一般の人は歳を重ねながら後悔も増やしている人が多いように感じています。
現在での人間関係でもいらっしゃいますが、特に会社員時代の頃の飲みの場で同僚の話を聞いていると「なかなか後悔してきているな」と感じることが多かったです。
それこそ、無難なところでいれば「周りの同級生が勉強頑張っていたのに、自分は遊んでいた…。あの頃もっと勉強しておけばよかったなぁ~」とか。
社会人ならではの「学生時代にもっと~しておけばよかったな」とか。
結構、こういった「タラレバ」な話をしていることが多くて、会社員の頃の私はネガティブな感情が伝染してしまっていましたね。
そんなことを考えながら、下のようなツイートを先日しました。
「ほとんどの人が人生の幕を閉じる瞬間は後悔している」と聞いたことがある。
生きている最中は「大したことではない」と感じていても、終わり際に「自分にとって重要な事だったのだ」と気付くという事なのかもしれない。
だから、今小さな事だと感じていても、こなしておくといいかもしれないですね
— むぅチャソ (@ten_choose) 2018年8月8日
聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、初めて聞く方は結構ショックな内容ですよね。
後悔をしながらなんて、悲しすぎますよね。
この話を聞いたとき、私は「できる限り、人生では後悔をなくして生きていかなければ!」と決意したわけです。
そして、私は『後悔』について考え抜きました。
本記事では、その『後悔』について知り、これからどう行動していけば、後悔がなくせるかについて私なりの考えで書いていこうと思います。
もしも、「これまでの人生、後悔してばかりだ…」という方が読んでいるのであれば、これからの人生の行動を変えられたら嬉しいと考えております。
後悔の正体とは
私は昔『後悔はなぜ生じるのか』について考えたことがあります。
そして、私が出した結論は、後悔は「選択できたのにしなかった」という事実から生まれると考えました。
恋愛で言えば「なんであのとき勇気を出して告白しなかったんだろう」とか、夢だったら「なんで諦めてしまったんだろう」とか。
— むぅチャソ (@ten_choose) 2018年8月8日
上のツイートでも書いていますが、
後悔とは”選択できたのにしなかったという事実から生まれる”
と考えています。
よく人が後悔のエピソードを話す時に「あのとき、〇〇しておけばよかったなぁ」というのは、過去の選択できたのにできなかったことが原因になっているんですよね。
基本的に努力すればできたことや、勇気があれば行動できたという、自分自身が後悔の原因になっていたりするんですよね。
これを感じてからは、私は「面倒くさがらない」「自分を曲げない」を徹底して過ごしていたりします。
【重要】後悔する選択
楽で無難な選択をしようとすれば、必ず後悔は生まれるものです。
だから、「これをしたいけど、自分じゃ無理だよな」と諦めるのではなく、「失敗してもいいからやってみる」が大事。
後悔は1つずつ増えていくのでなく、積み重なって大きな1となり、覆すことができなくなるものなんだと思っています。
— むぅチャソ (@ten_choose) 2018年8月8日
「楽なほうへ、楽なほうへ」と向かっていけば、後悔することからは待逃れることはできません。
それこそ、難しいほうにチャレンジしていった知人や友人といった身近な人が結果を出すと「あのとき自分も一緒にやっておけばよかったな」と考えるしまうものです。
ですが、そこで悔しがらず「まっ、いっか」なんて考えてしまう方もいるかもしれません。
こういった後悔を作り続けると、自分の頭の中にどんどん蓄積されていきます。
そして、後悔というのは、“後悔するたびに数が増えるのではなく、積み重なって大きくなっていく”ものだと考えています。
これは小さい後悔であれば、「その後悔の払拭するために」と行動の原動力として活かすこともできますが、後悔をし続けると「自分はこれまで何も成し遂げることはできなかったからこれからも無理だな」と完全に覆せない記憶として、これからのあなたの行動に影響を与え続けるといえます。
ですので、ここではそんな後悔が積みあがらないようにするために、多くの人が後悔する習慣をご紹介します。
後悔のもとである習慣を理解し、それをしない努力をすれば、今までよりも後悔はし続けなくても良くなるかと思います。
『周りに合わせる』は後悔のもと
周りの人に合わせるのは、正直な話、自分で何も考えなくてもいいから、とても楽だったりします。
それでいて、周りに合わせていれば、基本的には否定されることもなければ、周囲が守ってくれたりして生きやすかったりします。
ですが、この『周囲に合わせる』は自分の意思を除外し、周囲に成行を任せるという状況になってしまうのです。
周囲が「これをしたほうがいい」と言えば、自分もそれに沿って行動するし、「これはやらないほうがいい」と言えば、自分に興味があっても選択肢に入らないといった状況になりうるのです。
これでは、自分が満足のいく過去にすることなんてできませんよね。
頭を使わなければ後悔する
後悔は何も考えずに生きていると必ず後悔するモノです。
なぜなら、自分で考えて行動しなければ、『人間というのは楽なほうに進もう』と考えるからです。
ですが、人は頭を使って考えることを避ける傾向にあります。
『考える』という行為は途轍もなくエネルギーを消費し、途轍もなく苦しいことだからです。
どれぐらい脳を使うことでエネルギーを消費するのかというと、人の体を動かす『カロリー』ですが、体全体の基礎代謝の20%は脳だといわれているのです。
それだけ大量なカロリーを普段消費しているのだから、考えたらスゴイことになりますよね。
それでも頭を使って考え、「将来この選択で自分はどう思うか」「目的を達成するにはどんな選択がいいのか」を常に選択していかなければならないのです。
手間を惜しんで後悔
価値があるもののほとんどは、その価値が高ければ高いほど、時間と労力が必要になります。
その逆でただ一時的に楽しい、楽できるというものには、誰にでもできてしまいますから、希少価値的には低くなりますから、ほとんど価値は見いだせません。
基本的には、「難易度が高い」「時間がかかる」「専門性が高い」など一般の人が到達することができないモノに価値が生まれます。
そして、人はそういった価値の高いモノを「カッコいい」と憧れたり、「なりたい」と実現を求めるのです。
ですから、手間を惜しんでいると自分がなりたいものになれなかったり、周囲と比べて収入面で不満が出たりしますから、結果的に「もっと前からしっかりしておけばよかった…」と後悔するんだと思います。
【これ大切】自分で決断しなければ、必ず後悔する
『自分で決断しなければ後悔する』は後悔の根底にあるものだと考えています。
他人任せな生き方をしていると後悔します。
それも、他人の選択に乗っかっていれば、その決断を出している人が優れていれば、ある程度は安定した結果が得られるでしょう。
ですが、その人が失敗したときは最低な人間になり下がるときがあります。
自分は他人任せにしていたクセに、いざ自分の都合の悪い状況になれば、手のひら返しでその人を叩き始めるのです。
自分で決断しないということは、”他人に自分の将来を委ねる”のと等しい、博打的な要素を含んでいるのです。
そして、人に決断を任せていたのにも関わらず、結果が悪ければ、自分自身で決断してリスクを負ってきた相手を否定し始めるといった、怒りの矛先を他人に向けるということになるわけです。
これは必ず覚えておいてほしい内容なので、絶対に忘れないでいただきたいと思います。
後悔しないために必要なモノ
次に後悔しないために必要なモノについて書いて終わりたいと思います。
私は「これまでの人生は後悔してばかりだな…」と思っていたときに、下記のことをし始めたら、ほとんど後悔しなくなりました。
それでいて、現在歳を重ねるたびに充実感を感じられるようになってきたので、ぜひ試してみてください。
きっと、初めは難しいと思いますが、少しずつでも取り入れていくと良いかと思います。
他人の目を気にしない
どうしても、他人からの見え方を意識すると思うように行動ができなくなってしまいます。
「こういうことをしたら周りから変な目で見られるだろうな」とか。
「失敗したら、かっこ悪いと思われるだろうな」とか。
他人にどう思われるか考えるだけで、自分の考えを抑えようとしてしまうのです。
基本的に他人に迷惑をかけないで自分がリスクを負うだけであれば、行動に移しても問題ないと考えます。
ですが、たまに「この行動をとると、他人に嫌な気持ちにさせるだろうな」と他人の気分を悪くしない選択をしようとする人がいます。
ですが、他人に迷惑をかけない、道徳面から考えて悪いことでないと思えば、問題ないんですよね、きっと。
一生懸命頑張る人を見下している空気の中で自分だけ応援したら、「何アイツ、むかつく」ってなるかもしれませんが、別に周りが気分が悪くなるだけで別に問題はないですよね。
「音楽で成功した」と考えてバイトと掛け持ちで練習に励んでいる人を見て、「現実みろよ、真面目に働け」という周囲の目があっても、やりたいと思えるのであれば続ければいいと思います。
ここで言いたいのは結局、自分が満足できるかどうかであり、この満足できている状況がなければ必ず後悔するということなんです。
だから、他人の目なんて気にしないで、自分が満足できるであろう選択をすべきなのです。
行動できるための少しの勇気
行動してしまえば、大抵はやっているうちに気にならなくなるもの。
何事にもその『行動に移す』という一歩を踏み出すだけの勇気が必要だということです。
そして、勇気が持てなければ、自分が思い描く理想的な取り組みができないことがほとんどです。
これがなければ、自分が考える最善の選択ができないことになりますから、失敗したときには必ず後悔してしまいます。
これは私自身も新しいことに挑戦するとき、その勇気が出なくて行動できないときがあります。
ですが、大抵は「やらなかったら後悔するから、やろう!」と一歩踏み出す結果になります。
こういった経験を積んでいくと、「結局やるんだから、ここで悩んでも仕方がないから、とりあえず始めるか」という考えになります。
ですので、念入りに準備ができているのであれば、何も考えずに行動に移してしまうのも1つの手ではあります。
この日本では失敗しても、死ぬことはありませんから、勇気をもって行動に移すことをおすすめします。
自分らしい選択ができるようになる本
後悔をしないために重要なのは「自分らしく生きること」。
他人の目や物事を難しく捉えてしまうことで、この「自分らしさ」は失われてしまうことがあります。
ですので、最後に私が一読してみて、今回のテーマにあった優良な本のリンクを載せておきますので、読んでみてください。
きっと、一度読むだけでも、これまでしてきた選択ではなく、これからを見据えた選択ができるようになるかと思います。
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