「オレには才能がないし、何やってもうまくいかない…」
「あいつは天才だから、かないっこないよ…」
天才や才能といった言葉を聞くと劣等感を感じてしまう自分。
覆すことができないという圧倒的な現実に打ちのめされることだってある。
そうやって卑屈になって、無理やり今の嫌いな自分を受け入れようとする日々。
「もう疲れちゃったよ…」と諦めてしまっている。
よく何かにチャレンジして挫けそうになったとき、自分より優れている人を目の当たりにすると、劣等感を感じてしまう方がいるかと思います。。
それこそ覆すことができないモノとして捉え、「仕方がない」なんて現状を受け入れてしまう人や、「何をやってもうまくいかない」と無気力になってしまうことさえあるという方も多いかと思います。
ですが、この「自分には才能がない」「天才には勝てない」という事実は正直あなた方が考えているだけで、この世にそういった「完全に覆すことができない現状」なんてことはほとんど存在しないと考えています。
もちろん、脳の発達の仕方などの影響で差ができることがありますが、そんなのは本当に稀な話です。
本記事ではそんな『天才』や『才能』といったワードを聞いて、劣等感を感じてしまう方に”おいおい、諦めるのは早くないかい?(´・ω・`)”と伝えたい内容となっています。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
才能って生まれ持った能力のこと?
『才能』をググってみると下のような意味を表すということです。
ある個人の素質や訓練によって発揮される、物事をなしとげる力。
よく「生まれ持った才能」なんて言葉を耳にしますが、別に才能というのは生まれた時に備わっている能力と言うわけではないことがこの言葉から分かります。
少し皆さんは天才だの才能という言葉を必要以上に過剰評価しすぎのような気がします。
正直、この『才能』という言葉の意味なんてどうでもよくて、他から見て『とびぬけた能力』を才能という言葉で表現されるんですよね。
つまり、その人のこれまでの背景なんて知ることなんてできないわけですから、ただ単に人はスゴイ能力を才能と認識するわけです。
天才は子供の頃から天才?
僕は天才だよ。難しい数学だって、小学生で解けちゃうんだ。
校長先生なんかは僕を見て、「ここに天才極まりぃ~」って昇天寸前だったよ。
きっと将来的にはエジソンを超えるかもね!
なんてことはほとんどあり得ない!
きっと大人になってから天才と呼ばれ始めた人は子供のことから天才と称されていたわけではないかと思います。
何かを実績を挙げて、「あの人はスゴイ才能を持っているんだな」と評価されて天才と言われるようになるんですよね。
そもそも子供の頃から天才と呼ばれていた子供が大人になって天才と言われているかと言われるとそうでもないのが現状だったりします。
それこそ、一般の人に埋もれている天才ちゃんだってたくさんいるわけですから。
例外として、『エジソン』のような偉大な発明家は、子供の頃は学校から追い出されるほど落ちこぼれでしたが、お母さんの学ばせる試みにより、15歳で当時花形職だった電気技師としてキャリアをスタートさせるほどの能力を持っているということも稀にあります。
天才は作れる
日本だけでも一般から頭一つ抜けた方々はたくさんいらっしゃられます。
その中でも秋元康さんが「起業家『堀江貴文』以来の天才」と言わしめたSHOWROOMの『前田裕二』さんは本記事の天才にあたると考えています。
下の本でも書かれている天才と称されている前田裕二さんのエピソードから書いていこうと思います。
※細かい内容は本記事では書きませんので、ご了承ください!
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子供の頃からビジネスに触れていた
天才と呼ばれる人たちの共通点に「画期的なモノを作る」といったことの他に、「年齢相応の能力以上の能力を持っている」ということが挙げられるかと思います。
例えば、小学生が一般的には高校生で学ぶような内容を理解しているみたいな。
むしろ、一般の年齢相応の能力以上の能力を持っていることのほうが天才だと認識されやすいかと思います。
これを30代40代で身につくレベルの「ビジネス」「技術」「経営」などの専門的な能力の基準を20代の若いうちに身に着けていれば、それは他から見たら「この人は天才だ」と感じるわけです。
これは前田さんも同様なことがいえます。
前田さんは子供の頃から家庭の事情により、お金に困るような生活を送っていました。
子供でしたので、企業が雇ってくれるはずがありませんからお金を稼ぐ方法を考えていました。
そして、そのお金を稼ぐ方法として『路上の弾き語り』を選び、子供ながらにビジネスをスタートしたのです。
初めからうまくいったわけではありません。
歩みを止めてくれる人もいないですし、もちろんお金を入れてもらうこともできませんでした。
「どうやったらうまくいくだろう」と前田さんは考え、通行人が足をとめ自分の演奏を聴いてくれるように様々な工夫をしました。
工夫を何度も行い、結果検証をしていくことで小学生で月10万円ものお金を通行人の方に入れてもらえるようになりました。
このエピソードで重要なのが年齢関係なしに行動に移し、実践から学ぶということ。
そして、成功させるにはどうすれば良いかを”実践してみて、考える”のサイクルを繰り返していくこと。
上記のことをすることで、本来小学生で知りえないようなビジネスで活かせる能力を身に着けたことで天才への一歩を踏み出したというわけです。
一般の人が到底しないよう努力量をこなす
『才能』というのは自分の強みを磨き抜いた結果、周りから称されるものだと考えています。
その一般の能力を人並み外れたスピードで磨き上げ、一般の人が到達できないようなレベルに仕上がったものが才能と呼ばれます。
そのためには”圧倒的な努力量”が必要であるということは言うまでもありません。
前田さんは大学を卒業後、大手証券会社に勤めていました。
始めは路上弾き語り同様に結果を出せずにいました。
そこで、先輩のエリート証券マンなどの結果を出している方のやり方を参考にすることにしました。
そして、それらの自分よりも結果を出している方々を越えるために、出勤は誰よりも早くオフィスに着き、勉強や仕事を始め、誰よりも遅く帰るといった働き方をしていました。
こういった圧倒的な努力により、何億といったお金を動かすまでになり、周囲から一目置かれる存在までになったのでした。
路上弾き語りで行っていた、『実践して、考える』といったサイクルに加えて、圧倒的な努力量で周囲より頭一つ抜ける存在になったと言うことです。
才能は後天的に得られるモノ
上までの前田さんの話では、”年齢相応の能力以上の能力を持っている”というのが天才と認識されるということを書きました。
そして、それを手に入れるには、周囲より早いスピードで成長しなければならないので、一般の人ができないような”圧倒的な努力量”が必要になります。
ここまでの内容で気づいていただきたいのが、”初めから天才だったわけではない”ということです。
何を始めるにでも、一般の人のように「初めはうまくいかない」という壁にぶつかっていることがお分かりいただけるかと思います。
つまり、”才能と呼べる能力は後天的に得られる”ということがいえるかと思います。
天才を数値化したモノに『IQ』というものがありますが、これだって訓練次第で高められることができるといわれています。
これまでの内容から考えてみてもお分かりいただけるかと思いますが、一般の人が考えるような圧倒的な存在である『天才』は、実は「絶対に覆すことができないものではない」ということですね。
逆に言えば、努力次第で天才と周囲から言われる人間になれるということです。
才能を引き出すために必要な『考える』『圧倒的な努力』をそう簡単にできないから天才という尊い存在になれるんでしょうけど。
天才の正体
天才とは”一般の人が得られないような、ずば抜けた優れた能力を持っている人”のこと。
その才能とも呼べる能力を得るためには”正しい努力”と”圧倒的な努力”が必要。
『正しい努力』ができるように実践を繰り返しながらその結果から試行錯誤し、少しずつ導き出していくことが必要。
そして、正しい努力を理解できたら、さらに一般の人ができないような努力量をこなす。
これを繰り返していくことで、周囲からは『天才』と呼ばれるような卓越した存在になれる。
正しい努力の仕方を理解し、圧倒的な努力量をこなすことで『天才』になれる。
天才とは育った環境や身を投じている環境によって、作り出された優れた能力のある人のことを言うんだ。
もちろん、自分が好きなことや理想像といった、「これだったら努力を惜しまない」と思えるもので、勝負をしていくことが大切なんだ!
「オレには才能がないし、何やってもうまくいかない…」
「あいつは天才だから、かないっこないよ…」
そんなの関係ないです。
自分の得意な能力を伸ばし、自分の土俵に引き込んで、打ち負かせば天才になれるということを覚えておいてください。
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