「社畜ノート」の物語とブラック企業の激務に耐える主人公の姿を見て涙する人続出

生き方

 

2018年4月3日にツイッターのツイートに「社畜ノート」という紙芝居のようなマンガがアップされました。

 

その作成者はツイッターのアカウント名しんらしんげさんが作られた漫画で、ツイッター上では今とても注目を集めています。

 

 

この漫画はブラック企業で働くサラリーマンが毎日の激務に耐えていく物語となっています。

そして、この漫画の終盤の内容に涙する方々が続々と出ているとのことです。

 

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「社畜ノート」の内容解説

 

物語は主人公が朝の通勤シーンから始まります。

 

 

主人公の落ち込んだ印象があることから、周囲の明るい雰囲気から、どこか浮いてしまっている状態になっています。

 

 

主人公が会社につき、作業をしています。

その後ろのホワイトボードには「死ぬまで働け」という、ブラック企業丸出しなスローガンが書かれています。

 

 

みんなが帰った後も、ひとり仕事を続ける主人公。

外はもう真っ暗でとても遅い時間であることがうかがえます。

 

 

残業で仕事を終え、帰りの電車では死んだように眠っています。

日ごろの疲れがたまっているのだと考えられます。

 

 

そして、家に帰って、ここでも仕事着のまま眠ってしまっています。

家に着いたら、そのまま眠りについたのでしょう。

 

 

次の日も、いつものようにみんなが帰った後に残業をしている。

 

 

すると、1人の女性が会社に戻ってきました。

主人公の隣の席で働く女性です。

 

 

すると、女性は主人公の仕事であろう山積みのファイルを持ってきて、仕事を手伝い始めました。

日ごろから、主人公が頑張っているところをみていて、助けてくれたのでしょう。

 

ですが、この女性の優しさは悲劇を生んでしまうのでした。

 

 

女性は主人公より一足先に退社しました。

 

 

「ドン!」という不穏な音が外から聞こえます。

主人公は何があったのか確認するために、窓から外を眺めます。

 

 

すると、そのには先ほど、自分の仕事を手伝ってくれた女性が車にひかれているではありませんか…

その現場をみて、主人公は茫然と立ち尽くすことしかできません。

 

 

翌日、会社にきても、彼女の事故には一切触れず、いつも通り無茶なスローガンを社員に押し付けるだけの上司。

 

 

 

いつもと同じように残業をしていますが当然、隣には彼女はいません。

そして、孤独に引き戻される主人公でした。

 

 

残業を終え、帰宅する主人公。

普段であれば、帰宅してから、ただ眠るだけの主人公ですが、今日は違います。

 

毎日のようにブラック企業に耐えるだけの状況、それに加えて、彼女の一件でとても精神的にこたえている主人公。

そんな精神状態から、主人公は自分で自分の命を絶つことを選びます。

 

 

首を吊るためのロープを天井から吊るし、命を絶とうとロープに近づいていきます。

そして、そのロープの輪っかの先には、お花畑が見え始めました。

 

現実よりも死んだほうがよっぽど楽で、素敵なことだと心の底から思い込んでしまっているのです。

 

 

ですが、むなしくロープがちぎれ失敗してしまうのでした。

 

 

主人公は苦しみから解放され、息遣いがとても荒くなっています。

そんなとき、携帯に電話がかかってきます。

 

 

恐る恐る電話に出る主人公。

その電話の相手は事故にあった彼女からでした。

 

 

そして、電話の先の彼女はこういうのです。

「つらいだろうけど…」

 

 

「がんばって」

「私もがんばるから」

 

 

その言葉に、さっきまで死のうと考えていたことへの罪悪感。

そして、彼女が元気そうにしている声を聴いたのか、もしかしたら心の底から生きたいと思っていることに気づき、涙する主人公。

 

「泣かないでよ」と電話先でほほ笑んでいるかのような表情を浮かべる彼女。

 

 

彼女との電話が終わり、どこか安心できたといったシーンを最後にこの物語は終わりを迎えます。

 

 

 

BGMや効果音の演出が素晴らしかったですね。

内容はもちろん、演出がしっかりしているから、物語に引き込まれ、最後には感動し、涙する方々がたくさんいらっしゃるのでしょう。

 

もしかしたら、「感動できるけど、結局何も解決していない」とお考えの方が多いかと思います。

もちろん、私もそう思っています。

それについては、「しんらしんげ」さん曰く、2分の動画ではこの状況の解決までもっていくのは難しいとのことでした。

 

この後の主人公の動き方によっては、良くも悪くもなるといえますね。

それは私やあなたの想像次第だということですね。

 

自分たちにも降りかかる最悪なシナリオなので、こういった状況になったら、迷わず会社を退職しましょうね。

 

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