本記事では複数の就職エージェントを利用してきたボクの経験から「就職エージェントのマッチング能力は低いのか」について解説していきます。
【結論】就職エージェントはマッチング能力が低いの?
ネットで「エージェントの求人紹介で自分の希望通りな企業を紹介してもらえない」なんていう口コミ見かけるんですけど、本当ですか?
ボクの経験からいうと「人によっては事実」と言えるね
「人によっては」というのはどういう意味なんですか?
それは「市場価値が低い人」「自分に不釣り合いの希望条件を出している(高望みをする)人」は希望通りにならない可能性が高いということだね
エージェントのマッチング能力について極端な言い方するのであれば、”市場価値の高い人は希望条件に近く、低い人は妥協を強いられる”といえます。
エージェントの求人にもアドバイザー側が認識している『応募条件』のようなモノがある。
つまり、クライアントである提携企業は「〇〇のような人を紹介してください」といった条件を出しており、アドバイザーはその条件を満たした利用者だけにその求人を紹介する。
多くの企業が魅力を感じる人材であれば、アドバイザーが紹介してくれる求人も多くなります。
逆に『学歴や職歴がない・資格を持っていない』という人の場合、市場からしたら価値は低いため、アドバイザーも紹介できる求人が少なくなってしまうのです。
つまり、”エージェントのマッチング能力が低いのかどうかは、その利用者の市場価値による”というのが正しい答えなのかもしれません。
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求人への希望が高いとマッチングしづらくなる
自分は20代後半で職歴ナシで資格も車の免許証しか持ってないんだけど、エージェントで良いところに就職できるのかな?
基本的にエージェントでは中小企業の求人を扱っているから、大手は難しいかもね
それだけじゃなくて、もしも「大手や待遇の良い企業を狙っている」ということなら、シンプルにキミのこれまでの経歴(年齢や職歴)自体が企業側の採用条件を満たしていない可能性も考えないといけないかもね
えっ!?全てとは言わないけど、企業は選考者に対して『人間性』を見て判断するんじゃないですか?
確かに人間性は重要だよ
でもね、それは面接選考まで行きついた人だけが重要であって、書類選考といった書類面でアピールできる要素ではないんだよ
そして、アドバイザーは「書類選考で不採用になる(採用条件を満たしていない)のが目に見えている求人は利用者に紹介しない」ということも覚えておこうね
エージェント利用者が「マッチングがイマイチだな」と感じるのは”自分の希望条件を満たしていない”という状況から生まれる考えです。
そして、その希望条件が自分に釣り合っていない、良くない『高望み』が原因だったりします。
×:職歴はないけど、自分は30歳だから世間の年齢相応の年収が欲しい
×:未経験で資格もないけど『経理』の業務に就きたい
求人の希望条件で悪い高望みの代表に『年収』があり、この収入面を求めるのは良くありません。
というのも”収入面というのは、その報酬をもらえるだけの業務をこなしてもらえるものだから”です。
また、専門性が高かったり、従業員枠が少ない業種を狙うのもやめたほうがいいです。
実力も知識もない人がその業務に就いても戦力になるまでに時間がかかることは企業側も良く理解しており、採用されないからです。
エージェントの求人紹介のマッチングの低さは利用者の高望みによるモノを大きいと言えます。
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【悲報】アドバイザーの都合で希望条件を満たさないことがある
別に自分は高い希望を出しているわけではないのに、それでもイマイチな求人が紹介されるんだけど…
キミの職歴や資格の有無が理由で望んだ企業を紹介してもらえないのかもしれない
だけど、もしかしたら「アドバイザーの都合でイマイチな求人が紹介されている」ということも考えられるよ
どういうことですか?
エージェントでは利用者の希望と企業側の要求が合致したら紹介してもらえるんじゃないんですか?
アドバイザーが会社での成果を求めていたり、クライアント側に人材紹介を急かされているなどの状況が原因で紹介される求人も変わってくる可能性があるんだ
エージェントが扱っている求人には”採用されやすい”ものがあります。
そういった採用基準の低い求人は「選考を受けるだけで採用されてしまう」なんていう企業もあります。
そして、そういう企業は大抵、「知名度がないことで人が集まらない」「人の出入りが多い(職場環境に問題があるかも)」「勤務地が定まらない(人材派遣など)」といった特徴があるかと思います。
ネットではアドバイザーに「受けるだけでもいいから」と推しに負けて、その企業の選考を受けた利用者がいる。
興味がなかったことから「筆記試験も面接もテキトウにこなしたが、それでも内定をもらえてしまった」という人もいるとのこと。
では、「なぜ、アドバイザーが採用基準の低い企業を紹介してくるのか」というと”会社での結果を出すため”であることが多いかと思います。
エージェントは求職者を紹介した企業に就職させることで、その企業から紹介料として報酬を受け取ります。
ですので、アドバイザーは利用者に採用基準が低い企業を紹介して選考を受けさせることで、効率よく成果に結びつけることができるというわけです。
こういったアドバイザー側の都合によって利用者の希望とは違う求人を紹介されてしまうこともあるわけです。
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【重要】『自分の能力=希望条件』を意識すべき
『エージェントのマッチング能力が低い』と感じたときに、まず考えるべきは”自分の市場価値と希望条件が釣り合っているか”ということです。
エージェント側が利用者に見合った企業を紹介しても、利用者が高望みをしていれば「釣り合っていない」と考えてしまう。
そのため、『年齢・学歴・職歴・資格』を考慮し、「自身の市場価値がどれくらいなのか」を再認識すべきなのである。
そして、あまりにも「年収が低い」「働き方が違う」というのであれば、それはアドバイザー側に問題があるかもしれません。
その場合は担当を変えてもらったり、エージェントを他に移すなどを検討してみてもいいかもしれませんね。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
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ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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