どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
NETFLIXドラマ『ブラックサマー Zネーション外伝』を観終えましたので、簡単にレビューを書いていこうと思います。
※ネタバレを含みますので気を付けて読んでみてください。
『ブラックサマー』のあらすじ
普通の日常を送る町で、突如ゾンビが猛威を振るい始める。
人間を襲う化け物(ゾンビ)によって、次々と人間は喰われ、数もどんどん増えていく。
誰もが必死に生き残ろうともがく中、ゾンビによって町は混沌に包まれていくのだった。
そんな中、「軍に移送された子供を探す母親」「軍に追われる訳アリな男」「安全な場所を求める者」と目的は様々な見知らぬモノ同士が出会い、ゾンビが蔓延る混沌な世界を生き抜こうと希望を求め、動き続けるのだった。
『ブラックサマー』の個人的な評価
個人的な評価:7.5/10点
ボクは『Zネーション』はシーズン4(ネットフリックスで公開されている分)まで観ました。
そして、そんなボクはZネーションに対してゾンビ映画ではなく、コメディ映画だと今でも思っています。
なので、本作を見つけたときは「あのB級ホラー的なスタンスであるZネーションのスピンオフだから…」と正直ゾンビ映画としてはあまり期待していませんでした。
ですが、本作を観てみたらビックリ!
「そこらのゾンビ作品より遥か面白いじゃないか!」
そう思って、一気見してしまいました。
あのZネーションとは思えないほどの丁寧に作りこまれており、とてもクオリティーの高いゾンビ映画に仕上がっていました。
なので、もしかしたら始めのZネーションに対するマイナスな先入観があった分、本作の評価はかなり高くしてしまっているかもしれません。
ですが、それだけゾンビ映画に欠かせない『恐怖・スリル』『サバイバル感』といった部分で高く評価したくなる作品でした。
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そこらのゾンビ映画より遥かに恐怖する
良作なゾンビ映画には必ずと言ってよいほどある「ゾンビウイルスが蔓延していく」状況が本作の序盤にあるのですが、これが途轍もなく怖いです。
そして、その「世界が壊れていくスリル」といった”盛り上がりは全8話で続いている”と感じました。
※シリーズ化しないで8話で留めていることでダレるのを防げているともいえる。
あの世界がゾンビによってガラッと変わり、人々がパニックになる感覚が本当にドキドキしました。
そして、そのスリルが全話で感じられるので、回を重ねるごとに先が楽しみになっていきました。
また、序盤では銃などの武器があまり出てこないことで、複数のゾンビはもちろん、単体のゾンビの恐ろしさも十分感じられました。
他のゾンビ映画は銃を入手して、比較的容易に倒せてしまうイージー感があるモノがほとんどですが、そうではない本作はホラーとしてかなりレベルが高いと思っています。
銃を使って主人公たちが無双する映画は結構ありますが、見飽きた感じがありました。
本作では無茶なシチュエーションがほとんどないので、リアルなゾンビの怖さを味わうことができて良かったです。
サバイバル感があってリアルである
本作では基本的には『徒歩移動』であることから、「どこから敵に襲われるかわからない」といったサバイバル感ならではの恐怖がある作品になっています。
そして、そんな作中に出てくる登場人物もゾンビにおびえ、猛ダッシュでガンガン襲ってくるゾンビに出くわせばパニックになり、銃をあちこちにぶっぱなつ状況はまさにカオス。
もちろん、2話で車に乗って移動するグループもありますが、それはそれで音でゾンビにバレたり、車を狙った人間に襲われたりと違ったドキドキはありました。
また、他のゾンビ映画だと大抵、序盤は途轍もなく強いキャラがチームを率いて、修羅場をくぐり抜けてメンバー全員がそれなりに強くなっていく感じがあります。
ですが、本作のストーリー的な意味で期間が短いこともあり、そこまでの戦闘能力の成長はないことから、脅威に晒されれば、手こずりますし、重要なメンバーですら命を落とします。
そういった部分がリアルで観ていて常にワクワクできるかと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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