あなたは「投資」と聞くとどんなことをイメージされるでしょうか?
近年ではビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨に投資(投機)することが流行っていましたね。
ですが、最近では落ち着いてきて、一般の方は仮想通貨から撤退していることが多いです。
だから、「投資ってやらないほうがいいんじゃね?」と時代の背景にマイナスな印象を持っているかもしれません。※ちなみに『仮想通貨』は投資ではありません。
しかし、この仮想通貨ブームにより、多くの方には『投資』というモノを身近に感じるようになってきているというのも事実かと思います。
本記事ではそんな『投資』をテーマに書いていきます。
そして、投資に関する調査結果やボクの自論で「若いうちに始めておいたほうがいいかも」という内容で書いていきます。
投資を将来的に取り組む予定の方は読んでみてください。
「若いうちから投資を始めるべきだった」という声が大半
投資経験者は語ります。
「もっと若いうちに投資を始めておけばよかった」と。
上のグラフは大手証券会社「マネックス証券」が2015年にマネックス証券の口座開設をしている投資家に対して調査したモノです。
上の調査内容は「投資経験者がいつから投資を始めたかったか」といったモノになっています。
この調査の全体をみてみると、投資を始めたいと考えていた年齢層は”『未成年』と『20代』に始めればよかった”という考えている人が全体の8割程度を占めているという結果となっています。
その「若いうちから投資を始めておけばよかった」と答えた投資家の理由として下のようなモノがあります。
「投資を始めるのが早ければ早いほど投資に対する意識が変わるのが早くなるため」
「早めに少額でも投資しておけば、お金の余裕ができた年代にもう少し積極的になれたと思うので」
「もっと早く世界の経済や政治に興味を持ち自分の視野はもっと広がっていたのではないかと考えたため」
「投資をするのが早ければ色々学ぶ気持ちがあったし、損失を出したとしも定期収入があったため」
「純粋に経済を学びながら株式投資を考える機会があってもいいと感じているため」
上をまとめると、「若ければ、それだけ失敗もできたし、投資を通じてお金だけではなく、様々なことを学べたかもしれない」といった感じになっています。
コレはお金を持ち始めた30代40代から投資を始めた方が「20代に始めておけばよかった」と答えたということですね。
つまり、この調査から「若いうちは投資に興味はなかった人でも、将来的には投資を始めるかもしれない」という事実を証明し、かつ後々後悔する可能性があるということになるかと思います。
若いうちから投資を始めたほうが良い理由
ここでは『若いうちに投資を始めるメリット』を書いていきます。
「若いうちのほうが投資を始めるのに適している」「こんなメリットがあるのか」といった内容になっているかと思います。
ぜひとも、メリットに対して魅力的に感じたら、投資を始めてみるといいかもです。
失敗から学べる
まず、投資のメリット、若いうちに投資を始めたほうが良い理由をここでは書いていきます。
ここでのポイントは下の2つになります。
ポイント・年齢によって保有している資金の量が違う
・若いほうが成長意欲が高い
このポイントを深堀していきます。
若いほうが投資資金が小さくなる傾向にある【立て直しやすい】
投資するタイミングとしては若いうちが良いです。
その理由は良い意味で”お金がない”からです。
投資を始めたばかりは”トレード経験を積む”ことが何よりも大切になります。
つまり、「少額で始めて投資経験を積んだほうがいいよ」ということです。
ボクはFXから始め、今では株式投資をメインにしています。
投資を始めた当時は、負けが続いて、投資資金として集めたお金はほとんどなくなりました。
その際は再度を資金を貯めなおして、何度も少額で経験を積んで、失敗を繰り返しながら投資で儲けるためのコツを掴んでいきました。
20代や30代前半では、あまり自由に使えるまとまったお金がない傾向にあります。
ですが、その代わりに若ければ、余ったお金の使い道は自由に選択できるかと思います。
つまり、若いと「お金は少ないけど、お金は余っている」という状況だったりします。
投資でリスクが抑えられる方法は”小額で投資の経験を積む”ことです。
この投資のやり方しか選択できない”若い時期が投資を始めるベストなタイミング”だと考えられるわけです。
若いほうが失敗から学ぼうとする
年齢が高いと失敗から学ぼうとしない。
それは人生的な意味で時間に余裕がないからです。
若い人でも、そうでない人でも人生において一発逆転を狙おうとする人はいます。
しかし、その後、大成する人は若い人のほうが多いように思えます。
その大きな理由は”失敗から学べるかどうか”なんだと思われます。
【投資資金の50%の損失を出した場合】
Aさん:100万円 → 50万円(-50万円)
Bさん:1000万円 → 500万円(-500万円)
Aさんは50万円と小さくはないですが、1年間我慢すれば、また貯めて元通りになるかと思います。
そして、若いことからさらに投資に必要な勉強をして、将来への期待を込めて「投資していこう」と考える傾向にあるかと思います。
ですが、Bさんの損失の場合は500万円ですから元通りに戻すのは時間がかかりすぎます。
こうなれば、一度の失敗で倹約家になるか、最悪の場合はマイナスを取り返そうと投資にのめりこみます。
上記のように若いうちだと自然とリスクが小さく、人生の時間的余裕があることから、失敗から学ぼうと考えることがほとんどだと思います。
しかし、歳を重ねるごとに保守的になったり、「これ以上、失敗したくない」という考えになりやすかったりと、失敗に対してネガティブになりやすいと考えられます。
年齢が高く、家庭を持っていなければ『独身』はコンプレックスに感じる人もいます。
ですが、そのコンプレックスを活かして「家庭を持っている人間よりも金銭的に優位に立ってやろう」と自分の能力を周囲に誇示しようと考えたりします。
また、歳を重ねるごとに自己顕示力や成功願望が強くなる傾向にあります。
そうなると、一度の大きな失敗が受け止めきれず、無謀な行動に出てしまったりするのです。
このように年齢が違えば、物事の解釈の仕方が変わり、結果を活かすことができなくなってしまうことがあるということです。
広い視野を持てるようになる
投資をすると下のようなモノが手に入ります。
・投資を通して柔軟な思考・解釈・分析ができるようになる。
・アンテナを立てて、情報収集の習慣が身につく。
上は投資に最低限必要なモノです。
それだけではなく、仕事やビジネス、プライベートでも必要なモノであり、あるかないかでは全く行動や考え方が変わってくるといえます。
若いうちから持っておくと、お得なことばっかりな能力となっています。
若いうちからアンテナを立てるクセを付けるべき
よく成功者の著書で「アンテナを立てろ」といった文章を見かけます。
コレは世間の動きに敏感に反応して「時代に適した選択をする」という意味だとボクは思っています。
稼げるチャンスを逃す人は情報の取得が遅い人です。
仮想通貨にしかり、ユーチューバーにしかり、先駆けて行動に移した人たちが稼げたという事実があることから、それは明らかだといえます。
また、投資では一般的なスピードで得た情報は古いです。
だから、株式でいえば、先に周りよりも買いに入り、周りが買っているタイミングで売りに入る人が稼げている人のトレード手法だったりします。
マンガの中で「情報は武器になる」みたいな発言を見かけますよね。
それはまさにそうで、何事にも周りよりも先駆けて手に入れた情報で大きな成果を出すことが可能になるわけです。
なので、投資を通して若いうちから「アンテナを立てる」を習慣づけたほうがいいかと思います。
投資でお金稼ぎに適した思考を身につけられる
投資をしていると下のモノが必要なことに気づきます。
・根拠のない情報を鵜呑みにしないで分析をする。
・物事に対して俯瞰してみる。
・無駄な固定概念を持たない。
株式にしかり、為替にしかり、投資に『絶対』はあり得ません。
だから、投資は「不確定なモノ」であり、それを分析をするには、あらゆる視点から考え予想を立てる必要があるわけです。
×:「これは~に決まっている」
自分の知識や経験だけで物事を決めつける。
〇:「これは~かもしれないが、調査をしてみないと分からない」
自分自身の考えだけでなく、ほかの人の思考や要因も踏まえて決断する。
また、『固定概念』は若者のほうが年齢が高い人よりも持っていないといえます。
その大きな理由は良い意味で「あらゆる経験が少ない」があります。
凝り固まった考えで行動し、経験を積んできた人は歳をとると「自分の考えが正しい」になりがちです。
それゆえに視野が狭くなって、結果悪い状況を作ってしまうきっかけを作るのです。
なので固定概念や先入観というのは、投資の世界では排除すべきモノであることは、資産家の著書を読んでいれば気づけることだったりします。
こういったことは投資のみならず、あらゆる場面でこの考え方や能力は活かせることから、投資家の多くは「若いうちに行動していれば、もっと成功できた」と理解しているのだと思います。
これはボクたちが思う「子供の頃、もっと勉強しておけばよかった」という後悔に近かったりして、投資家は「もっと早く投資を始めてればよかった」と考えるのだと思います。
若いうちに『お金の働かせる』感覚を養える
『お金を働かせる』は多くのお金持ちが実践していることです。
それを我々に適用させれば、間違いなく今後の人生を大きく変えることでしょう。
「よりお金を稼ぐ方法」をもっと考えないといけない
日本人は特に「汗水流してする労働 = 美徳」と考える人がたくさんいます。
別にこの考え方を完全に否定することはしません。
ですが、「ほとんどの人のお金の稼ぎ方は効率が悪い」です。
この意見に関してはネットでは叩かれる内容でしょうが、多くのお金持ちが言っているので事実だといえます。
「楽してお金を稼ぎやがって!」
”毎日会社に出勤して定時まで働く”が正義だと思っている人たちの考え方。
「できるだけ労力を使わないでお金を稼ごう」
頭を使って賢くお金を稼ぐ人たちの考え方。
周りが否定的でも「お金をもっと楽して稼ぐ」ことを考えたほうがいいです。
ほとんどの人はいつまで経っても、『お金の悩み』というのは付きまとうモノです。
しかし、それが分かっているのに、どこか他人事のように考えてしまうわけです。※こういう人は将来に備えませんから、大多数が金銭的に困ります。
なので、早い段階で将来訪れるお金の問題を解決するための取り組みを始めたほうがいいに決まっているのです。※別に投資だけが対処法ではない。
『お金』に対する考え方を見直したほうがいいかも
『労働以外でお金を稼ぐことはいけないこと』
日本教育では「会社で働くことが正しい」と刷り込まれているのです。
ネットやメディアで取り上げられている『お金持ち』に対して嫌悪感を抱く人は意外と多いです。※何も悪さをしていないのに…。
そして、「投資はギャンブルだからダメ」という考えを持っている人も少なくありません。
コレは日本の学校では『お金の勉強』を一切せずに「労働をするのが正しい」というような教育方針なのが原因なのではないかと思っています。
ですが、残念ながら「労働以外はいけないこと」という価値観で生きていくと、大多数の人がお金の悩みを抱き続けることになります。※夫婦喧嘩の8割以上が『お金の問題』です。
投資に関する雑学ちなみに”米国では学校ではお金についての教養を取り入れられている”そうです。
その理由にはアメリカでは”破産者が増加している”という経済的な背景があると言われています。
これにより、若いうちから「労働以外にお金の稼ぎ方があるんだな」と認識し、学生でも投資を行っている人もいるとのことです。
こういった環境により、日本では投資をしている人は2割にも満たない状況ですが、米国ではその倍以上の5割以上の人が株式や投資信託などの金融商品を購入しているという調査結果があります。
お金を働かせるの代表が『投資』である
「自分の体1つで稼ぐのには限界がある」
体を動かして稼ぐことに固執しているのは非効率です。
だから、自分の体以外のモノを働かせてることも意識すべき。
上でも書きましたが、お金持ちはお金を働かせてお金を稼いでいます。
つまり、お金が集まる人は「投資をしている」ということになります。
ここでいう『お金を働かせる』の他にも様々なモノがあります。
下にさらに『お金を働かせる』について書いていますので読んでみるとイメージしやすいかもしれません。
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投資初心者におすすめな投資
あなたはきっと投資と聞くと企業に投資をする「株式」や「先物取引」といった、比較的まとまった資金が必要な投資を想像されるかと思います。
ですが、それ以外の金融商品には結構種類があったりします。
ですので、ここではその中でも投資初心者におすすめな比較的リスクが低い投資を紹介したいと思います。
「こういう投資もあるんだ」ぐらいに思ってもらえればと思います。
投資信託
投資信託とは多くの投資家から集めた資金をもとに、専門家が運用して得た利益を還元することで投資者が収益を得る金融商品です。
つまり、個人単体で考えてみると”自分のお金を専門家に預けて運用してもらう”ということです。
投資を渋ってしまう投資初心者は「損失を出すのが恐い」「やり方が分からない」というのが多いかと思います。
こういった損失のリスクが低く、手間を比較的必要としない『投資信託』がお勧めだといえます。
投資信託の特徴は下の通りです。
投資信託の特徴・分散投資で運用される(リスクが低い)。
・資産運用の専門家に任せる(手間がかからない)。
・少額で始められる(投資資金を集めなくてもよい)。
上の特徴をみると分かりますが、知識や資金がない投資初心者さんにはお勧めな投資方法となっています。
投資信託は『分散投資』と呼ばれる”複数の銘柄(企業)に投資をして運用する手法”です。
コレにより、株式市場の大きな動きに対しても安定した運用ができるようになっています。
また、専門家に任せるので、自分の購入した投資信託全体の株価を確認しているだけで済むので手間が全くかかりません。
そして、なにより少額で始められるので、資金を集める必要がありません。※「毎月数万円ずつ購入する」というサラリーマンもいたりします。
ですので、「投資を始めたいけど、投資の勉強する時間がない」「取引をする時間がない」という方は、ぜひ投資信託からスタートしてみてもいいかと思います。
ちなみに投資信託を購入する証券会社でお勧めなのが『楽天証券』もしくは『SBI証券』です。
余談ですが、楽天証券でポイント投資なんていうのもあったりします。
興味がある方は『楽天証券の詳細ページ』で確認してみてください。
ちなみに下の記事に『投資信託の基礎』について書いていますので、ぜひ読んでみてください。
国債と社債
国や企業は『債券』を発行されています。
そして、それらの債券を購入するということは国債は”国に”、社債は”企業”にお金を貸すということです。
投資の中でも「リスクが低い」と聞くと、上で紹介した『投資信託』が思いつく人が多いです。
そんな投資信託と同様に、リスクが低い投資方法に『債権』を購入するという方法があります。
その債権を購入するということは、”対象に対してお金を貸す”といった認識でOKです。
そして、債券を購入すると、国や企業から「色を付けて返済してもらう」というのがここでの金融商品になります。
また、”国債は国が、社債は企業が返済を保証してくれる”ということで、ほかの金融商品よりも比較的リスクが低い投資が実現できるといえます。
その代わり、ほかの金融商品と比べると利回りは低いです。
それでも銀行にお金を預けるよりは全然マシだといえるので、投資の第一歩には向いているかもしれませんね。
詳しくは下の記事を参考にしてみてください。
AIで資産運用【最新の投資方法】
最近の投資方法には『AI(人工知能)』を活用したサービスが生まれ始めています。
その代表的なモノでいれば『ウェルスナビ』があります。
このサービスはテレビのCMで流れていることもあり、ご存知の方も多いかと思います。
そんなウェルスナビですが何がスゴイかというと”運用実績が高い”というのがあります。
出典:https://www.wealthnavi.com/
上の画像はウェルスナビの公式サイトで公開されているものですが、元本とそれ以降の毎月数万円を積立ていった運用実績なんだそうです。
コレを確認してみると、少しの上下はあるものの、「右上がりになり運用がうまくいっている」ということが分かります。
ちなみに「様々な分散投資をしているから1つが上手くいかなくても、ほかでカバーする」といった手法で運用しているので、リスクが小さくて済むとのこと。
こういった”プロレベルの資産運用を手間なく自動で行える”というのは投資初心者はとても始めやすいかと思います。
ボクの収入の大半は投資で稼いでいます。
なので、こういった最先端の投資方法をみると「面白いな」と感じてしまうんですよね。
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投資は慣れである
投資経験者で言わせてみれば「投資は慣れ」です。
取引を繰り返して『投資手法(特に利確・損切)・チャート分析・情報収集』を確立していくことが大切になります。
簡単に言っていますが、これだけでもかなり時間がかかるのは間違いありません。
なので、ボク的には若いうちから投資を始めて、年齢が若いうちに投資で収益を上げられるようにしておいたほうがいいと考えています。
もちろん、中には『投資=博打』と考える人もいると思います。
「投資が博打なのではなく、何も考えずに投資をするから博打になる」コレを覚えておいてください。
ですので、初めから「投資で一攫千金だ!」と大きな投資資金で行わないようにしましょう。
初めは数万円~数十万円程度と少額で始め、投資経験を積むようにしましょう。
そうやって、真面目に分析や自分のトレードのクセを理解していくと結果がついてくると思います。
ですので、「投資は難しそう」と先入観でやめないで、試しに小さく初めてみてもいいかもしれませんよ!
ちなみにFXに興味がある方は『FXとは』を読んでみてください。
「MIIDAS」で自分の市場価値を診断したら、驚きの結果が!
フリーター・ニート向け就職エージェントサイトの選び方+おすすめ6選
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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