本記事では「就職エージェントを掛け持ちしていることをアドバイザーに伝えるべきか」という疑問に答えていきます。
また、ボクはフリーター時代に複数の就職エージェントを利用した経験がありますので、その経験も踏まえて説明していきます。
就職エージェントの掛け持ちは伝えるべきか
ボクの就職エージェントの掛け持ちをしていた経験から言うと”伝えたほうがいい”と思っています。
その理由である「掛け持ちであることをアドバイザーに伝えるメリット」について解説していきます。
・担当アドバイザーのやる気を引き出せることもある
・ 企業選考のバッティングがなくなる
・利用者やエージェント間での問題が起こらなくなる
担当アドバイザーのやる気を引き出せることもある
「他者と比較されている」「利用者を他社に取られてしまう」といった感覚がアドバイザーのやり気・サポートの質を上げることに繋げることもあります。
アドバイザーも人間で、周りからよく思われようとしたり、仕事を取られるなどで焦ることもある。
こういった内面的なことから利用者にとって良い方向に働くこともある。
『利用者がエージェントの掛け持ちしている』という状況はアドバイザーからしたら”仕事を取られるおそれがある状況である”といえます。
そんな中でゆっくりとサポートをしていては「他に先を越されて自分の成果にならない」ことは容易に想像できてしまいます。
ですので、アドバイザーも「早くこの人を就職させないと!」と考え、「多くの求人を紹介・素早く選考を通過させる・内定を確定させる」を実現するためにサポートの質と効率を上げるといえます。
また、他のアドバイザーとも関わりのある状況は「他のアドバイザーよりも良いイメージを持ってもらおう」という気持ちにもなり、結果親身な姿勢で臨んでくれることもあるかと思います。
企業選考のバッティングがなくなる
掛け持ちを担当アドバイザーに伝えておくと”他社との選考予定のバッティングする可能性が減る”と言えます。
場所にもよるが、アドバイザー主導で企業選考の日時を決められることがある。
そういった急な選考予定も、他社を利用した選考予定を伝えておくことで、選考の日時が重なることが減るといえる。
また、急遽、選考の予定を入ることがあります。
そんなときに、掛け持ちを黙っていると、アドバイザーが納得する理由を伝えることができなかったりします。
そして、いい加減ともとれる理由を言ってしまえば、アドバイザーからは「この人、就職する気ないな」といった悪い印象を植え付けてしまう場合もあります。
ですので、悪い印象に与えないために「他社で申し込んだ選考が入っている」と言えるように掛け持ちであることを伝えておくと良いかもしれないのです。
利用者やエージェント間での問題が起こらなくなる
本当に稀のケースですが、他社のエージェントを掛け持ちしていたことで問題が生じた例もネット上で確認できました。
エージェントを利用する際に利用規約などが書かれた契約書を渡されるかと思う。
その利用規約の中に「意図して損失を与えた場合~」といったニュアンスの記載がされていることもある。
迷惑行為などのエージェントに悪い影響を与えることでなければ、問題は生じません。
しかし、中には、自社の都合の悪いことをされたときに、契約書を理由に訴えてこないとも限りません。※ほとんど無意味ですが。
ですので、無駄な問題が生じないためにも、一応掛け持ちをしていることを伝えておいてもいいかもしれないのです。
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就職エージェントの掛け持ちを伝えるデメリット
次に就職エージェントの掛け持ちを伝えた場合のデメリットについてです。
・アドバイザーの対応が悪くなるかも
・紹介する求人の質が低下するかも
・他社経由の内定の辞退を勧めてくることもある
アドバイザーの対応が悪くなるかも
アドバイザーの中には掛け持ちをしていることを聞いて”対応が悪くなる”人もいたりします。
アドバイザーによっては『掛け持ち=ウチは本命ではない、いい加減に利用している』と考える人もいる。
そうなると、相手も人間なので「気分が乗らない」という理由からサポートがいい加減になることもある。
最近ではエージェントを掛け持ちして就活をする人は珍しくありません。
なので、ベテランアドバイザーであれば、「掛け持ちしていることもある」ことを理解しており、その事実を織り込んだ姿勢でサポートをしてくれるかと思います。
しかし、中にはキャリアが浅かったり、性格的に「浮気」といった感覚を持つアドバイザーもいて、気分が左右されることもあります。
そういった不快感から態度やサポートの質が悪くなることも考えられます。
紹介する求人の質が低下するかも
掛け持ちしている利用者に対して「早く内定を確定させないといけない」という気持ちから”採用基準の低い求人を紹介してくる”ことがあります。
就職エージェントで扱われる求人には採用基準の低いモノもある。
利用者に採用基準の低い企業の選考を受けさせ、内定を確定させる手段をとるところもある。
採用基準の低い企業の選考を受ければ内定を出してもらいやすいです。
だから、他社に取られそうな求職者にそういった求人をあてて内定をとらせて、その内定を確定させように働きかけるアドバイザーもいるそうです。
アドバイザーに興味のない企業の選考を無理やり受けさせられた利用者がいます。
興味がないので「テキトウな解答をした筆記試験・ボソボソ口調で受けた面接で不採用になろうとしたのに、なぜか採用されてしまった」なんていう採用基準の低い企業もあるとのことです。
アドバイザー自身の「会社での成果」といった都合を優先させる人も確かにいるので注意です。
他社経由の内定の辞退を勧めてくることもある
他社で内定をもらい、それ以外の就職エージェントの利用停止を申し込むときに”他社経由の内定を断らせようとする”アドバイザーもいます。
・就活を継続するように促す
・内定を辞退させて、自社の求人の選考を受けさせようとする
就職エージェントは「利用者を就職させて、初めてその企業から紹介料という報酬を受け取る仕組み」になっている。
そのため、どうにかして自社で就職させる方向に進めようとしてくるアドバイザーも存在する。
いままで時間をかけて協力をしてきた分、他社経由で就職することに納得のいかないアドバイザーもいます。
アドバイザーからしてみたら”自分の労力が無駄になる”という気持ちもあるでしょうから、確かに悔しいと感じるのは分かります。
この「頑張ったのに報われない」という悔しい気持ちから利用者の内定を阻止しようするアドバイザーもいるということは覚えておいたほうがいいです。
そして、いままで協力してきてくれたわけなので、多少の愚痴は目をつむったほうがいいかもしれません。
ボクも複数のエージェントを利用して複数の内定をもらった経験があります。
そのときには、内定辞退を勧められはしませんでしたが、担当者から愚痴を言われたことがありますw。
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まとめ
就職エージェントを掛け持ちをしていることを伝えるメリットとデメリットは下の通りです。
メリット・担当アドバイザーのやる気を引き出せることもある
・ 企業選考のバッティングがなくなる
・利用者やエージェント間での問題が起こらなくなる
デメリット・アドバイザーの対応が悪くなるかも
・紹介する求人の質が低下するかも
・他社経由の内定の辞退を勧めてくることもある
ネットでは「掛け持ちをしていることは伝えないほうがいい」なんていう情報が散見しています。
それは、ここで紹介したデメリットが主な理由かと思います。
ですが、基本的には”アドバイザーに掛け持ちをしていることを伝えたほうがいい”と思います。
そうしたほうが無駄な問題が起きなかったりします。
また、感じる必要はありませんが「罪の意識がある」ようなら伝えたほうが気分が良かったりします。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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