真実を知ろうとしなければ後悔する
みなさんは普段、どれだけ物事の背景にある真実について考えるようにしていますか?
普段から結果だけでなく、それまでの経緯も知ろうとしているという方は素晴らしいですよね。
ですが、結果だけをみて、物事を判断していることはありませんか?
その時に自分が持った感情で行動をしていませんか?
「芳しい結果が出せていないからダメ」とか「私が傷ついたから嫌い」とか。
その背景にはどんなものがあってのことなのか考えることなく判断するのは、大きな後悔を招きかねません。
本記事では「真実」に目を向けることを意識してほしいという内容と1つの動画をご紹介します。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
書店の前で寝っ転がる「ホームレスの青年」の話
本記事で紹介するのはYouTubeで「泣ける」と話題になった動画です。
書店の店主とその店の前でいつも寝っ転がるホームレスの青年のお話です。
この動画の展開に観た方は、胸が締め付けられるような切ない気持ちになると思います。
まずはご覧ください。
上記の動画の内容を簡単にご説明します。
とある書店の前でホームレスの青年が店主にバケツの水をかけられるところから始まります。
動画の初めを見るだけでは、「書店の店主」と「書店の前でいつも寝ているホームレスの青年」と私たちの目に映ります。
そんな店主の目にも、なぜか店の前で寝ているホームレスにしか映っていなかったのです。
ホームレスを厄介者と感じ、時にはとても冷たい対応で追い払っていました。
そんなある日、いつも通り店のシャッターを開けると、ひどい臭いと寝っ転がるホームレスが店主の目に映りました。
店主はただでさえ、店前で寝られるのにうんざりしていたのに、それに加えて、今日は店前で小便をしやがったと思ったのです。
とうとう怒りを抑えきれず、寝ているホームレスの青年を蹴り飛ばし、「消えろ」と言い放ったのです。
蹴られたホームレスの青年は驚きと困惑の表情でヨタヨタと逃げていくのです。
その後、何日経ってもホームレスの青年が店前で寝ていることはありませんでした。
何日経ってもホームレスの青年が来ないことを、店主は不思議に思い始めるようになりました。
ある日、ホームレスの青年が来ていないか店の回るを確認していると、隣のお店の女性が怒りながら「あの青年は長いこと来てないよッ!」と言われました。
店主はおかしいと思い、店前に設置してある防犯カメラで確認してみることにしました。
その防犯カメラには、店主が考えていた真実とはまったく違う真実が映っていたのです。
店主のお店に悪さをする人間から、身を挺してホームレスの青年が守っているのです。
書店を夜通しで守っていた結果、店前で眠ってしまっていたという真実に気づくのです。
店主はこれまでの、ホームレスの青年への冷たい対応を思い出しながら、目頭が熱くなるのです。
そして、最後にホームレスの青年に会う前日、書店を守る際に相手にナイフで刺されてしまっていたのです。
そんな、ホームレスの青年の善意を無下に扱ってしまった自分への後悔に涙をこぼすのです。
そして、動画の最後に「見えていない真実がある」とメッセージが表示され、動画が終了します。
見えていない真実
この動画は監視カメラメーカーが作ったコマーシャルだったようです。
ですが、この動画のようなことが、私たちの生活にたくさんあるのかもしれません。
世話焼きな親が鬱陶しく思えたり、自分のために強く言ってくれた友人の言葉。
大切な人の優しさに気づくことが大切なのです。
このように、その時には気づくことができなかった真実が私たちの生活には溢れているのかもしれません。
その真実に後々気づいたときには、「なんであんなことをしてしまったんだ」と後悔で胸がいっぱいになるんだと思います。
本記事では、できるだけ今目に見える事実だけで物事を考えてはいけないということをお伝えしたいのです。
その背景にどんなことがあって、どんな真実があることを真剣に考えてみてください。
一時の感情で行動してしまって、やり直したいと悔やんでも過去を変えることはできないのですから。
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