「お金の話は良くない話だ」
「お金なんて求めても良いことはない」
多くの人は「お金」に対して、ネガティブな印象を持たれているかと思います。
会社からの給料は気にするけど、それ以外の稼ぎ方に対しては消極的であることが多いのです。
なぜなら、会社でもらえるお金はきれいなモノで、それ以外のお金を手にしてはいけないモノだと考えているからです。
これは、私たちが学生の頃にお金について学んでこなかったことに関係していると考えています。
学生の頃は卒業したら、会社に就職して、社会に貢献することを前提に教育されてきました。
また、学生の環境は他者に合わせ、その枠から外れないようにすることが正しいと思わせるものだったかと思います。
その結果、他の国と比べて、日本の起業率が低いのだと考えられます。
別に「起業したほうがいい」と言っているのではなく、起業自体が枠から外れるという認識なることに疑問を抱いていると言いたいのです。
こういった社会状況であれば、国の成長率も下がることは容易に想像できるというものです。
上記のような、お金に対しての固定概念を壊してくれる本があります。
私はこの本を読まなければ、お金に対して、働くことに対して、何も考えずに一生を遂げていた可能性が高いと感じています。
お金への固定概念を壊してくれた本とは
その本とは”金持ち父さん貧乏父さん”です。
私はこの本を大学生の頃に読んだのですが、それまでの価値観が完璧にぶち壊されましたね。
そして、この本が私に本を読む面白さを教えてくれた本でもあります。
また、「お金」「仕事」「学ぶ」といった意味を、自分なりに考えさせるきっかけになった本でもあります。
「会社で優秀になることが素晴らしいこと」だと信じ込んでいた何も知らなかった私にとって、あまりにも衝撃的な内容でした。
その頃から、大学の成績はそこそこ保つための時間以外、自分が必要だと思うこと以外に時間を割くことが少なくなりました。
その代わり、多くの出会い、多くの学びを得るために行動をし続けてきました。
この本の何がすごいの?
金持ち父さん貧乏父さんの魅力は”お金持ちに必要なモノが詰まっている”ということです。
学生の頃はお金を稼ぐことを全く知らなかったので、本に書いてあることを鵜吞みにしていただけだったかもしれません。
ですが、お金を稼げるようになった今では、この本に書かれている内容を、社会人になってから体験的に学ぶことができて、実感できているのが実際のところです。
また、この本を読み終わったとき、「ここまできれい事を書かない本はこれまでに読んだことがない」とも感じました。
この本に書かれていることが「全て正しいんだ!」とは言わないです。
ですが、そう思わせるほどの他意のない言葉は、それだけに説得力があるのです。
ここまで聞くと、お金に対してズラズラと書かれている本というイメージを持たれている方も多いかもしれません。
ですが、実際はストーリー的な要素が強く、主人公が子供の頃の話から始まります。
その主人公にはお金に対してネガティブな考えを持つ父親と、友人の父親である金持ち父さんが出てきます。
その二人の父親からの話を比較し、主人公は「お金」「働き方」について学んでいくといった内容になっています。
ですので、そんなに堅苦しい話でもないのが実際のところです。
有名だけに「金持ち父さん貧乏父さん」は多くのサイトで内容が紹介されています。
ですが、私は実際に読んでみたほうが絶対に良いと思っています。
こういった本の内容を他人から伝えられると、そのサイトの運営者の解釈に歪められた情報になりがちだからです。
そのため、何に対してもそうですが、「実際に読んで、学んだことを自分で考え尽くす」これに勝てる学びはないと思っています。
現在はアマゾンで中古で安く手に入れられますので、ぜひ読んでみてください!
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