セミナーに行く人の99.9%が成功しない
よくビジネスや投資で成功したと考えている人はその道で成功している人のセミナーに行きますよね。
そして、目から鱗が落ちるような学びを得たと感じ、満足して帰られると思います。
ですが、こういった方々のほとんどが上手くいかなかったり、行動に移さなかったりするのです。
そんなセミナーにはいつもの顔ぶれが集まるなんてザラですよね。
そういう方々は、セミナーには学びにいくというよりも、セミナーの先生に必勝法を教えてもらいに行っているに過ぎないんですよね。
その結果、先生の話を満足している「成功できない常連さん」が蔓延るのです。
そして、評判の良い実績のでないセミナーの完成というわけです。
では、なぜこのような状況になってしまうかを考えてみます。
結果からお伝えするとセミナーに参加する「聞き手」に問題があります。
本記事では、そのセミナーに行く人がどんな考えを持っているかご説明していきます。
01.セミナーに行けば成功できると思っている
もちろん、実績のある成功者の真似をすればうまくいきます。
ですが、セミナーに行っている方々は、本当の意味で理解できているという方がどれだけいますかっていうお話なわけです。
当たり前なことで、成功者と同じ手段で、同じ努力ができれば、ほとんどのことは成功します。
それでも、セミナーという限られた時間の中で全てを伝えるのはとても難しいです。
また、成功者自身「なぜ自分がうまくいったのか」をすべて理解できているわけではありません。
つまり、成功者の成功方法を完璧に真似ることは不可能に近いのです。
このことから、完璧に成功者を真似ることができない以上、教えてもらったヒントから自分で考える必要があります。
よく成功者のアドバイス通りに行動したけどうまくいかないとボヤいている方がいらっしゃいます。
そんな方は自分の頭で物事を考えることができないんですよね。
そして、そんな方に限って、結果が悪いと「詐欺師」「金返せ!」など、その成功者を罵倒し否定するのです。
少し考えれば分かると思いますが、実績があるから成功者と認識され、その成功者が自分の評価を下げてまでセミナーなどで嘘をつく必要があるかということです。
セミナーなどもビジネスですから、参加者の方々が上手くいって人たちが増えれば評価が高くなって、もっと人が集めることができますので、お金も集まって嬉しいわけです。
そのため、成功者がいう言葉を「確かな成功するためのアドバイス」ではあるんです。
それを表面だけの理解で終わらせてしまうから、ほとんどセミナーに行く人は成功できないと言われるのです。
02.他人をあてにする姿勢
セミナーに行く人の考え方として、「何も知らないけどセミナーに行けば上手くいくだろう」と考えているかと思います。
また、「私はセミナーに行っているから、一般の人たちよりも優位に立てる」といった甘い考えもきっとありますよね。
もちろんセミナーに行く全ての人が悪いと言いません。
きっと1000人いれば1人ぐらいは、成功に近づくための学びが得られているかもしれません。
ですが、正直の話、他人をあてにしているような方は絶対に成功できないと言い切れます。
何に関してもそうですが、自分の頭で考え、圧倒的な努力ができなければ、成功なんてできるわけがありません。
結局、成功できるかできないかは、自分の取り組み次第です。
ですんで、他人をあてにする姿勢でセミナーに行くのは時間を浪費するだけなので、止めたほうが良いと思います。
03.楽して成功しようとしている
一般の人は時間をかけることや疲れることを避けようと考えます。
人間が最もエネルギーを消費し、疲れる行為は「考える」と言われています。
あなたも感じたことがあるかもしれませんが、「考える」ってとてもしんどいものですよね。
そんな行為をするぐらいだったら、自分で考えずに他人に任せたほうが楽ができてしまいますよね。
だから、何かを始める際には、考える前にセミナーに行く人が多いのです。
成功者である先生が成功できるノウハウを教えてくれるものと考え、セミナーに行くんですよね。
先生が必要なことをすべて教えてくれたあとは何も考えずに、その方法に従っていればいいと考えるんです。
こうやって一般の人が避けたがるようなものを選択しない、楽な方法としてセミナーを活用しようとするのです。
でも、これって一般の人間と同じ行動をとっているわけですから、上手くはいかないですよね。
上手くいくのであれば、一般の人の多くが成功し、収入的格差が生まれるはずがありませんからね。
それに気づけないのも、普段から考えていない証拠ですので、気を付けてください。
最後に
この記事を読まれている方は、セミナーに行くことに疑問を持たれた方だと思います。
私自身も、企業セミナーや投資のセミナーに参加している時期がありました。
その頃の私はセミナーも数をこなせば、何か得られるんじゃないかと考えていました。
ですが、考えとは反して、何も得られない時間を浪費しただけの結果になりました。
そして、自分自身がなぜうまくいかないかを考えたら、本記事で説明した「聞き手」側の問題点に行きついたわけです。
それからは、教えてもらう姿勢から、物事を考え盗む姿勢に変えるようになりました。
「なぜこの人が成功したのか」「成功者のアドバイスの本当の意味」といった、人や言葉の裏側を知ろうとするようになりました。
また、セミナーの会場にわざわざ行く時間がもったいないと考え、成功者たちのノウハウを主に本から学ぶようにしました。
この考えに至ってから、数年取り組んでいたら、いつの間にか、始めた頃の目標を達成していました。
ですので、あなたも教えてもらう姿勢ではなく、「自分で法則を見つけてやるッ!」という姿勢にシフトして意味のある取り組みをしてみてください。
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