ネットがやる気を奪う【ネット依存の考え方はやめるべき】

マインドセット

 

「自分なんて何にもできない」「何をやっても上手くいかない」

 

ネットの情報に依存した考え方をしていると、ほとんどのものが実現不可能に思えてしまうことがある。

自分よりも優れている人を簡単に見つけられたり、他人が評価した物事の難易度を鵜吞みにしてしまったり。

 

ネットは便利だが、人のやる気を奪うことがあるといえるのだ。

 

 

私がまだ、今の生活をしていなかった頃、ネットにやる気を奪われることが結構ありました。

 

そんなことを思い出しながら、下のようなツイートをしました。

 

 

 

このツイートで書いていることで、私は昔に「何をやっても無理だな」と感じていました。

 

ですので、本記事では『ネットにやる気を奪われる』というテーマで書いていこうと思います。

 

 

上のツイートでも書いた3つについて具体的に書いていきます。

 

割と私と同様にやる気を奪われているのではないかと考えていたりすると思います。

 

ですので、ここで現在『やる気が出ない』という方は以下を読んで、「あぁ、だから私やる気がないんだ」と気づいてもらえると書いた甲斐があります。

 

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自分よりも優れている人と比較してしまう

 

 

自分よりも優れている人の存在を知ると、埋めることのできない実力差を感じ、やる気を奪われてしまうことがあります。

 

「こんだけスゴイ人がこれだけやってやっと成功できたのに、自分なんかがやってもうまくいきっこない」とか。

 

「この人に勝つなんて無理だから、やるのを諦めよう」とか。

 

自分より優れている人や競争率が高いといった『実現するための難易度が高い』と感じれば「実現するのは難しいから、初めからなかったことにしよう」と面倒なことから避けようとするのが人間だったりします。

 

そうやって、いろいろなことから避けていった結果、「自分が実現できることなんてない」と諦めモードになるなんていう状況にもなってしまうんですよね。

 

特に『何かに挑戦するとき』なんかは不安を抱きやすいのに、明確な『実現できないかも』を見つけてしまったら、やる気がなくなるのは当然といえば当然のような気がします。

 

 

絶対に覆せない値で比較してしまうと致命的

 

現代ではネットを介してコミュニティーを作る時代になっています。

 

どんな人でも自身のことを発信できてしまいます。

 

それゆえに、自分との比較対象が高く設定せざる得ない状況を作ってしまうといえます。

 

なぜなら、”明確に自分以上の能力を持った他人を簡単に見つけられたしまう”ためです。

 

 

そして、何より問題なのが、”今からでは確実に覆せない値と比較してしまう”ことです。

 

例えば、学歴などが当てはまります。

 

「自分はこれに挑戦しよう」と考えて、ネットで調べてみると自分が挑戦しようとしている『高学歴』『高偏差値』の

 

それこそ、自分と同年代で自分より「高学歴」「高偏差値」といった覆せない値として自分との差を感じてしまえば、やる気なんて起きませんよね。

 

 

『比較するポイント』を変えるべき

 

需要なのは過去ではなく、これから行動です。

 

過去は変えることはできなくても、未来であればこれからの行動次第で、この実力差を覆すことができます。

 

 

つまり、比較するのは現在では覆すことができない能力値や学歴ではなく、今からやる気次第で越えられるポイントで比較することが大切だといえます。

 

 

例えば、『努力量』は本気度によって変わってきます。

 

どれだけ努力をしたかによって結果は必ず変わってきます。

 

もしも、比較対象が行っていた作業量がある程度把握できているのであれば、それを超える努力ができれば、間違いなく途轍もないスピードで対象の実力に近づけます。

 

そして、昔はできなかった方法を取り入れて、効率的に取り組むこともありますから、一気に近づくことも可能かもしれません。

 

 

このように重要なのは覆すことができない決定的な値ではなく、目標を超えるための可変的な値に注目して比較することだと考えています。

 

 

他人の評価に依存している

 

 

現代の若い人は特にそうですが、モノを買うときなどは、ネットで評価を調べて評価が高いものを買おうとしますよね。

 

これはモノの購入の仕方は間違いなく正しいやり方だと考えています。

 

実際に使った購入者のレビューほど、購入の際に役に立つものはないですよね。

 

 

ですが、このネットの評価というのはモノを買う以外のことには当てはまらないことがあります。

 

それも、何かにチャレンジしようと考えて、その対象についてのネットでの評価は対象外だといえます。

 

どうしても、ネットの評価を見るというのが癖になっている方は便利さを知ってしまっているので、なんでもかんでも頼りがちになってしまうことがあったりします。

 

 

他人に難易度を決められてしまっている

 

例えば、あなたは『ブロガー』になりたいと考えていたとします。

 

なので、ブロガーについていろいろ調べました。

 

すると、「ブロガーとしてお金を稼ぐのは途轍もなく難しい」とか「有名なブロガーも本当は稼げていない」などの悪い評価をされていました。

 

そのブロガーに対する評価を見て、「ブロガーは難しいらしいし、儲からないからやめておこう」と考えてしまうわけです。

 

↑これって、ネット上の他人に難易度を決められてやる気を奪われているとは思いませんか?

 

 

上記のように、「ネットの評価が正しい」と思うあまり、本来の難易度関係なしに、目標や夢に対して難しいと感じてしまうことがあるということなんです。

 

これは他人の難易度があなたの難易度になってしまったということになります。

 

 

何事も実際に体感してみるべき

 

何に対してもそうなのですが、『取り組む』ということに関しては他人の評価を気にしても仕方がありません。

 

だって、他人が難しいと感じているだけで、自分はもしかしたら向いていて楽しいと感じるかもしれませんよね。

 

また、他人の評価ばかり気にしていると、自分自身の可能性を狭めることになりかねませんから、注意しておきましょう。

 

特に本当に実現したいこと、または興味があってリスクが小さいものなんかは尚更、実践してみるべきです。

 

 

『とりあえずやってみる』が一番良いということですね。

 

 

他人のやり方を真似して失敗する

 

 

初めてのことにチャレンジするときには、ネットでやり方を調べるのが当たり前の時代になりました。

 

この何をするんでも、『まずはネットで調べる』という習慣が人のやる気を下げるきっかけになることがあります。

 

なぜなら、ネットで調べて「このやり方でやればうまくいくんだな」と考えて行動した結果、全くうまくいかないということがあるからです。

 

そして、そのネットにあった情報が正しいと考えいるだけに、「これでうまくいかないってことは自分には才能がない、能力がない」と考えることだってあるわけです。

 

 

こういうのってもったいないですよね。

 

もしかしたら、その情報が間違っているだけかもしれないのに、間違った情報だと気づかずにやりたいことを諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか?

 

 

中途半端な人のやり方を真似してしまっているのが問題

 

正直、ネットで情報っていうのは、私も含めて素人の方の情報も扱っているわけです。

 

それも中途半端な専門性を武器に情報発信していることも多々あるといえます。

 

「実践はしたことはないけど、本で読んだことがあって、それっぽいことが書いている」みたいな。

 

結局、ネットで重要なのはその情報発信者が実践したことがある情報を提供しているのかという部分が重要なのです。

 

 

ですので、私はこういうことから『ネットで調べる』という行為に適している内容は、『簡単な作業』『基礎知識』といった初歩的で難易度の低い取り組みのみだと考えています。

 

『専門性が高い』や『リスクを負わなければいけない』ことに関しては、ネットの情報発信者では経験が乏しかったり、事例が少ないという理由から、嘘の情報が混在している状態になっています。

 

そんなネットを使って、正しい情報を見つけ出し用いるというのはなかなか専門性がなければできるものではありません。

 

もしも、ネットの情報を使うこと自体が間違った情報を使って行動してしまうリスクがあるといえます。

 

また、リスクが高いものに関しては、情報提供者が商業的に行っている場合が多いので、カモにされることも考えられます。

 

 

ですので、高度なことをしたいのであれば、基礎知識や簡単な作業のみにとどめておくと良いかもしれません。

 

 

確度の高い情報を扱うようにする

 

ネットとは間違った情報と正しい情報が混在していると上で書きました。

 

ですので、まずは正しいかどうかを判断できるようにしておくことが大切だと考えています。

 

そのためには、より確度の高い情報を扱うようにすべきだと考えます。

 

ですので、私の場合はまず、実業家や成功者、専門家といった専門性の高い著者が書いている文献から学び、それから正誤が判断できる状態にしてからネットを使うようにしています

 

それも、場合によっては、ネットで初動のための情報を集めて、それから実際に自分で行動しながら学ぶこともあります。

 

 

答えのないモノは調べない

 

情報というのは、正しいと断言できるものもあれば、断言できないものもあります。

 

 

断言できるモノとして、例えば『学問』があります。

 

専門性が高ければ、それだけ情報提供者も間違った情報を発信していることもありますが、それは置いときます。

 

また、哲学などの人によって解釈が変わってくるモノなども除きます。

 

ここでの学問は小中高の勉強など、必ず答えがあるものを指しています。

 

こういった内容を調べる際には、ネットはとても便利だったりします。

 

答えが必ずありますから、その答えを導き出せれば、べつに計算方法や方式は関係ありませんから、どんな情報を使っても良かったりします。

 

 

ですが、断言できないモノとして『成功するための方法』なんていうものがあったとします。

 

『成功するための方法』について情報を集めようとしても、『成功』には幾通りもあり、方法だって複数あります。

 

それに加えて、成功というのは大抵、いくつのも意図しない条件が偶然重なって生まれることがほとんどだと考えます。

 

ですので、こういった『成功』というような不確定要素が含まれた対象を調べるなんてことは、無意味だったりするわけです。

 

と言っても、こういった不確定要素を含んだものでも、ヒントだけなら得られることがあります。

 

そのヒントを得るための手段としてネットを活用する分には良いかもしれませんね。

 

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