どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
「会社を辞めてプログラミングの勉強をするのは良い選択なのか」
上の疑問について、企業のエンジニア経験・フリーランス経験のあるボクが解説していきます。
まず、ボクの結論を書いておきます。
「未経験で”独学”は断念する可能性が高いのでお勧めはしない」
「将来的にエンジニアとして会社に勤めたいなら、退職ではなく転職をすべき」
上が実体験と世の中の状況から出したボクの結論です。
ボクの経歴・中小IT企業:3年間勤務
・フリーランス:2年間以上
会社を辞めてプログラミングの勉強をするのはアリか
「プログラミングをやり込みたい」なら”会社を辞めて集中するのもアリ”だと思います。
ですが、「エンジニアとして働くための勉強」というのであれば、”会社を辞める必要はない”と思っています。
目的が「趣味・フリーランス」なのか、「会社に雇用される」かによって選択肢が変わってくると思っています。
ここら辺の話を深堀していきます。
わざわざ会社を辞める必要性はない
まず初めに「プログラマー・SEとして働きたい」というのなら、会社を辞める必要はありません。
というのも、”エンジニアとして採用されるのに技術力の基準はそこまで高くない”からです。
年齢が若ければ(20代)、エンジニアとして転職するのは難しくありません。
ボクが勤めていた企業では年に何人も”技術力がほぼゼロ”の人たちを採用していました。
大手企業に関しては「職歴や高学歴、新卒じゃないと採用しない」という条件が設けられているかもしれません。
しかし、中小企業であれば、正直年齢が若ければ採用してもらえるし、「技術は働きながら身に着ければいい」というところも多いです。
なので、「エンジニアとして働き始めるために高い技術力を身に着ける」という理由で、会社を辞めて本格的にプログラミングの勉強をしようとしなくてもいいといえるかもしれません。
『転職』のほうがプログラマー・SEになりやすい
上の続きです。
無職になった後の就職は無条件で難易度が上がりますが、正社員からのエンジニアへの転職はそこまで難しくないです。
無職からの就職は難易度が高くなるだけ
当たり前ですが、”無職からの就職は難易度が高い”です。
加えて、”技術職となれば、さらに就職するのは難しくなる”といえます。
ボクが勤めていたIT企業でも新しく入社する人は新卒か中途採用(IT職の派遣も含む)だけでした。
「未経験+無職」でも応募されていたと思いますが、そういう人たちが採用されたという話を聞いたことはなかったですね。
そもそも『無職』というのは企業にとってはマイナスなイメージでしかありません。
特に理由もなく「ただアルバイトして過ごしていた」という事実は、”怠惰・不真面目・環境への適用能力が低い(職場の人・業務が合わないから退職したんじゃないか)”といったことを連想する人も少なくないと思われます。
『転職』なら未経験でもエンジニアになりやすい
逆に「全く関係のない職種から転職してエンジニアになった」という人とは結構会ったことがあります。
その理由として『企業が持っている仕事の数 > エンジニアの数』という状況から、”仕事はあるけど人員が足りなくて捌ききれていない”という企業も結構あると聞きます。
だから、エンジニア志望をバンバン採用してエンジニアの数を増やそうとしている企業も多いのです。
ボクが企業のエンジニアだった頃は、未経験の若い世代をどんどんプロジェクトの指揮をとれるように育成していました。
そして、入社から半年から数年後にプロジェクトリーダーにして、バリバリ働かせていました。
「それぐらい仕事が多かった」ということなんですね。
そして、「正社員として責任のある立場で働き続けている」という信用がある転職者は、未経験でもエンジニアとして採用してもらいやすいです。
なので、わざわざ「無職になってからの就職」という経路を辿るのはお勧めできないわけです。
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会社を辞めてもいいが、バイトはしないほうがいい
ボクの感覚ですが、”バイトで生計を立てつつの独学のプログラミング勉強は長続きしない”です。
コレは会社を辞めてフリーランスとして活動し始めたときに得たボクの実体験からの結論です。
そして、「その時に未経験だったら、たぶんボクはプログラミングを断念していた可能性が高い」ですね。
ここでは「なぜ、ボクがプログラミングを断念していたかもしれないのか」を書いていきます。
ただでさえ、モチベが持たない
「勉強に専念する」が実現できる人はまず少ないです。
それが、専門技術であれば、さらに難しくなるでしょう。
人にもよりますが、専門技術の習得は根気がいります。
加えて、プログラミングの場合は初心者だと基礎を覚えるだけでも苦戦する内容だといえます。
プログラミングに慣れるまでは「コレ…解読不可能な呪文にしか見えない…」といった感想になるかと思います。
有識者が近くにいたボク自身でも、明確にコードを理解できるまでには半年かかったレベルです。
だから、軽い気持ちでプログラミングの勉強を始めた人の大半は断念するのです。
そして、実践レベルの習得になると、それなりの時間がかかり、モチベーションが維持できない人が多いようです。
初心者の人はまずは『VBA』の習得をしてみると良いかもです。
IT企業はもちろん、Excelを使った会社員の一般業務でも使える需要が高く、難易度低めのプログラミング言語です。
なので、「入社したての人たちの業務によく用いられる言語」という印象がボクにはあります。
VBAは「Microsoft Officeシリーズに搭載されているプログラミング言語」でして、主に『Excel』内での自動化に役立つ言語です。
プログラミングの感覚を掴みたいなら『2020年ExcelVBA・マクロ・初心者入門講座【完全版】』を見てみると良いかもです。
バイトしまくる日々になるかも
実体験からですが、バイトで生計を立てる生活は「時間と体力を消耗するだけの生活になる」可能性が高まります。
一人暮らしの場合はバイトで生計を立てるかと思います。
でも、たぶんコレだと”1日の行動時間の8割ぐらいがバイトの時間の生活になる”かと思います。
『月の生活費が15万円』で『時給1000円』のバイトをしていたとします。
そうすると”毎月の労働時間が150時間”になり、22日間(週休二日)働いたとしたら”1日の労働時間が6.8時間”となります。
コレだと会社員の労働時間(休憩1時間:労働7時間)と変わりませんから、ただ生活が質素になっただけといえます。
そうなると、「バイトで疲れている状態で、毎日複雑なプログラミングの勉強をしなければならない」というわけです。
そして、結果的に「ただフリーターになっただけ」になってしまうかもというお話なわけです。
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本気でエンジニアを目指すなら…
短期集中!「オンライン学習」で勉強する
短期集中で学び、断念する前に中級者レベルに達するのがグッド。
独学だとプログラミングの勉強を断念しやすい
プログラミングを断念する理由の1つが”勉強でつまずく時間が長い”ということです。
いつまで経っても同じ問題が解決できないと「なんか面倒になってきた…」とプログラミングへの意欲がなくなってしまうのです。
ボクも何度もプログラミングで躓き、何度も「自分は向いてないのかな…」という気持ちにさせられました。
プログラミングに慣れてくると「躓くのは当たり前」になり、そのたびに問題解決していくので、躓いても平気になります。
しかし、慣れるまでが長く、そのプログラマーのマインドに達するまでに至らない人が多いのです。
未経験は慣れるまで有識者を近くに置いたほうがいい
プログラミングをしていく上で、問題解決能力が身についていない間は”有識者に教えてもらったらほうが良い”と考えています。
そして、自宅で勉強しているのなら「自宅で解決できた方法を探したほうが良い」です。
その方法の1つに最近ネット上でよく見かける『オンライン学習サービス』があります。
例えば、『TechAcademy(テックアカデミー)』なんかが有名です。
YouTube広告では実業家の『堀江貴文さん』や『メンタリストDaiGoさん』が出演されているアレですね。
独学で勉強するのがキツイと思うのなら、一度試してみるといいかもです。
「技術研修+就職」を同時にこなして効率化する
未経験で会社員としてプログラマーやSEになる方法でお勧めなのが『技術研修+就活』を一気にこなせるサポートを受けることです。
ハローワークでも『技術訓練』といった支援のコースにIT関連のモノがあったりします。※IT資格の取得がメインらしいですが。
この支援は無料ですので、エンジニアとしての就職を目的としている人は通ってみるといいかもしれません。
しかし、この支援ではエンジニアとしての技術が身に就くわけではないので、「就職をする前にある程度の技術もみにつけたい」という人にとっては不満足かもしれません。
そこで、駆け出しエンジニアの入社時の業務を滞りなくこなすレベルにまで技術を身に着け、かつIT企業への就職に有利になるサポートを受けることをお勧めします。
その方法としては”技術研修と求人紹介をしてくれる就職エージェントを利用する”というモノがあります。
IT関連の技術研修で有名な就職エージェントでは『ウズウズカレッジ』です。
約4週間の技術研修で基本的なエンジニアの業務はこなせるようになると思われます。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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