「正社員じゃなきゅ、ダメだよね」
よく「フリーターや派遣社員よりも正社員のほうが良い」と考えられていますよね。
ですが、具体的に正社員の何が良いのかを考えたことがある方はどれだけいるでしょうか?
本記事では、正社員の魅力について説明したいと思います。
正社員の魅力
私は「会社に勤めることで規則やら時間の拘束やらでお金を稼ぐ効率が悪くなる」といった偏った考えを持っているので、完全に正社員にこだわる理由が理解できているとはいえません。
ですので、ちょっと知恵袋で正社員関連の悩みの回答から考えてみたいと思います。
質問は下のような内容だったとします。
今は派遣で働いて、今の働き方でも充分生活ができて満足できています。
正社員にこだわる理由はありますか?
※これから書くのは知恵袋の内容のニュアンスは同じですが、独自で書き直した内容となります。
派遣やバイトよりも将来性がある
今は収入が得られているからいいかもしれない。
でも、これからその企業の業績や国の景気が悪くなったらどうなると思う?
つまり、正社員じゃないと”業績次第でまっさきに切られたりする”ことで仕事が続けれなくなる可能性が高いですよ。
また、”収入面で伸びしろがない”ことから、家庭を持つことが難しくなるよね。
やはり、一番考えられているのは、バイトや派遣社員では雇用期間が決まっていたり、収入が少ないことだということですね。
私的には正社員であることで努力問わず、最低限の生活を担保できるというのはメリットであると考えていたりします。
また、税金面で考えても、正社員の方は自分の支払っている税金を意識しなくても問題はありませんが、フリーターとか派遣社員だと健康保険が全額負担だったり、年金や住民税などの税金、月々の支払いを考えなければならないので生活がツラかったりしますよね。
このままの経状況であれば問題はありません。
ですが、オリンピック以降などの仕事の案件数的に増えている今を考慮にしているのであれば、痛い目に合うことになるかもしれませんよね。
オリンピックの影響で不動産の価値はもちろん、国内の株価も上がっていますから今は良いですが、これからの将来を考えたら、「このままの生活が続く」と考えているとしたら、少し甘いかもしれませんね。
雇用が保障されている
正社員でも完全に雇用が保証されているわけではありません。
ですが、現状ではよっぽどのことがない限り、”企業は社員を解雇することはできない”です。
でも、派遣社員は期間がきまっていたり、不当解雇は労働基準法で禁止されているもののバイトは立場的に弱いことが多いため、雇用に対して保障がされていないことがあったりします。
こういった雇用を保障されている点では正社員は金銭面での不安を抱きにくかったりします。
それこそ、夫と妻が正社員であれば、”共働きでそれなりの収入を安定して稼ぐことができる”というのもいいですよね。
企業が正社員に対して正当な理由がない解雇をした場合、”不当解雇”とみなされます。
それこそ、就業規則で定められていなければ、業務上でのミス、遅刻や欠勤の多さ、勤務態度が悪いなどの理由は正当な解雇理由にはならないといわれています。
ですので、企業の危機的な経営状況などの理由がない限り、一方的に社員を解雇することはできないというわけです。
このように経営状況だったり、労働者側に解雇の責任がある場合など以外では解雇されにくいと考えられますので、現状では雇用が保証されていると言っても良いかもしれません。
確かに正社員であれば最低限の生活が担保できるのは魅力かもしれませんね。
それでも、その分規則で縛られますから、稼げる効率は悪くなるのは間違いないと思います。
また、雇用が保証されているという考えから、正社員の中には安心しきって、成長しない方々がたくさんいらっしゃいます。
それゆえに、業績が悪くなってからリストラされたとき、何もスキルがないことからより低い給料で働かなければならない状況になりますから注意が必要ですよね。
この保証を重視するのであれば、現在では自営業対象にした医療補償・入院補償の受けられる民間保険が安く入れると思うので、この保証を重視して正社員が良いと言っているのであれば、考え直しほうが良いかと思います。
勤続年数ごとに収入が上がっていく
少なからず正社員であれば、経験を積んでいれば責任ある立場で仕事を任されたりしますから、収入も上がっていきます。
ですが、バイトでは社員ではありませんから、業務内容にも制限が課せられて、一定の金額に達すれば、それ以降は収入は変わらないことがほとんどです。
ですので、フリーターや期間限定の派遣社員よりも仕事の幅が広げられ、勤続年数が積まれるほど、収入が上がっていくと考えています。
バイトと正社員の違いは”頭打ちになる収入が違う”ということが挙げられるかと思います。
上でも書いている業務の幅や責任といった正社員のみに割り当てられるものもありますから、正社員とバイトでは収入に差が出てしまうのは当然のことなのですしょう。
最近では多くの企業が経営が好調であるわけではないですから、給料の上限が下がっていくことが予想できます。
ですが、正社員のほうが収入は上がっていくことは事実ですから、ただバイトをして生活をしている人に比べたら、全然マシだと思います。
保障が手厚い
自分がけがや病気など一定期間働けなくなった場合は健康保険から「傷病手当金」が支給されます。
これにより、仕事ができなくても、生活に困りにくくなるので、リスクの低い生活が送ることができると思います。
正社員が加入している社会保険の健康保険には”傷病手当金”というものがあります。
これは仕事を連続して3日以上休んだ場合、4日目以降は1日当たりの”給料の3分の2”が1年6か月支給されるというものです。
これがあると、家庭を持たれている方なんかは家族を生活も保障されて心強いですよね。
正社員の社会保障は自分が長期的に病気になったときには助かる保障が設けられています。
それ以外にも年金の面でも、お子さんができた時には出産時に一時金が支給されたりと良いことがたくさんあります。
月々の収入以外の金額が支給される
正社員で重視しているのは、やっぱり”ボーナス”ですね。
きっとバイトよりも収入に差が出るのは、ボーナスだったりしますからね。
月々の収入が変わらなくても、企業の業績が良くなれば、ボーナスにも色が付いたりします。
それに加えて、自分が定年を迎えた時の老後資金は自分の給料だけでは賄えないかもしれなしので、”退職金”があるのはとてもありがたいですよね。
結構、正社員の方で多い意見として”ボーナス”や”退職金”といった月々の給料以外の収入がでることがメリットとして挙げられます。
企業側としても、社員の月々の収入は上げづらいけど、ボーナスであれば業績応じて還元できるので、ボーナスの増加も望みやすいと思います。
このメリット正社員の方も仕事に対するモチベーションに繋げられますし、退職金といった老後に不安感を軽減できるというのもありがたいメリットだったりします。
ボーナスが近づくとモチベーションが高くなりますよね。
ですが、それでも平均年収は400万円強ですから、満足されていない方も多いと思います。
私が会社員の頃は、独身ですからメチャクチャ喜んでいましたけど(笑)
また、退職金も一般的に1000万円程度だと思いますから、老後資金に足しになるぐらいですね。
ですので、結局は会社に勤められている方は節制して将来に使う資金を貯めていく必要があるかと思います。
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正社員じゃないとダメなの?
上までの内容をみてみると、アルバイトや派遣と正社員との差が歴然だと感じたという方も多いかと思います。
そして、現在正社員でない方は憂鬱な気持ちになっているかもしれません。
ですが、絶対に正社員でないとダメなんてことはありません( ゚Д゚)。
私的には非正社員も捨てもんじゃないと考えています。
私自身ももともとは正社員でしたが、それをあえて辞めた経験があります。
その時に感じた非正社員のメリットは”何からも縛られない”ということです。
もちろん精神的な意味もありますが、企業の社員を労働力として縛り付ける就業規則に縛られずに”いつだって行動に移せる状況を作り出すことができる”のです。
これは正社員のメリットよりもとても意味のあることだったりします。
シンプルに、働きたいけど企業では残業させてくれないからお金が稼げないと嘆いているのであれば、資格を取って専門性の高いアルバイトをすれば簡単に会社の収入を超えることもできます。
そして生活費以外のお金を投資に回して、大きな資産を築くきっかけに繋げることもできるかもしれません。
勉強する時間を確保したければ、1年間、バイトを掛け持ちして必死に働いて、半年間働かなくても生きていけるだけの資金を貯めて、専門知識をつけるのもよし。
もっと言えば、徹底的に不労所得を得るためにビジネスを始めたり、投資で稼げるようにしたりすれば、働かなくても生活できてしまうかもしれませんよ。
このように、自由度の高いスタイルを手に入れられるので、会社員よりも良質な働き方も実現することができるかもしれませんよ。
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