どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
「就活はいつ始めればいいんだろう?」
フリーターの就活はマニュアル化された新卒と違って始めるタイミングが分かりにくかったりします。
なので、本記事ではフリーターの「1年間で就活に向いている時期」と「就活に向いている年齢」という2つのタイミングについて解説していきます。
1年間で就活に向いている時期
フリーターの就活に向いている時期は”求人が増えるタイミング”です。
そして、その時期は”4月・10月の2,3か月前”です。
求人が多い時期に就活すると効率的
求人が多いと選択肢が広がります。
加えて、興味のある企業も多いということなので、ガンガン選考を受けることができます。
「企業はまとめて人材を採用したい」と考える
まずは求人が増える時期がある理由について解説していきます。
企業の人材採用ではコストがかかります。
だから、企業は同時期にまとめて採用をしたいと考えるわけです。
企業の人材採用では「選考(やりとりや面接など)・研修」などで”コスト”がかかります。
このコストというのは「利益を生み出してくれる人材の時間を割く」ことで生じる『本来得られた利益を逃す(いってみれば”機会損失”)』を指します。※もしくは人員増強などで人件費が増える。
例えば、1人の新人に2週間の企業研修が必要だとする。
人員が3人必要の場合で別時期に1人ずつ採用してしまった場合、3セットの研修が必要になる。(2週間×3回になる)
しかし、必要な人員を同時期にそろえ、全員まとめて研修をすれば1セットで済む。(2週間×1回になる)
他にもいろいろあるでしょうが、大体は「コストの削減」という名目で、企業(特に大手企業)は求人を出す時期を決めいているのです。
4月・10月入社に合わせて求人が増える
最も求人が多いのが4月です。
4月はこれから社会人になる新卒の就活があります。
なので、企業もそれに合わせて中途採用などの求人を出し始めます。
また、その半年後である10月も求人が増えます。
企業は上期・下期の期初を迎える4月と10月に、年度切り替えによる”退職者の後任人員の補充”を行うことがあります。
加えて、新規事業が始まる時期ということもあり”人員の拡張”を目的としている場合もあります。
4月入社を目指したほうがいい
求人が最も増える「4月」を目指すと良いかもです。
求人の数により選考を受ける企業の選択肢も多いです。
加えて、就活は一社目で採用をもらえる可能性は低いので「ガンガン選考を受ける」というのも4月はやりやすいです。
ですので、「効率的」もしくは「色々な企業をみてみたい」という方は企業たちが求人を出すタイミングが重なる時期に就活を始めると良いかもしれません。
【もしも】「中小企業狙い」なら、あえて4月・10月を避けるのもアリ
求人が増えれば、競争率も上がります。
なので、年中求人を出していることが多い中小企業を狙っている場合は、求人が増える時期以外の時期を攻めるのもアリです。
優秀な人たちとの求人争奪戦を避けられる
実はフリーターの採用率を上げる場合は「あえて求人が増える時期を避ける」という考え方もあります。
というのも、求人が増えれば、新卒はもちろん、転職や他のフリーターたち就活をし始めるからです。
そうなると、自分より職歴的に魅力的な人たちだったり、資格や技術などを持った人たちと競い合わなければならなくなります。
そうなると、フリーターが採用してもらえる可能性が減ってしまうのです。
なので、求職者が積極的に動き出す時期を避けたほうがいいわけです。
フリーターは中小企業を狙ったほうがいいかも
「少しでも自分のやりたいことができればいい」
「経験を積んでから、待遇の良い企業を狙いたい」
上のようなことを考えているフリーターは4月・10月を避けて中小企業を狙ったほうがいいかもしれません。
ですが、フリーターの就活は時間がかかる傾向にあります。
なので、正直の話をすると、大手を狙っていないのであれば、時期関係ナシに長期戦を意識して就活をし続けてもいいかと思います。
ボクがフリーターだった頃は、時期は意識せずに興味のある企業の選考を受けていました。※8月ぐらいに始めた。
結果的に大手と呼べる規模の企業から採用をもらえました。
そもそも新卒ですら大手への就職は難しいです。
それなのに、フリーター期間のある人が大手を狙うのは、時間の浪費に繋がると考えています。
なので、特に社会人経験のない人は中小から経験していったほうがいいかもしれません。
スポンサーリンク
フリーターの就活を始める理想的な年齢は?
年齢が若いほど就職成功率が高まります。
また、最低でも29歳までには就職ができるように余裕を持って就活を始めるべきです。
若いほど就職は成功しやすい
企業は『若さ=将来性がある』と考えます。
だから、就職において若さを逃すのはかなり勿体ないです。
フリーターは『年齢が高い=就職しにくい』である
フリーターは就職難易度が高いです。
というのも、企業からはフリーターの印象は悪いからです。
加えて、年齢が高ければ、さらに就職難易度が高まります。
企業は基本的に年齢が低い人材を求めます。
それは若ければ、それだけ今後できることが増えると考えており、将来性を感じるのです。
また、勉強をしていた時期が近いことから覚えの良さがあったり、ヘタな先入観を持たずに業務に取り組んでくれる純粋さがあると考えます。
「最終的に就職をしたい」と思うなら、今就活を始めたほうがいい
「○○歳までに就活をすればいいや」
フリーターの中にはテキトウな年齢にラインを引いて「行動しなくてもよい状況を作ろうとする」人が多いです。
でも、将来的に就職はする予定であれば、今就活をし始めたほうがいいです。
特に目的もなく、ただズルズルとフリーターを続けている人は人間的な魅力自体も落ちていくので、絶対にすぐに就活を始めたほうが良いです。
正直の話、若さのゴリ押しで採用してくれる企業もあります。
ボクの知り合いの採用担当の業務をしている人は「若いだけで魅力的だ」と言っていました。
「スキルは後々身につければよくて、何より若さ・切実さ・コミュニケーションを重視している」なんて言っていましたね。
最低でも29歳までに就職ができるようにする
フリーターは20代のうちに就職を決めるべきです。
正直の話、30代のスキルなしは採用してもらえる可能性はかなり低いです。
というのも、企業が30代人材に求めるのは”結果が出せるか”だからです。
・20代:「経験を積ませ、成長させる」といった”後々会社に貢献してもらう準備の段階”
・30代:今まで培ったことを活かして”会社に貢献してもらう”
この20代と30代とでの企業が求められるモノが違うことによって、30代の就職難易度は一気に引きあげられます。
なので、できれば29歳までに就職することを目標にして、就活は27~28歳からスタートしたほうがいいのです。
20代の就活は就職エージェントに頼るべき!
20代なら企業から「若く、将来性があると感じさせることができ、採用されやすい」と書きました。
加えて、20代で就職しやすい理由として”就職エージェントのサポートを受けることができる”という点にあります。
詳しくは『フリーター向け就職エージェントサイトの選び方』で書いていますが、就職成功確率をグッと上げることができます。
しかし、ほとんどの就職エージェントは20代を対象としています。
なので、30代になってしまうとサポートが受けられず、個人で就活に取り組むしかなくなってしまいます。
ですので、20代のうちに就活を始め、若さと就職エージェントの就活を円滑に進められるようにしましょう。
ちなみに下がフリーターに特化していて知名度の高い就職エージェントの一覧になります。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
上のエージェントは全て利用は無料なので、「試しにやってみるか」程度の気持ちで相談してもいいかなと思います。
フリーター・ニート向け就職エージェントサイトの選び方+おすすめ6選
フリーターにおすすめな副業6選【元フリーターのボクがやったこと】
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント