どうも、元フリーターの『むぅチャソ(@mw_chaso)』です。
もしかしたら、フリーターの方の中に「フリーターのくせに」と見下された経験がある方もいるかもしれません。
フリーターという立場上、正規社員と比べて劣る部分がありますから、見下されやすい立場ではあるのは間違いありません。
実際ボクもアルバイトで生計を立てていたときに、直接ではないにしろ職場で軽んじられていましたし、知人に「フリーターなのに忙しいの?」と嘲笑われたりして、惨めな思いをしました。
「別にフリーターでもよくね?」
って、自分は思っていても、人は「自分は誰かよりも上でありたい」と思うものですから、仕方がないことではあるかと思います。
こんな経験をしたので、ちょっとだけ過去を振り返って『フリーターが見下される理由』について考えてみようかと思います。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
「フリーターのくせに」と見下される理由
『時間』的に正社員はラクをしていると思われている
一般の人からしてみたら、ほとんどのフリーターは「毎日短時間で残業ナシ」といった印象を持っていると思われます。
一般の人は「毎日の学生時代の学校にいる時間が、社会人になると会社にいる時間に切り替わる」といったイメージをもっていそうですから、短時間労働は「イケナイこと」といった感じに捉えていそうですね。
そして、正社員の人は友人との飲み会で「昨日は○○時間も働いちゃったよぉ」なんていう自分の労働時間自慢が好きですから、自分の労働時間と比較して、他人を評価する傾向にあるのかなと思っています。
たぶん、多くの人は「多く働く=立派、偉い」みたいな式ができているような気がしまうから、あながち間違っていないかと思います。
なので、朝から晩まで働いている正社員からしてみれば、「フリーターの人たちはラクしてんな」って思うわけです。
これにより、社会人として労働時間が少ないことは「社会人として未熟」と思うのではないでしょうか。
『能力』的に劣っていると思われている
正社員の方は、フリーターというだけで「この人は能力が劣っている」と思うのではないでしょうか?
きっと何不自由なく過ごしてきた学生が、学生を卒業しても「定職につかない」という状況はあり得ないと考えるかもしれません。
年齢的に社会人の人が「学生である自分たちと同じ立場で働いていることに違和感を感じる」みたいに思っていたのかもしれません。
こういう立場はなってみないと分からないものですよね…。
アルバイトは学生でもしているわけですから、それ以上の年齢でアルバイトをしていれば、周囲が違和感を感じるのだと思います。
そして、学生の頃のボクが思うわけですから、社会人の人だったら「定職につかなくて恥ずかしくないのか!」ってなるのかもしれませんね。
また、正社員の人は定職につかない選択はあり得ませんから、「自分だったら就職するけどなぁ」という考えから、「正社員になりたいけど成れないのか…」と『能力的に問題がある』と思うのではないでしょうか。
このように、社会人としてみなされる年齢で正社員でない場合は、『能力的に劣っている』と考え、見下されてしまうのだと思います。
何も考えていないと思われている
一般の人からは「フリーターは将来的な金銭面に問題がある」と認識されています。
フリーターは正社員とは違ってボーナスも出ませんし、給料もほとんど初めと変化がありません。
現在は独り身なのでアルバイトだけの収入で生活ができているかもしれません。
ですが、「家庭を持ったら、病気になったら」といったお金が必要になるときのことを考えているのかという部分で、正社員とフリーターとの決定的な違いが出てきます。
例えば、正社員の方は病気になって働けなくなっても、社会保険から『傷病手当金』が支給され、当分(最長1年6か月)はお給料の3分の2が手元に入ってきます。
これなら、入院するほどのケガや病気になっても自分の生活を守れますよね。
ですが、そんなときでもフリーターの方は自分の生活費は実費で対処しなければならなかったりします。
そのほかにも「結婚して家庭を持った時のお金は?」「子供ができたら、その教育費はどうするの?」といった金銭面での問題に直面した時に、フリーターの方は対処できないのです。
こういった、「いざというときのことを何一つ考えていない・対処できない」というフリーターへの認識が一般の人から見下す理由になるのではないかと思います。
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フリーターの人たちも『正社員』をバカにしているから
もしかしたら、意外に思う方もいるかもしれませんが、逆に『フリーターが正社員を見下す』というケースが結構増えてきているんですよね。
それはSNSのツイッターなどを見ていただくと分かるのですが、最近では『正社員アンチ』が増えてきています。
確かに、現在の日本では個人でサラリーマンのお給料を稼いでいる若い世代がゴロゴロいます。
『ブロガー・ユーチューバー・フリーランス』といった、ネットを介して個人で稼げるようになっているのです。
こういう人たちを見て、「正社員よりも趣味でお金を稼いだほうがいい」「個人のほうが効率が良い」といった考えが広まり、「会社で必死になって働いている会社員とかヤバくね?」となっているわけなんです。
こういった時代の流れにうまく乗れている人たちをみて、『正社員アンチ』が増えてきているんです。
こういった環境だから、正社員もフリーターもお互いに敵視して、見下しあう状況が生まれていることから、悪意のないフリーターの方々まで悪い印象になってしまうんだと思われます。
「フリーターのくせに」と見下されない対策
肩書を手に入れる
フリーターが見下されるというのは『収入以上に能力面で劣る』ところにあります。
たとえフリーターであろうと「この人は他の働き方ができるのにフリーターをしている、本気で目標を追っているんだな」と認識してもらえるかと思います。
『肩書を手に入れる』と「能力がある」とアピールでき、それに見合わない状況にいることに周囲は深読みをし始めるということですね。
ですが、この肩書がなんでもよいというわけではないです。
正直のところ、肩書は自分で名乗ってしまえば肩書になってしまいます。
また、誰にでも手に入れられるモノには価値を見出しにくく、それは『肩書』も一緒だからです。
なので、できれば高度で認知度の高い肩書が好ましいといえます。
その肩書の手に入れ方は、『実績を上げる』もしくは『資格を取得する』といった方法があります。
でも、『実績』だと作るのは困難ですから、勉強して手に入る『資格』が手っ取り早いかもしれませんね。
ぜひ、フリーターの方は肩書を手に入れて、周囲から見下される状況から脱却してみてください。
個人で収入を得られるようにする
個人でビジネスをはじめ、少しでも収入を得られるようにしておくと軽んじられることが少なくなるかと思います。
例えば、生活費の半分はアルバイト、それ以外はビジネスで得た収入で賄っているという状態です。
こういった生計の立て方は、一般の人は実現できていませんから『可能性を秘めている!』と思ってもらえるかと思います。
また、この状態で正社員になれば、一般の人よりも収入が多くなることも考えられますから、「いつでもあなた方の収入は超えられるんですよ」と余裕を見せることもできるかと思います。
企業に雇われるよりも高度なわけですから、見下されることが減るのは当たり前ですよね。
もしも、「でもフリーターなんだろ?」と軽んじられるようであれば、「会社に依存しなければ生きていけないんだろ?」と返してあげればいいだけの話です。
『正社員』になれば見下されることが減る
フリーターの方が正社員になれば、見下されることが減るといえます。
もちろん、フリーター時のブランクがあるため、同世代の収入より劣るかもしれません。
もちろん、仕事の出来栄えでも差があるかもしれません。
そういったステータス面で見下されることもあるかもですが、それは誰もがそうですし、努力次第で改善されるかと思います。
なので、まずは同じ立場に立つところから始めるのが、最も手っ取り早い『見下される』ことの解決法だといえるかと思います。
ちなみにフリーターの方は『就職エージェント』に頼ったほうが良いかと思います。
そんなフリーターに特化していて知名度が高いエージェントの口コミランキングは下の通りです。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
また、下の記事に『就職エージェント』について詳しく書いていますので、読んでみてください。
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最後に:正社員とフリーターの格差は埋まらない
基本的に、正社員とフリーターの格差は歳を重ねるごとに開いていきます。
それも、さらに深刻になっていきます。
また、時間が経つにつれて『フリーターのくせに』と見下される可能性が高くなるということです。
「このままじゃヤバイ」
と感じたら、すぐに行動に移したほうが良いのは間違いないです。
30代手前なら、全然就職はできると思いますから、すぐに就職活動を始めたほうが良いかと思います。
20代前半なら、今の生活にビジネスや肩書取得のために時間を割り当てたほうが良いかと思います。
今の現状に不満をもっているのであれば、現状を変えるために行動も変えなければなりません。
グダグダと努力しない理由を考えていないで、すぐに一歩を踏み出してみてください。
確実にあなたの人生が変わりますから
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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