どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
本記事では『フリーターはなぜ就職できないのか』というテーマで書いていきます。
まず結論を言うと”フリーターは企業からの印象が悪くなりがち”だからです。
それは「フリーター期間の過ごし方」や「仕事に対する姿勢」、「能力面」など関係しています。
なので、まずは上の理由について書いていきます。
フリーターが企業から採用されない・就職できない理由
ここではまず「企業側がフリーターを採用しない理由」について書いていきます。
根本的な内容であり、推測なので参考程度に読んでみてください。
「フリーターの能力を調べる」のにコストがかかる
企業がフリーターを採用しづらい大きな理由の1つに”「業務をこなせるだけの能力があるか」という不安”抱くといえます。
そのため、企業の選考では『書類・筆記・面接』といくつもの選考者の能力を見極める機会が設けられているわけです。
実際にフリーターを雇ってから「何もできない人を採用しちゃった…」という状況になれば、”事業運営上のコスト”になりえる。
加えて、”採用した担当者自身の評価が下がる”ことにも繋がることから、さらに採用側は慎重な決断をする。
そして、こういった選考をたくさんの人に行っていては採用担当の時間(利益を生まない時間(コスト)が増えてしまいます。
なので、経歴や学歴といった書類(履歴書)に書かれている内容でふるいに落とす手法をとります。
その結果、空白期間の長かったり、学歴の低いフリーターは選考が進めず不採用になってしまうケースが多いのです。
面接でフリーターの能力を調べるよりも、学歴や経歴で絞ったほうが能力面が期待できるとも考えられる。
※『学歴が高い=受験や卒業に向けて努力ができた』と判断できる。
仕事上の『責任』を理解できているか不安
企業側は従業員に「会社を守る・成長させる」ための仕事の姿勢を求めます。
・節度を持った態度を持っているか
テキトウな振る舞いは企業の評価を下げる。
・売上を伸ばすために会社に貢献できる
人を雇う以上人件費がかかることから、雇うことで少しはプラスになってもらいたい。
しかし、アルバイトの立場上、身をもって仕事上での責任を実感できていないことがあります。
フリーターの業務は単純(誰にでもできる)で、失敗しても問題になりにくい仕事を与えられます。
こういった労働状況から”仕事を軽んじている人”も少なくありません。
「今日は気分が乗らないからズル休みするかぁ」
「仕事をテキトウに済ませちゃおう」
普段から仕事への責任感を感じられないことから、企業が考える社会人としての振る舞いに相応しくない行動ができてしまうのが人が多い。
フリーターの中には「嫌なことがあったらやめてしまう」なんていう人がいます。
もちろん、場合によっては精神に負担をかけ続けて身体を壊してしまうこともあるので、やめてもいいかもしれません。
しかし、「少しぐらいは無理をしろ!」という考えを持つ企業は日本にはたくさんあります。
なので、こういった「嫌だからやめる」と簡単に決断できてしまう状況下で働くフリーターをはじめから信用する企業は少ないのです。
※だから、選考時にバイトの勤続年数を評価する企業もある。
自分が100%満足できる職場なんて存在しないことから、場合によっては我慢も必要なのが社会人。
しかし、フリーターの場合は雇用へのハードルが低いことから、職場を転々とすることができてしまう。
こういった気軽にやめられてしまう状況で働いてきた人材を企業側は採用したくないと考えるのは不思議なことではない。
労働体系の変化に対応できるか不安
正社員とフリーターとでは業務内容や職場環境に大きな違いが生じることがあります。
それゆえに生まれる仕事の変化にフリーターが対応できるかというのも、企業側は心配していることだったりします。
・完全に決められた労働時間・曜日
・働くうえで守らなければならない会社のルール
・明確に定められた上下関係
上はほんの一部ですが、アルバイトとして働いていた人からしてみたら、かなり大きな変化になります。
立場が変われば、仕事をこなす上で意識することは変わります。
それに対応できない人を採用してしてしまえば、会社の損失を引き起こしたり、すぐに退職してしまうなんてこともあり得ます。
だから、企業側はフリーターを採用する際には正社員として働く覚悟があるかを問うような選考を行うのです。
企業への貢献度が低い
企業はできれば、採用するなら即戦力になる人材を選びたいと考えます。
というのも、新しい人材を採用するときには『コスト』が生じるからです。
・売上に貢献できない新人の人件費
・売上に貢献できる従業員が新人教育に充てる時間
業務をこなす上で必要な技術を保有していない人材の採用には、企業にとって上のようなコストが生じる。
加えて、実践経験の浅い人材を採用すると、さらに上のコストがかさむことになる。
だから、企業はそのコストを踏まえた上で新しい人材を雇うわけですので、できるだけ技術や能力(実績や職歴)の高い人を選びたいのです。
しかし、フリーターの多くは企業が「この人は会社に貢献してくれそうだ」と思えるような、魅力を持った人が少ない傾向にあるかと思います。
その結果、フリーターの人たちを企業が採用することが少ないのではないかと推測できます。
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フリーターが企業から選ばれやすくする方法
上では「フリーターがなぜ企業から採用されにくいのか」について書きました。
次に、そんなフリーターが「企業に好印象を与えて採用されやすくする方法」について書いていきます。
自分を売り込めるようにしておく
書類選考は職歴が絡んでくるのでフリーターは不利であり、どうすることもできません。
しかし、それ以外の選考は自分を魅力(強みなど)を上手く伝え、採用担当に好感を持ってもらえれば採用される可能性が高くなります。
そのためには”自分を売り込む能力・材料”が必要になってきます。
企業の目からみて自分を魅力的に映すには「会社に貢献してくれる」と思わせるアピール材料をもち、自分を売り込めるようにしておいたほうがいいです。
そのためには下のような行動が必要になります。
・バイトで他企業に通用する専門性を磨く
・有益な経験をしていく
なので、フリーターは企業の選考を想定した過ごし方を意識するようにしましょう。
実績を作る
上に近い話になります。
フリーターは職歴を積めません。
そんなフリーターが企業に対して好印象を与えるのが『自発的に行動して得た”実績”』になります。
他の人がやろうとすれば得られるモノでもいいです。
ですが、もっといいのが正社員では手に入りづらい実績を得るように心がけたほうがいいです。
・資格(難易度が高く、勉強時間が必要なモノ)
・ビジネス
・モノづくり・制作(ネットで公開など)
実績は間違いなく就活を有利にしてくれます。
面接時にはフリーター期間(空白期間)の過ごし方は有意義で信念を持って行動できていたことを伝えられます。
加えて、能力の証明ができ、うまくいけばそこらの人たちよりも高い評価が得られることも多いです。
企業から信頼されている就職エージェントに協力してもらう
フリーターひとりで就活をすると企業の評価が低いままです。
しかし、就職エージェントに協力してもらって就活することで、ひとりで就活に取り組むよりも有利にすることができます。
そして、なぜエージェントに協力してもらうと就活が有利になるかというと「効果的な就活のやり方できる」「エージェントの信用も加えて企業にみてもらえる」からです。
企業に認められるほどの有益な過ごし方や実績を得られるなるまでには時間がかかります。
しかし、就職エージェントに協力してもらうことで、エージェントと提携している企業を紹介してもらうことで、エージェントとの信用を借り選考に臨めるようになるのです。
就職エージェントを利用するのは”無料”です。
※無料の理由は『就職エージェントはなぜサービスが無料で受けられるのか』でまとめています。
なので、「できるだけ早く正社員になりたい」という方は、まずは就職エージェントに協力してもらうと良いかと思います。
ちなみに下はフリーターに特化した知名度の高い就職エージェント一覧になります。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
ぜひ、就職エージェントを利用して有利に就活を進めてみてください。
そして、不安があるのなら、ここで紹介した「有益な過ごし方」「実績を作る」を意識してみてください。
フリーター・ニート向け就職エージェントサイトの選び方+おすすめ6選
フリーターにおすすめな副業6選【元フリーターのボクがやったこと】
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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