女性が重視する「記念日」を男性が忘れているのは記憶の残し方が関係している!?

心理学

 

女性「今日、なんの日か分かる?」

男性「ん? いや知らない」

女性「なんで覚えてないの!?」

 

男性と女性とでは何に重きを向けて考えるかで言い争いになったりします。

女性からしたら、「男は女心がまったくわかっていない!」と怒りたくなることがあるかと思います。

男性からしたら、「そんなに重要なことではないだろ!」と覚えのないことに怒られて不満に思うこともあるかと思います。

こういった言い争いになる原因の1つに、「男女間での記憶の残し方が違う」というものがあります。

 

本記事では、特に「女心って難しいな」と思っている男性に読んでいただきたい内容となっています。

なぜ、女性が記念日などの思い出を記憶できるのかを理論的に理解していってください。

 

スポンサーリンク



女性と男性では記憶の残し方が違う

 

よくカップル間でのケンカになりがちな「記念日」問題ですよね。

女性は記念日をしっかり覚えているが、男性は忘れてしまう。

女性からしたら、「私のことを大切に思ってくれていないのかしら…」と考えてしまうことがあるかと思います。

 

「女性は感情と出来事を結びつける」

ですが、実はこれには男性と女性とでは記憶の残し方が違うことが関係しているとされています。

女性は脳の記憶や空間学習能力を司る「海馬」の大きさは男性と比べると大きいといわれています。

 

それに加えて、自分が体験した出来事について感情や情景といった非言語的に記憶する

”エピソード記憶”に優れているともいわれています。

 

そして、感情などの個人で感じたことと、出来事を結びつけることで記憶に残りやすいということも分かっています。

 

そのため、女性は感情が強く働いた出来事に対して、鮮明に覚えていることが多いというわけです。

 

 

「男性は出来事のみを記憶していることが多い」

それに反して男性は、事実をもとに出来事を記憶する傾向にあります。

「昔に遊園地に行って楽しかったという思い出はあるけど、その遊園地で何が楽しかったのかについては詳しく思い出せない」といった、ような感じに。

大まかな部分は覚えているけど、その都度の場面ごとに起きた楽しかった出来事は記憶できていることが少ないというわけです。

男性は事実を順序立てて記憶することから、感情は二の次になるということです。

 

そのため、女性同士では思い出話に花を咲かせられるけど、男性とはそこまで盛り上がれないなんてこともよくあるかと思います。

これは女性がどれだけイベントごとに対して記憶力に長けているかがわかる一例でもあります。

 

 

二人の思い出を大切にする

 

女性は過去の思い出を鮮明に覚えているという説明をしました。

それこそ、中には何年経っても、それが最近の思い出かのように感じられる方もいらっしゃいます。

男性以上に、女性からしたら思い出1つ1つが大切なものであるということです。

 

そして、思い出話で大切な人と盛り上がりたいという気持ちが強いとも言えます。

そんな女性に対して、男性は「えっ…そうだっけ」なんていえば、相手をガッカリさせてしまいます。

 

その逆で、そういった思い出を細かく覚えていて、女性に「あの時、~で楽しかったよね」と伝えてあげると、「覚えていてくれたんだ!」と高評価を持ってもらうことができるかと思います。

女性は人と”共感”したいという気持ちが強い傾向にあります。

ですので、そういった楽しかった、嬉しかった思い出をいつまでも覚えておいてあげると、「自分を大切にしてくれている」と実感することができると考えられます。

 

ぜひ、気になる異性や大切なパートナーとの思い出を覚えておく工夫をしておきましょう!

 

 

過去のケンカを女性は蒸し返す!?

 

上記では女性は「感情と出来事を結びつけている」という説明をしました。

そして、女性は「強い感情が働いたものほど、記憶に残る」とも説明しました。

 

この記憶は楽しかった思い出だけではなく、ツライ思い出も同様なことが言えます。

男性の方は女性と言い合いをしているときに「なんでそんな昔のことを蒸し返すの?」と思ったことはありませんか?

特に「過去のケンカ」した理由なんかを持ち出されると、男性からしたら「それは関係ないだろ!」と言いたくなることもあるかと思います。

 

これは女性が感情を重視して記憶しているということが分かります。

男性は理論的に物事を考え、女性は感情論で物事を考えるという傾向にあると言われています。

これは男性と女性の考え方について「男女の脳の違い ~ビジネスで活かせる成果が出せるテクニック」でも説明をしています。

 

こういった考え方に関しては、一概にどちらが正しいということはできないかと思います。

人間関係の問題においては「人がどう思うのか」が重要なわけですから感情論が重視され、仕事では「どうしたらうまくいくのか」を理論的に合理的な考え方がが重視されることが多いです。

ですので、このように場によってそぐわない考え方では言い合いでこじれることが多々あるということですよね。

 

女性が過去のケンカを蒸し返してきたということは、「その時のツライ記憶を再体験してしまうのではないか」という不安から生じている行動かもしれません。

ですので、本当にその相手を思っているのであれば、男性側は「それは関係ないだろ!」と否定するだけで済ませるのではなく、女性の気持ちを考慮に入れて行動を選ぶのが良いかと思います。

 

恋愛心理学【恋愛で使える気になる異性を理論的に惚れさせる方法】

 

スポンサーリンク



スポンサーリンク

  人気コンテンツ  

コメント