既存のモノを信用しすぎている
みなさんは生活の中でどれぐらい自分で選択できていますか?
多くの方はきっと周りの価値観を考慮した選択をしていると思います。
「周りがしているからやろう」とか「自分たちより目上の人がしているから間違いない」など、それについて考えることすらしないといった状態になっている方もいらっしゃると思います。
つまり、周りの目が気になったり、それが当たり前だからすると言った、その対象について考えることすらしないようになっている方がいるということです。
ですが、この状態に気づくとすらできない方は、これからも先も「ただ生きるだけ」といった、歳を重ねたときに後悔することしかできなくなってしまうと考えられます。
なぜなら、長い時間をかけてきたものが時代によって、不必要なものになり果てることがあるからです。
こういった当たり前なものだと思っていても、それに対して本質を理解するとそれが当たり前ではなくなるようになります。
本記事では、そういった当たり前なものだと思っているものの本質について説明していきたいと思います。
なぜ「仕事」をするのか
例えば、一般の社会人がしている「会社に勤める」はどうでしょうか?
本記事を読まれている方の中にも社会人の方もいらっしゃると思います。
何も知らなかったけど周りがしているから「就職活動」をして、大学を卒業したから「会社に勤める」という流れが無難で正解であると考えている方がほとんどですよね。
こういった「既存のモノを疑わない」といった思考停止状態の方がたくさんいらっしゃいますよね。
これの大きな原因の1つに「自分で考えてお金を稼ぐ」という実践的な勉強をしていなかったことにあります。
実践的な学びを行ってこなかった方はお金を稼ぐ方法を「会社に雇られる」一択しか知らないのです。
この状況により、ただお金を稼ぐために成長効率の悪い業務をしに、行きたくもない会社に行くことを強いられる方もいらっしゃるかもしれません。
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経済的「安定」とはなんてすか?
本来の経済的安定とは自分一人で収入を得られる能力を身に付けることだと考えています。
一昔前のバブル時には「終身雇用」という言葉があり、勤め始めてから定年まで雇われることが標準的でした。
その頃であれば、「安定=会社に勤める」と考えても、何ら不思議ではありません。
ですが、現代では電車などの公共インフラ事業を行っている会社以外の会社に勤めることが「安定」だと考えにくくなってきています。
にも拘わらず、会社に勤めている方は会社に勤めて働くことが安定だと考えている方が大勢いらっしゃるのです。
もしかしたら、東京オリンピックをきっかけに優秀な外国人の方々が日本の会社に雇われるようになるかもしれません。
そうなったとき、自分のポジションを取られてしまうかもしれません。
また、AIの発展により、今している仕事がなくなってしまうかもしれません。
そういったケースがたくさん考えられるわけです。
そんな多くのケースがあるのに、会社に勤めることが安定といえるでしょうか?
そうであれば、現在勤めている会社でしか使えない特定の業務や技術を身に付けることよりも、ビジネスを生み出す能力やどこの企業でも通用するスキルと身につけることに注力するほうが望ましいですよね。
そして、解雇や倒産といった収入が会社から得られなくなった時に備えておくことで、本来の安定を手に入れられるようにしておくのです。
「人生」とは何ですか?
みなさんは人が何のために生きているかご存知の方はいらっしゃいますか?
たぶん、この世の中で知っている人は誰一人いないと思います。
そんな考えてもわからない「人生」について、日本のサッカー選手である「本田圭佑」が死生観のお話でこんなことをおっしゃっていました。
時間は限りあるものだと意識して生きています。
『死ぬ』ということに対しての意識が人より強くて、とにかく後悔をしたくない。
人はいずれ死ぬ。
じゃあ、何のために生きているのか?
考えれば考えるほど、生きている意味はあまりないんだなということに気付きました。
この地球に生まれてきた意味というのは、生物学的にいえば特段意味が無い。
ただ、すごくラッキーなことに、僕は人間で、その意味を付け加えることができる。
どんな失敗も、幸せな後付け、理由付けができる。これが、唯一後悔しない方法。
人生をより豊かにする方法なのではないかと、日々、強く感じながら生きています
誰の人生にも後悔は残るものです。
人生の中で「それをしなければ後悔する」といったことは、後悔してみて初めて理解できることですよね。
そして、後悔した後には、その後悔を完全に払拭することはできません。
ですが、後悔したことで、それを後悔しないようにするためにはどうすればいいか分かるようになりますよね。
それは、「自分の人生に生きる意味を付け加え、自分で選択して、それを行動に移す」、かつ「その結果が良くも悪くも幸せな後付けや理由付けをする」ことが、唯一後悔しない方法です。
人生とは多くのお金を稼ぐことでもなければ、人より偉くなることでもありません。
自分がどれだけ幸せになれるかだと考えています。
そのために、今考えられる最善の選択をして、行動していくが大切だと思っています。
人生は思い出の積み重ねであり、自身が次の世代にどれだけ豊を残せるかだと考えています。
もし、不満ある毎日を送っている人がいるのであれば、考えて行動することを強くお勧めします。
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