映画『進撃の巨人(前編)』の感想・評価【そこまで酷いとは思わない】

映画・ドラマ

どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。

 

今回は実写映画『進撃の巨人(前編)』の感想・評価を書いていきます。

 

ネタバレもありますので、これから本作を観ようと思っている方は気を付けて読んでみてください。

 

※本記事は少し『進撃の巨人(前編)』に辛口な評価をしています。

 

また、映画の内容的には原作の「エレンが巨人化して、巨人を撃退するところ」までとなります。

 

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結論:個人的な評価・感想

 

個人的な評価:4.5/10点

※原作と比較した際の評価。

 

『進撃の巨人』という超有名マンガということあって、ファンは視聴する前から期待感が高くなっていたかと思われる。

 

だけど、実際その期待に応えられたのは、ほんの一部であったことはネットの書き込みなどを見ても明らかである。

 

とはいっても、ボク自身の評価は「見て損はないかな」と思える評価だった。

 

舞台自体の作りこまれていたし、CGもよかったので、内容以外は満足のいくものだった(ツッコミどころ満載だが…)。

 

実際、めちゃめちゃキャストが豪華なのに、ひどすぎた実写映画もあるので、そうならなくてよかったと胸をなでおろすファンもいただろうと思う。

 

なので、ネットでの評価が酷評だったからといって、見ないともしかしたら損するかもしれない。

 

 

キャストが豪華すぎる!

出典:rbbtoday.com

 

本作で文句のつけようがないのが『キャストの豪華さ』だといえる。

 

エレン役で主演の『三浦春馬』さん、アルミン役の『本郷奏多』さん、ミカサ役の『水原希子』さんとメインキャラだけでも、相当号がであることは間違いない。

 

それに加えて、最もファンの間で驚かれたのがハンジ役の『石原さとみ』さんではないだろか。

 

そのほかにも、サブキャラにも関わらず、誰もが知っている俳優・女優さんがたくさんキャスティングされていて、キャストの豪華さでいえばファンは大満足だろうと思う。

 

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舞台と演出のクオリティーは高かった

 

「時間とコストが費やされているな」というポイントは映画の”舞台(セット)”と映像や音の”演出”だと思う。

 

結構、見ごたえがあったのではないかと思う。

 

舞台の雰囲気は原作とマッチしていたと思う

 

本作は原作の雰囲気に合った舞台が作られていると思う。

 

そして、本作は日本の映画の中ではなかなか背景に力を入れていると感じるのではないだろうか。

 

また、本作の壁の中の住人の暮らしも、少し”現代風”になっているのもオリジナリティとしては評価できる点かもしれない。

 

 

その”現代風”というのも、メカニック的要素が含まれているほかに、原作は移動手段に『馬』を使っていたが、本作では『自動車』を使っているのも、それにあたる。

 

なので、本作で初めに目に入るのが”時代の技術的な進歩”の部分かもしれない。

 

そこに違和感を感じられるファンももちろんいるが、「これはこれでアリ」と思う方もいるかと思う。

 

巨人に関する演出もなかなか!

 

原作ファン的にはリアルな巨人のほうが良いのではないでしょうか?

結構、恐ろしく仕上がっていると思うんですよね。

 

原作の巨人は「人の形をした違う化け物」感があるかと思う。

 

だけど、本作だと「人間の化け物」といった感じになっている。

 

この巨人のビジュアルが良くて、原作では味わえない”恐ろしさ”があると思う。

 

また、巨人が人間を食べるときの『咀嚼音』がリアルで、良い意味で”生々しく”、そして、巨人につかまったら最期といった”絶望感”を表現できていると思う。

 

とくに『エレンの巨人化』のCGとアクションはクオリティーが高かくて、「見てよかった」と感じた。

 

 

スゴイ迫力ですよね!

見た瞬間、「いいじゃないスか!」とテンションが上がるかと思います。

 

 

原作の内容と合わせたほうが良かったのでは…

 

本作では「そこは原作と揃えたほうが良かったんじゃなかったのかな…」と思える部分がありました。

 

割と重要な部分でネットで低評価にしているのは、ここで紹介する部分かと思います。

 

人間関係が原作と違う

 

『進撃の巨人』の重要な人間関係を挙げるとしたら、”エレンとミカサの切っても切れない強い絆”かと思う。

 

原作ではエレンが敵に連れ去られれば、自身の命を投げうってでも助けようとします。

 

そんなエレンとミカサの関係にファンの方は微笑ましく思っているファンも少なくないかと思います。

 

ですが、本作ではその強い絆は表現されていません。

 

本作ではミカサはエレンに対する興味は薄いです。

 

だから、ミカサはエレンに冷たい態度もとるし、何ならエレンが死にかけてるのに助けない場面もあります。

 

ボクの知ってる『進撃の巨人』じゃないぉ…

そんな気持ちにさせられる本作の人間関係になってしまっています。

 

原作の個性派キャラの性格が違う・登場しない

 

本作は原作で人気の高いキャラの性格が異なっていたり、そもそも登場しなかったりします。

 

たとえば、原作の『エレン』は子供の頃から”信念が強く”、”勇敢”なイメージがある。

だが、本作は気弱で頼りなさ過ぎる。

 

原作の『ミカサ』は戦闘力が高く、エレン愛が強い。

だが、本作は、子供時代は笑顔の可愛い普通の女の子、巨人襲撃後はエレンに対して知人程度の興味である。

 

アルミンは前編ではまだウォールマリアを奪還する前までなので、知略を披露する場面は見られませんでした。

 

”芋女”こと『サシャ』は、原作では女らしさの欠片もないが、本作では女性らしく、ヒロイン的キャラになっている。

※サシャ(桜庭ななみ)の食べ方はあまり綺麗ではないですが、なぜか可愛いらしく思える。

 

ジャンとハンジ以外は性格があんまり似ていないと思う。

 

また、進撃の巨人で人気の高い『リヴァイ』や『エルヴィン』は登場しないし、何なら『ベルトルト』などの巨人組も一切登場しない。

 

後編を観ていないので分からないが、この感じだと、結末はだいぶ原作とかけ離れ、どこにも行きつかないような気がしてならない…。

 

エレンは何のために戦っているのか…

 

原作でのエレンは巨人に母親を殺されて、「駆逐してやるぅぅぅッ!」という展開になる。

 

だが、本作のエレンは幼いころに両親を亡くしている。

 

だからといって、「人類のために戦っている」とは本作のエレンからは感じられない。

 

「なら、なんのためにエレンは戦っているの?」

と原作ファンは思うのではないだろうか…。

 

そこらへんの巨人と戦う背景が本作では表現されていないから、「なんかエレン薄っぺらいな…」と思われてしまうのではないだろうか。

 

むぅチャソ

原作で書き表されている”巨人への恨み・憎しみ”が、エレン至らしめる要素だと思っていました。

ですが、本作では『エレン』は予想以上のただの人で別人過ぎますね。

 

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ツッコミどころが多すぎる…

 

本作では「それはちょっとw」と言いたくなるようなツッコミどころがちょこちょこでてきます。

 

もしかしたら、「原作にはない面白い要素を組み込みたかった」という意図のもとやっているのかもしれませんが、あまりよくない結果になってしまったかと思います。

 

 

ここではそんなポイントを紹介します。

 

まさかのミカサが愛人!?

 

『ミカサ』と『シキシマ(リヴァイ的ポジション)』の愛人関係は本当に要らないと思う。

 

この時点で原作が崩壊していると言っても過言ではないかと…。

 

そこはまだ”シキシマとミカサは師弟関係”であれば、オリジナル要素として受け止められるような気がする。

 

どんな意図があるのか分からないが、こういった人間関係の『生々しさ』は本作にはあってガッカリした。

 

「眠っている巨人を起こさないように」という割に…

 

「巨人は人の声に敏感に反応する」という設定だが、割とペチャクチャしゃべっている。

 

お前ら、学生の社会科見学じゃないんだぞ!ってなった。

 

夜の静寂の中、ガシャガシャと音を立てながら移動してて、見ていて楽しくなってくる。

 

車で移動するんでも、もうちょっと車を改良したほうがいいと思う。

 

もしも、ここにリヴァイ兵長がいたら「もっと忍べ!」と怒られそうなものだ。

 

人間が巨人を投げちゃったw

 

人間が巨人の腕をつかんで投げるシーンは「うわぁ…」と思ってしまった…。

 

真面目なシーンばかりだと視聴者の印象に残らないのはわかる…。

でもな、設定をブレブレにするようなウケは狙うな!

 

人間が投げられるほどの重量であれば踏まれても死なないと思うし、何ならシンプルな肉体戦闘で巨人を制圧できると思う…。

 

むぅチャソ

きっと、笑いと要素を取り入れたかったのだろう…。

でも、原作ファンからしてみたら、もう少しリアリティーを持たせて作ってほしかった…。

 

「子供の父親になって!」は本当に要らないと思う…

 

ヒアナ(水崎綾女さん)が「私の子供の父親になって!」とエレンに胸を直に揉ませるシーンは「いったい何がしたいんだ…」と思えた。

 

子供の生活・教育費のために戦場に出てきた母親という設定だとしたら、生死をかけているわけだから、現実でもあるかもしれない。

 

だけど、それはエレンじゃなくていいんじゃないかと思う。

 

エレンの女慣れしてない感が見ていて悲しくなった。

 

むぅチャソ

ボクの印象に残っているということは、監督の思惑通りなのかもしれない。

だけど、要らないのは事実…。

 

「こういった生々しいシーンが逆にリアリティーを持たせる」という考えであるなら、理解できなくもない。

 

でも、どうしても原作と比較してしまうので、無駄な場面に見えてしまうのも否めない。

 

なぜ、それを知っている!?

 

エレンが巨人化をして、仲間を救う場面がある。

 

その後、力尽きた巨人エレンが倒れこんだときの、仲間の動きがおかしい。

 

その中でも酒飲みのおっさんの発言に「ん?」となる。

 

早くしないと巨人に取り込まれる…。

細胞が同化しちまうんだよ!

 

なんで、巨人化したエレンを助けるために、「うなじを切開するのか」「どうして早く助けないといけないのか」など、なぜかハンジが知らないことを酒飲みのおっさんが知っている。

 

おまえ…、絶対『進撃の巨人』の原作読んだだろ…

って思えるほどの起点を利かせる場面がある。

 

もはや、設定がガタガタ過ぎて、ワケが分からない…。

 

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最後に:実は個人的にはそこまで嫌いじゃない

 

本記事では実写映画『進撃の巨人』を割と辛目な感想を書いてきました。

 

ですが、実はボクはそこまで悪い作品だったとは思っていません。

 

そもそも原作が素晴らしいことから、期待感が高まってしまって、原作ありきの評価になってしまうんですよね。

 

これがもしも、マンガ『進撃の巨人』と切り離して考えてみたらどうでしょうか?

 

そう考えると、「別にそこまで悪くはなかったのかな」と思えるのではないかと思います。

 

むしろ、日本の映画の中では、映画の設定に合った雰囲気やCGも作くりこまれていて、評価できる部分もたくさんあったかと思います。

 

また、正直の話、原作ファンのボクたちを満足させるためには、『日本の1本映画を作るために集められる資金』では実現できないことがほとんどなんですよね。

 

だから、「日本のコンテンツを海外で映画化したら成功した」なんていうケースが増えてくるんです。

 

なので、日本の実写映画の場合は、難しいかもしれませんが、原作と切り離して「映画としてどうだったか」で評価するとよいかと思います。

 

そして、ボクは原作と切り離した結果、「意外とイケる」というのが実際の評価になります。

 

もしも、「実写の『進撃の巨人』はネットで酷評だったから…」とみるのをやめた方は一度先入観抜きで見てみるとよいかもしれませんよ。

 

進撃の巨人はコスパ最強の『Amazonプライム・ビデオ』で見れるので、ぜひ見てみてください。

 

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

あなたも映画ライフを楽しんでください!

 

またね(/・ω・)/

 

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