どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
本記事では『フリーターはなぜ就職できないのか』というテーマで書いていきます。
フリーターから大企業に就職はできないの?
結論から言うと”フリーターは大企業に就職するのは難しい”です。
もしも、フリーターから大企業に就職できたのなら、それは「運がよかった or 能力(もしくは資格)がえげつないほど高かった」だと思います。
では、まずここではなぜフリーターは大企業に就職するのが難しいかについて簡単に書いていきます。
大企業ルートは新卒がメイン
まず、フリーターの方が理解しないといけないことは”唯一新卒が大企業に就職しやすい”ということです。
もちろん、例外はありますが、基本的には『新卒→大企業』もしくは『大企業→大企業』というルートで就職します。
だから、ボクだったら学生の就活でどこに就職するか迷っている人がいたら「待遇を重視するなら大企業を選べばいい」と答えます。
ボクの出会った人や友人の話ですが、大企業で働く人は”新卒で入社して、そのまま働き続けている人”であるケースがほとんどでした。
それでも、中小企業から大企業の子会社に中途採用で入社した人はいます。
なので、フリーターの方の中で「大企業に就職して一発逆転したい!」と思っている人がいるかもですが、残念ながらその望みが叶うことは少ないと思ったほうがいいです。
大企業はわざわざフリーターを雇用するメリットがない
大企業は若くて有望な人材がわんさか集まってきます。
だから、大企業はわざわざ実務経験が少なく年齢の高いフリーターを選ぶ理由がなかったりします。
大企業には安定を求めて偏差値の高い大学生が雇ってもらおうと集まります。
だから、大企業は実務経験はないものの、学生時からキャリアを意識していたり、成長意欲の高く知識の保有量や学ぶ能力の高い人材を選び放題なわけです。
なので、よっぽど実績のあるフリーターでない限り、大企業は若い新卒人材を選ぶのです。
そして、待遇が中小企業よりも良く退職者が少ないことから、1から新しい人材を教育し育てていくことも大企業はできてしまうのです。
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フリーターが大企業に就職する方法はないのか
可能性は薄いですが、フリーターでも大企業に就職する方法はあります。
そして、基本的に一般的な就活では就職は難しいので、ここでは就活以外の方法について書いていきます。
一般の人が持たない能力を手に入れる&公開する
正社員の業務では実践的でかつ専門的な知識や技術が得られるかと思います。
加えて、勤続年数によって責任ある立場が得られ、チームを率いる能力も培えます。
そういった正社員という立場で有利に培える能力をフリーターが伸ばしていても勝てないので、大企業には採用されづらいのです。※ずば抜けた能力値だったら別。
ですので、「ウチにはいない優秀な人材だ!」と思わせるような正社員にはない能力・魅力を伸ばしていくことで採用の可能性が高かめることができます。
・クリエイティブ性(個人で制作など)
・外国の企業や個人でキャリアを積む
・マイナーだが需要のある知識を保有する(参考にするならメンタリストDaiGoさん)
そして、その能力を世の中に公開する(ネットなど)を行ったほうがいいです。
というのも、知名度があれば企業から認識されるし、「証拠」としてアピールすることができるからです。
こういった他者には真似できない能力を世間に発信することで、大企業に目をかけてもらえることもあるのです。
大企業に派遣で働き始める
派遣として大企業で働き、業務遂行能力が認められて正社員になれるケースもあります。
派遣は一般的に派遣会社に雇用され、その派遣会社を介して勤務先に派遣されて働きます。
ですので、アルバイトや正社員といった『直接雇用』ではない人材として働きます。
『エン・ジャパン』が運営する「エン派遣」の2012年に実施したアンケート調査によると”派遣経験のある4割近くの人が派遣先から直接雇用の申し出を受けた”という調査結果があります。
つまり、派遣として働いた結果、派遣先から正社員(もしくはアルバイト)といった形で雇われるケースは珍しくないということになります。
ですので、ここでは「フリーターから派遣会社に登録(もしくは就職)して大企業で働くとことで、結果的に大企業に就職できるかも」という方法でした。
実はボクの知り合いに派遣から大企業に就職した人もいます。
ですので、実際に大企業に入社している人が身近にいるので、大企業に入社する手段としては正解なのかもと思っています。
ですが、絶対の可能性があるというわけではないことは覚えておきましょう。
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「中小企業で経験と実績を積んでから大手を狙う」もアリ
上では「フリーターがどうやったら大企業に就職できるか」について書きました。
しかし、正直の話、直接的に大企業への就職を目指すのはオススメしません。
なので、ボクだったら「まず中小企業に就職してから転職を繰り返して最終的に大企業に就職する」ようにします。
ここでは「なぜこんな回りくどい方法をとるか」について説明していきます。
採用してくれる企業が多いうちに就職する
「自分は大企業に就職するんだ!」と望みの少ない就活の進め方をして長引かせて、結果年齢的に雇ってくれる企業を減らす行為は愚策だと考えています。
フリーターの中には何年もズルズルと就活をしている人がいます。
ですが、それは誰もが持っている”就活を有利に進めることができる年齢を捨てる行為”だといえます。
それなら「最終目標を決め、できるだけ若く雇ってくれる企業が多いうちに経験を積める企業に就職して経験を積む」コレで最終目標に行き着くようにしたほうが賢い選択だといえます。
そうすれば、実績や能力が大企業に就職するに値するレベルまで伸ばせたら大企業への転職にチャレンジすればいいです。
また、「大企業にこだわる必要ないな」と思ったときには職歴を活かして自分に合った職場を探すこともできるし、なにより時間を無駄にすることはなくなります。
中小企業であれば、自発的に行動しやすい
中小企業はいわゆる社長のワンマン経営(もしくは管理職の権限が大きい)が多いと思っています。
加えて、規模は大企業よりも小さいことから、結果を出すことで評価が社内全体で共有されやすいです。
なので、積極的に売上に繋がる行動は好まれるし、結果を出せば正当な評価を受けやすいと考えられます。※自分以外が実績を認める環境は。
そういった職場環境であれば、実績を挙げるチャンスに恵まれやすいでしょうし、転職の際にはそれをアピール材料にして採用に結び付けることも可能です。
自発的に行動した結果、会社に大きな貢献をした実績というのは他企業でも評価されやすいです。
※企業がフリーターを採用する際に気にする1つに「雇用後の貢献度はどうか」ですから、売上に結びつけられる人材だと証明できるモノは用意しておいたほうがいい。
まずは効率よく実績を作る企業に就職する
フリーターに必要なのは大企業に自分を売り込むためのアピール材料です。
そのアピール材料を作るために就職して実践経験を積めるフィールドに上がるところから始めます。
ですが、「実践を積む」といっても、どこの企業でもよいわけではありません。
大企業に就職したいのなら、できるだけ規模が大きいところ、もしくは大企業に関わりのある企業であることが重要です。
会社の知名度が低すぎたり、マイナーすぎる製品を扱っているといった企業は実力の証明になりにくいです。
なので、HPを作りこんでいる企業(ネットで調べて、すぐに検索でヒットする等)だったり、大手企業と取引を行っているかなどを調査を行っておくと良いです。
そして、フリーターは基本的に就活の難易度が高いですから、就職エージェントに協力してもらったほうがいいです。
企業の中には「フリーターもOK」という求人情報には記載されているのに、実際はフリーターは求めていないところもあります。
ですので、下のようにフリーターに関心のある企業の見つけ方をすると効率的です。
1.就職エージェントに求人を紹介してもらう。
2.紹介された企業について調べる。
3.よかったら、選考を受ける。
そして、フリーターに特化した知名度の高い就職エージェントは下の通りです。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
ですので、まずは中小企業に就職して大企業に向けたアピールポイントを集めてみてください。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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