生活費以上の収入があるのに、なぜかいつもお金に困ってしまうという人って多いですよね。
もともとの収入が少ないのであれば分からなくもありません。
ですが、そうじゃない人はいったいどんなことをしているせいでお金に困ってしまうのでしょうか?
本記事はそういった”お金に困り続ける人の特徴”について書いていこうと思います。
こういった人の特徴を理解することで、自分がモノを買う際の行動に変化があるかもしれません。
ぜひ、当てはまったら対策を考えてみてください。
金額が大きくなると金銭感覚が鈍くなる
人は金額が大きくなると金銭感覚が鈍くなることがあります。
特に「小さい金額のモノを購入する」ときと「大きい金額のモノを購入する」ときでは、考え方が違ったりします。
例えば、あなたが安い商品として「PS4」を買いたいと考えているとして何件もお店を回ったとします。
そして、最後に訪れたお店で売られていたPS4の値段は39,980円でした。
ですが、前回行ったお店では34,980円と5,000円低い値段で売られていたとします。
その前回行ったお店まで歩いて1時間かかる距離にあるとしたら、あなたはどうしますか?
きっと1時間かけて歩いて、前回のお店まで買いに行くのではないでしょうか?
5,000円安く買うために時間を費やす選択をするということです。
次にあなたは高い商品として「車」を購入しようと考えています。
上記と同じシチュエーションだったとします。
ですが、異なるのは現在の車の価格は4,000,000円だったとして、前回のお店では3,995,000円だったとしたら、どうでしょうか?
「まぁ、別に5000円程度だったら、そこまでする必要はないかな」と労力を惜しんで、5,000円高い車を購入するのではないでしょうか?
5,000円を軽んじて損をする選択をするということです。
このように金額が大きくなればなるほど、尊いと感じる金額の大きさも大きくなる傾向にあるといえます。
きっと誰もが一度は経験していることでもあり、理解せずに損し続けている方も多いかと思います。
こういった金額の大きさで基準がぶれるような考え方をしていくと、貯まるお金もたまらず、お金に困り続けるといえるかと思います。
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重要なことにお金をかけない
たまに無駄なものにはお金をかけるのに、重要なものにはお金を出すのを渋る人がいます。
例えば、普段使う消耗品にはためらわずにお金を無駄に使うのに、長期的に使うまとまったお金が必要なモノにはできるだけ安く買おうとしたりします。
すぐになくなる小さな金額のものでお金が出ていって、長期的に使うものにはケチってお金を出さずに壊れてしまって、買い替えるなどさらにお金を出している状況になっているということですね。
こういった一時の出る金額だけを意識したお金の使い方をしていると、どんどんお金が出ていってしまうことがほとんどです。
例えば、頻繁に消費する日用品のティッシュには、「鼻にやさしいから」と本来のティッシュより倍近くの金額を支払っているなんていうのも典型的なお金が無くなる人の消費行動だといえます。
このように、無駄なことと重要なことの識別が正確にできていないことも、お金に困り続ける人の特徴だといえます。
周囲と同じことを正しいと考えている
あなたは「周りの人が真面目にやっている取り組みは間違っていない」と考えることが多いでしょうか?
もしもそう考えるとしたら、その「正しい」と思う理由は何ですか?
きっと多くの人は、大多数の人間がしていることは正しいといった、正しいと思う理由は特になく、頭を使って物事を考えずに「周りがしているから」といった理解で納得していませんか?
一般の人は自分の中に「大多数、常識 = 正しい」といった定義ができているので、物事を決めるときに思考停止している人が多かったりします。
ですが、これまでの歴史で時代が変われば常識だって変わることは明白ですよね。
また、何より一般の人がしていることをしていては、多少の上下はあるものの一般の人と同じ結果にしかなりません。
一部の仕事のパフォーマンスが高かったり、優れた能力を持っている人が一般のやり方でお金を稼いでいます。
ですが、それ以外の並程度の人の場合は、現在日本でお金に困っている多くの人と同じような状況になってしまいます。
こういった現状が理解できず、周囲と同じ行動が正しいと思い込んでいる人はお金に困り続ける人の特徴だったりするのです。
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目先のお金を追い続けている
お金に困り続ける人に共通する最も多い特徴として、”目先のお金にしか興味を持っていない”ということです。
「会社の給料」といった、現在は生活できるだけのお金をもらえているという結果だけを重視し、その給料の増減だけに興味を持っているということです。
少し前の大手メーカーのリストラにも目もくれず、最近ではメガバンクの大規模的な人員削減の話は他人事だと感じている人が結構たくさんいらっしゃるんですよね。
こういう事実を知りながら、これからもずっと雇用してもらえる保障もないのに、働き続けることができると信じ、現在の会社での給料を上げる方法ばかり考えているのです。
その考え方で取り組み、結果的に有能な人材になれるのであればよいのですが、現在の会社に合わせたスキルアップは、将来使える能力であるとは限らないのです。
つまり、多くのお金に困り続ける人は
”自分なりにアンテナを立てて情報収集してこれからの時代の憶測を立てたり、
専門知識や技術を磨き時代の変化に対応しようともせずに、
目先のお金だけを追い求めているといえます。
その場しのぎで生活しているにすぎない人が多いのです。
ですので、もっと視野を広げて「これからどんな時代になるのか」「どんな能力が必要か」「先駆けて何かできないか」など、これまでの生活で想像できる未来ではなく、現実的な将来に目を向けて行動していくことが大切なのです。
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