抱えるのが精一杯の大きさにすることができます。
これとても行動力はよく似ています。
行動に移す前に悩んでしまい、その悩むことに時間を費やしてしまう方って多いですよね。
ですが、一度行動に移してしまえば、夢中になってどんどん作業を進めることができたという経験されたこともあるかと思います。
ひとたび、行動に移してしまえば、行動力は大きくなっていくということです。
そして、初めは困難に見えたものやだったことが、やっていくうちに困難度合いは低くなっていきます。
その逆に、行動しなければ、自分は変わらず、環境だけが変化するので、結果的に困難の度合いは今よりも大きくなっていくと考えられます。
「行動してしまえば、行動力が大きくなること」を知っている行動力のある人は”リスクが低く、手間がかかることからとりあえず行動に移す”というやり方が取られているかと思われます。
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悩むのではなく、考える
行動力のある人はリスクのある目的に取り組む場合は
”本当にやりたいことであれば、
結局、始めるのだから、
リスクを小さくする方法を考えよう”
と考えます。
行動力がある人は取り組む前にある程度”考える”ことをします。
ですが、行動に移せない人は取り組む前に”悩む”ことをします。
「考える」と「悩む」は似ているようでまったく異なるものです。
「考える」は論理的に考えて、問題に対して解決を図るために頭を使います。
それに対して、「悩む」は行動に結びつかないようなことを考えることです。
悩む人も初めは解決するために考えようとします。
ですが、リスクや面倒なことを避けようとして、実現可能な選択ができないように自分でしてしまっていることがあります。
そのため、結論を出ず、最終的には長い期間、行動に結びつかないと結果になるのです。
そして、悩んでいることを考えていると勘違いするのです。
そのため、できるだけ”悩む”ではなく、”考える”という行為に結びつけることが大切だということです
その”悩む”から”考える”に変え、行動に結びつけるために大切なのが下記の3つとなります。
解決方法をとことん追及
問題に対して、自分の現状を全て考慮して考えなければ、最善の結論は出せません。
よくいるのが、”最も考慮しなければならない原因を手放さない”という考え方です。
例えば、今の職場では残業と休日出勤が多く、自分の時間が取れないため行動できない状況だったとします。
一般の企業であれば、様々な労働基準法から残業や休日出勤を自粛する働き掛けが行われている状況です。
そんな状況でありながら、その職場環境が悪いことでやりたいことができないという状態だったとします。
その場合は”転職”という選択も考慮しなければ解決できないかと思います。
それにもかかわらず、「自信がない、転職できるわけない」といった考えから、一番の問題を考慮から外すのです。
それ以外の選択で解決ができて、今あるものを手放さなくてもいいにこしたことはありません。
ですが、それがネックになっているのであれば、一生「やりたいのにやれない」という状況に悩み、苦しむ選択をしようとしているのです。
そのため、行動力のある人は「なぜ悩んでいるのか」を考え、その本質的な問題を排除することを考慮し、建設的な考え方に時間を費やすようにしているかと思います。
仮でもいいから結論を出す
行動を移したことで違う選択肢があることに気づくかもしれません。
ですが、行動に移さず、今自分の中にある情報だけで考えていても、状況に進展がないことがあります。
それ以上に、長い間考えることで疲れてしまい、結局行動に移せないほうが問題なのです。
行動力がある人は”重要な点はしっかり考え、それ以外は仮で結論をだし、行動に移す”というやり方をしているかと思います。
行動に移せない人に多いのが”完璧にしなければいけない”と考えている人です。
やりながら考えればよいモノまで完璧に考えなければ、不安で行動に移せないなのです。
それでも、取り組み始めるまでに時間がかかるのはもちろん、それ以上に取り組んで新しいやり方を見つけて、それを採用すれば、始めるまでに考えた時間が無駄になってしまいます。
それであれば、ある程度考えて結論を出してしまったほうが、早い段階で先に進むことができますから、無駄なエネルギーを使わなくて済みますよね。
考えることが悩むに変わる前に結論を出すということが大切だということです。
結論がでたら行動に移す
結論が出たのに行動に移さないという方がいらっしゃいます。
そして、行動に移さないで、人に相談してばかりでいると悩み続ける原因となることがあります。
行動に移せない人は相談相手からのアドバイスを「取捨選択」ができないことが多いです。
なぜなら、他人に相談するということは「誰かに賛成してもらいたい」という気持ちがある証明ですから、自分では決断できないという方がほとんどとなります。
そんな優柔不断な性格をされている方は、耳障りの良いことを言ってくれるアドバイスを採用するか、全てを受け入れようとして悩みが増えていくかのどちらかになるかと思います。
ですので、相談は考え始めた序盤で済ませるようにしましょう。
「悩む」と「考える」との決定的な違いは、結果的に「行動に移すか」なのです。
行動さえすれば、それは考えたということと同じ意味になります。
ですので、仮でもいいので結論が出たら、すぐに行動に移すことが得策だといえます。
失敗を恐れない
行動力がある人は、失敗する可能性が高い目的に取り組むとき、
”失敗ほど人を飛躍的に成長させるものはない。
だから、守るモノが少ない若いうちに様々なことに挑戦して、
失敗から多くのことを学ぼう”
と考えます。
行動に移せない人の一番の理由は”失敗への不安”です。
それが大きい問題や夢であればあるほど、その分、手放さなければならないものが増えていくかと考えられます。
もしかしたら、周囲に恥をさらしたり、馬鹿にされるかもしれません。
それでも行動力がある人は成功すれば周囲の態度は手のひら返しをするわけですから、一時的な恥よりも成長を優先させるのだと思います。
”失敗 = 質の高い学びが得られる”と考え、行動に意味を持たせ続けるのです。
ですので、本気で何かを成し遂げたいと考えるのであれば、失敗を恐れず、行動し続けることが大切です。
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