あなたの人生にはターニングポイントと呼べるような出来事は訪れていますか?
人の人生に大きな影響を与える『ターニングポイント』。
良くも悪くもこういった人生での転機が人の人生には必ず生じるモノです。
本記事は私の実体験を踏まえたうえで、『人生のターニングポイント』について考えていただければと思います。
人生のターニングポイントとは
本記事で言うところの『人生のターニングポイント』とは、あなたの人生を変える出来事のことを言います。
つまり、自分の価値観、考え方や行動に影響を与えた出来事のことを指しています。
そして、このターニングポイントは過去を振り返ってみると「あの時が自分の人生の転機になったんだなぁ~」と気づくことも多々あります。
このことから分かるように、この人生を変えるポイントというのは予測することが難しく、結果を見て初めて理解するものだといえます。
ですが、逆に「こんな経験を積むと人生の転機が訪れる」と予測して、意図的に引き起こすこともできたりします。
つまり、このあと説明しますが、ターニングポイントというのは本人の”気づき”が大きく関わっているのです。
こういった部分を本記事を通して気づいていただければと思います。
運営者の人生のターニングポイント
まずは運営者の人生のターニングポイントについて書いていこうと思います。
他人からしたら私の人生のターニングポイントは大したことはないと感じるかもしれません。
「巨額の借金をした」とか「大きな失敗をした」とか、よく成功者が語る成功の背景になりうるような大きな転機は訪れてはいません。
これは間違いなく行動の差であることは間違いありません。
ですが、こういった感情が動く瞬間は自分の捉え方次第で大小問わず関係なく”気づきの大きさ”で決まると考えています。
これから紹介する私のターニングポイントは私にとって間違いなく人生を変えましたし、これからも訪れてくるモノだといえます。
ですので、こういった自分が変われるような些細な出来事に注意深く意識するようにすると良いかもしれません。
では、さっそく私の人生でのターニングポイントについて書いていきます。
人生初めての告白で女性に振られた
私が20歳の頃、人生初めての告白をある女性にしました。
これまでは相手から告白されたらノリで付き合うといったような交際しかしてこなかったため、告白するときは『命を削る思い』でした。
正直、自分がこれまでの人生で『ここまで異性に惹かれる』という経験がなかったことから、ふられたショックは計り知れませんでした。
時が止まったかのような感覚。
ふられた後のその日の記憶はほとんどありませんでした。
世界中の優柔不断が震撼したハズ!
この本気で好きになった相手にふられたときに”自分の薄っぺらさ”に気づきました。
このお相手は「勉強熱心で成長意欲があって、物事をハッキリ伝えることができる」ような人だったんですよね。
むしろ、そんなところに惹かれたんです。
ふられた後、その人に認められるように私は必死になって自分に足りないモノを考えて、必死に本を読み、勉強するようになりました。
今の理屈っぽくて、本が好きで成長意欲が高いのはこの出来事がきっかけになっていたりします。
そして、この時から『頼りになる男』になるために自分で考えて選択する癖がついたんです。
価値観を変えてくれる『本』に出会う
私は上の女性にふられてから、読書にのめり込みました。
始めは自己啓発本ばかり読んでいたのですが、それに紛れて1冊の本を購入することになります。
その本の名前は皆さんご存知『金持ち父さん、貧乏父さん』です。
この本は私の人生、働くというモノの価値観に大きな影響を与えてくれました。
ですが、『金持ち父さん、貧乏父さん』は綺麗ごと抜きの内容になっていて、「この本の内容は人生の真理に迫っているッ!」と頭の軽い私が感じたのを今でも覚えています。
『本との出会い』が人生のターニングポイントになるなんておかしいと感じるかもしれません。
確かに本当に小さな出来事ですよね。
ですが、それだけあの頃の何も知らなかった私にとって、この本との出会いは『新しい学び』を与えてくれたモノで、様々な分野の学問に興味をむけるきっかけになったんです。
それこそ、『仕事』について考えさせる内容にもなっていますので、現在でもこの本は私にとって権威ある書物(バイブル)になっていることは間違いないです。
また、現在では収入源のほとんどが投資でして、この投資を始めるきっかけを作ってくれたのがこの本との出会いだったりするのです。
そのほかにも専門書以外でいえば、現在までで読んで損なしの本がありますので、一応リンク貼っておきます。
改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学 (単行本)
筑摩書房
売り上げランキング: 133
幻冬舎 (2017-06-30)
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ダイヤモンド社
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就職活動でカッコいい大人に出会う
大学生の頃の就職活動。
周囲の同級生は内定をもらい、遊びまわっている中、私だけ内定が1つもなかった。
そんなときにベンチャー企業の説明会に参加し、まさかの1対1の対談になってしまった。
その時の説明会で聞いた内容が私の価値を大きく変えることに。
ボクが知っている社会人とは全く違ってて、「就活はなぜするのか」「周りに合わせることが正しいわけじゃない」といったあの時の洗脳されたボクの頭を解放してくれたんです。
「社会人だからこうしなきゃいけない」とかって、就活生だけじゃなくて、会社員の方でも『既存の社会の空気』に流されていしまっている方って多いと思うんです。
ですが、私はこの人に会ってから、就職活動も型にはまらず、自分のことを存分にアピールする方法で内定をバンバンとることができたんですよね。
それに加えて、社会に出てからも『会社のルール』にとらわれない、「自分らしくいられる環境づくり」なども心掛けて、不必要なローカルルールに惑わされることはありませんでした。
あの人の言葉がなかったら、自分に対して「自分は一般の人ができることもできないダメなヤツ」といったネガティブな感情を抱いていたかもしれませんね。
『人生での出会い』って大切にしたいですよね。
心の底から尊敬できる相手(メンター)に出会う
会社員の時に友人の紹介で先輩社員と会うことになりました。
その方はベンチャー企業の方で、実績も多く積み上げていることに加えて、人生の哲学を持っているような方でした。
この人と仲良くなって、食事などをご一緒する機会が増え、いろいろなことを教えてもらいました。
この人がいなければ、現在の会社に所属しないワークスタイルには行き着いていないと思います。
なんでも知っていて行動力があり、この人に憧れて失敗を恐れずに前に進めているのだと強く感じています。
人は理想像が明確になると、常にその理想像に当てはめて考えるようになると思うんです。
それも身近なところにメンターがいると尚更だと思います。
例えば、「あの人だったら、こういう状況どうするか」とか、「あの人だったら、逆にこういう選択をする」といった、行動自体に違いが出てきます。
私の場合は会社に入社して、新人研修で「社会人はこうあるべきだ!」という会社の考えに違和感を覚えながらも、それに従っていました。
ですが、そのメンターに出会い、「この人みたいな男になりたい」と考えて、その人の思考を自分の中に刷り込むようにしていたら、いつの間にか成果がだせ、自信を持って会社を辞めて個人で働けるようになりました。
これって間違いなく大きな人生のターニングポイントになったと思うんですよね。
【重要】ターニングポイントに気づく方法
自分の人生を大きく変えてくれる『ターニングポイント』。
ターニングポイントと聞くとどうしても大きな出来事に目がいきがちですが、実は別に大小は関係なかったりします。
ですが、「ニュートンがリンゴが落ちるのを見て、万有引力に気づく」みたいな、些細なことから人生が大きく変わる転機に結びつくことがあるわけです。
つまり、ターニングポイントは本当にそこら中に落ちていると考えてもいいのかもしれません。
そのターニングポイントに気づくことができるかは自分次第なのです。
上にも書いた私のターニングポイントって結構小さな出来事ですよね。
それでも、どんどん人生が変わってきています。
そんな小さなものに気づくことができるようになるには、私は下記の3つを意識しています。
- 常に理由を考える
- 常に疑問に注目する
- 自分の感情に向き合う
では、この3つについて簡単に説明していこうと思います。
常に理由を考える
人生のターニングポイントは”気づき”が重要だと本記事の初めのほうに書きました。
この”気づき”ですが、出来事に対して理由を考えることで得られることがほとんどです。
例え、人生が変わるような大きな出来事があっても、その出来事の根本的な要因に気づけなければ、浅い答えで行きどまってしまうことがほとんどです。
ですので、「なぜ生じたのか」といった理由について常に考えるようにすると気づきが得られて、その出来事がターニングポイントになりうるかもしれませんよ。
常に疑問に注目する
私は常に疑問を持つことに努めています。
仕事などでは作業に対して「なんでこれをしないといけないの?」と疑問を抱くような感覚です。
「みんなはこれを重視するけど、なんで?」といった周囲の行動や考え方について疑問をいだくようにするのです。
そうすると大抵、『周囲の空気』や『昔からの固定概念』といった原因に行き着くのですが、その先にあるものを追求するのです。
(ごめんなさい、私の言葉のボキャブラリでは表現できそうにはありません(笑))
その結果、なんかいままでと違う見え方になったり、考えになったりすることで、新しい発見や気づきが生まれ、些細なことが人生のターニングポイントになったりします。
自分の感情に向き合う
常に人生の転機は自分の中にあります。
当たり前ですよね。
大なり小なり、その出来事が人に転機をもたらすのではなく、出来事から人が考え、感じることで行動が変わって、結果的に転機になるわけです。
ということは、出来事が重要なのではなく、自分の感情に気づくことが重要だったりするわけです。
なので、常に自分の感情に目を向け、「なんでイライラしてるんだろう」「なんでこの人に惹かれるんだろう」といったことから自分のことを理解していくと、人生を変えるようなターニングポイントが小さい出来事でも引き起こすことができると考えます。
ですので、自分の感情について理由を求めるようにしましょう。
最後に:捉え方次第で人生を変える転機に出会うことができる
『人生のターニングポイント』についての記事はいかがだったでしょうか。
私の人生の中でのターニングポイントって意外と大した出来事ではない感じている方も多いかと思います
それでも、その些細な出来事からどんどん価値観や考え方を変化させて、行動や結果に結びつけてきました。
ですので、もしかしたら、あなたの生活の中に「大した出来事ではないな」と感じて、素通りしてしまったモノにも、あなたの人生を変えるような転機があったかもしれません。
なので、本記事を読んでいただいた方はそういったターニングポイントに気づけるように常日頃意識するようにしてみてください!
では、最後まで読んでいただきありがとうございました!
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