中高年層は若者を否定するが、若者はただ合理的なだけっていう話

中高年層は若者を否定するが、若者はただ合理的なだけっていう話

 

「今どきの若いヤツは少し嫌なことがあれば、すぐに会社を辞めてしまう」

上記の言葉は昔は会社で高齢層がボヤいている光景は割と日常的に見られたと思います。

現在では、そういった発言自体が若年層に対しての差別的な印象を与えることから控えられています。

ですが、こういった高齢層の考えは、今でも若年層の前で発言していないだけで、いないところで言われていたり、心の中に残っているかと思います。

 

ですが、実際のところ、若年層は少しツライだけで会社を辞めているのでしょうか?

正直の話、今の働き盛りの若い社会人と高齢層の社会人との考え方の違いから、理解が得られないのだと考えられます。

そして、何より若い社会人の方はただ”自分が合理的だと思うことをしているだけ”なのではないかと推測できると考えています。

 

では、仕事関連で若年層の合理的な考え方にはどんなものがあるのか、代表的なものを紹介していきたいと思います。

そして、若者が合理的に考えている理由として”1つの企業で働き続けない”といった考えがあることを踏まえてお読みください。

 

 

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01.
「入社」に対する考え方

 

 

これから就職活動されている方の多くは「経営が安定していて企業」を狙っているかと思います。

ですが、最近の就活生の中には「将来に独立やキャリアアップを前提にその能力を高められる、汎用性の高い技術が得られる企業」を選択しようとする傾向にあるかと思います。

 

不景気が続く日本において、一生涯自分の生活を保証してくれる企業はないと考えるようにもなってきているんですよね。

大手企業に就職したからといって、経営状況が悪くなれば解雇されることもあるでしょうし、もらえる給料だって減ってしまうかもしれないと思えば、当たり前の考え方だとも言えます。

 

その結果、3年目といった仕事ができるようになってきた社員や10年目といった責任ある立場でバリバリ働いている社員の方の退職が目立つようになってきました。

「次のステップに進もう」と前向きに転職を考える方や、「このままここにいていいのか…」といった収入面の不満や、やりがいを求めて真剣に考え始める方々が増えてきているといえるでしょう。

 

こういった仕事ができるようになってからの転職が当たり前になっている世の中だからこそ、初めに就職する会社の選択条件は「収入がどれだけあるか」だけではなく、「自分の市場単価を高められるか」に変わってきてしまっているんですよね。

 

現在の日本では転職が容易にできる状態ですから、なおそういった考えが強まっていくと考えられます。

 

 

02.
「残業」に対する考え方

 

高齢層の社会人は残業を良いものだと考えている方がたくさんいらっしゃるかと思います。

かつての、日本の企業は生産性の高い若いうちに安い給料でバリバリ働かさせて、生産性が落ちてきた時にその分の給料を支払うという形がとられていたかもしれません。

 

それが現在の若い社会人はには不服になってきていると考えられます。

確かに中には、残業に対して、「会社から必要とされている」「仕事に慣れて一人前に働いているんだぞ」といった良い印象を持垂れている方もいらっしゃいます。

「ファッション残業」なんていう言葉ができるぐらいですからね。

 

ですが、ほとんどの今の若い社会人は労働時間が長引いて、自分の時間が取れないといった労働状況に大きな不満を抱くことが多いと思います。

なぜなら、高齢層の社会人の方とは違い、「1つの企業に一生雇われるといった考えを持っていない」からです。

そのため、自分の現在雇われている会社に尽くす時間割合を抑え、プライベートの時間を確保することも大切だと認識し始めているのです。

こういった考え方は、「会社に尽くしても割に合わない、人生トータルで考えてペイしない」という考えが最も多いのかもしれません。

 

その企業で働くために必要なスキルも大事だが、それ以上にどの企業でも通用するスキルを高めることに、とても意欲的であるといえるのです。

若年層の社会人は、生涯雇用といった雇用体系は成立しない世の中になってきていることを薄々気づき始め、不信感を抱いているのです。

 

そのため、キャリアアップに向けて、自分のプライベートの時間を資格取得や技術向上に充てたいと考えている方がたくさんいらっしゃるんですよね。

 

 

03.
「飲み会」に対する考え方

 

 

最近の若い世代は「上司からの飲みの誘いを断る」といったことをよく耳にします。

昔であれば、「飲みにケーション」なんている言葉が有名になったぐらい「仕事関係のお酒の場」が重要視されていました。

人は満腹感やお酒の力で腹を割って自分の情報を打ち明けることから、食事の機会を重ねるごとに親しみを感じられることはわかっています。

確かに、自分の経験でも特別な記憶として残ることも多々あることは実感しています。

 

ですが、若い人たちは「仕事とプライベートを分ける」ことを徹底していると感じます。

たまにそういった飲み会に参加をしておけば、「何も文句は言われないだろう」と考えているかと思います。

私も、一応若い世代ですから、そういった考え方は肯定する側でもあります。

 

こういった考え方には、やはり「同僚間で友好を深めても、いずれは転職や独立する」いった”会社を辞める”ことを前提に考えてしまいがちになってしまっているからなのかもしれません。

また、「残業」の部分で触れましたが、成長意欲が高いことから、そういった場に参加するぐらいであれば、自分の能力を高める時間の使い方をしたほうが生産的だと感じるのかもしれませんね。

 

このことから、高齢層の社会人は「同僚との友好関係」、若年層の社会人は「今後に活かせる時間の使い方」といった考え方の違いがあることがあるかと思います。

 

 

若い社会人に高齢層の考え方を押し付けるのは間違い

 

「俺たちが若いころは残業して、会社に尽くしていたんだ」

「仕事はつまらないものだ」

 

上記のような、考えを持ち、おっしゃる高齢層の方々がいらっしゃいます。

ですが、こういった考え方は現在の社会状況で働き始めた若年層の社会人に当てはめようとするのは間違いだといえます。

なぜなら、高齢層の社会人が新入社員だった頃では、それなりに企業の「終身雇用」は現実味を帯びていたかと思います。

 

ですが、現在では、不当な解雇はされないものの、景気が悪くなれば、若い人たちから順にリストラされていくわけです。

いくら献身的に会社に尽くしていようが、そういったリスクがあることから、どうしても自分の将来を優先させるのは当たり前ですよね。

そうなれば、「あんたらはその考え方で良かったかもしれないけど、俺たちはそうはいかないんだ!」と批判されても仕方がないといえます。

 

ですので、高齢層の社会人の方は、自分の価値観を押し付けるのではなく、もう少し若年層に寄り添った考え方を身に着けることも必要になってくるかと思います。

 

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