仕事でやる気が出せなかったり、何に対しても無気力になってしまっている方がいらっしゃるかと思います。
会社ではやる気を出さないといけないと分かっていても、なぜかイマイチ取り組みづらいと感じているみたいな。
もしかしたら、新入社員の方なんかも、入社当時は熱意に満ち溢れていたけど、3か月ぐらいたって、もうモチベーションが保てなくなってきたなんてよくあるかもしれません。
こういった状況の主な理由が”やる気”が関係していると考えられます。
つまり、何事にも”やる気”を出すことが大切であるということです。
やる気を出す方法として、たった1つのことを踏まえて行動するだけで、やる気が見違えるほど変わってきます。
この方法はビジネスシーンで役に立つ知識ですので、ぜひ実践してみてください。
やる気を出る方法
あなたは作業や仕事など初めはやる気が出せなかったけど、取り組んでいるうちにやる気が出ることがありませんか?
それは、自分のタスクをこなすことで、達成感を感じられたり、自信をついたりすることで生じる心理的状況だといえます。
つまり、たった1つの方法とは、成果の数で決まると言うことです。
それを引き出す方法として、”難易度が低く、数をこなせる”ような作業や仕事から始めるということです。
これは「心理資本」という考え方で、いかに自信と希望をそれに対して臨めているかということが関係しています。
この心理資本と仕事の生産性や得られる成果は比例しているということが分かっています。
そのため、心理資本の考え方に則り行動することで、やる気を
部下に仕事を頼む場合
最近は会社に入社しても3年間も勤めないうちに、会社を辞めてしまう社会人が増えてきています。
昔だったら、3年間は入社した会社に勤め続けることが当たり前でした。
ですが、現在では、新卒で3年間のうちに、入社した会社を辞める人の割合は3割以上もいると言われています。
これは若い人たちの我慢が足りないからなのでしょうか?
私も会社員時代、同期や後輩と関わってきて、会社を辞めていく人たちを見てきました。
そのほとんどが「やりがいがない」「もっと自分に合っている仕事があると思う」といった会社側に問題がありそうな理由でした。
これはいってみたら、「仕事はつまらないものだ」と言い張っている、先輩社員の価値観が問題なのではないかと考えられます。
仕事に「やりがい」や「楽しさ」を求めてもいいはずですから。
そういった将来の可能性を秘めた若い世代の気持ちも考えずに、ただ自分たちの価値観を押し付けるのは良くないことは誰にだってわかるはずですよね。
自分だって、「自分の価値観を無視して、俺の価値観に従え」といったことをされたら嬉しいはずがないですよね。
ですので、自分の価値観は置いといて、部下にやりがいや自信を与えてあげられるような、仕事の渡し方をしなければならないのです。
でやっと本題になるわけですが、「部下に仕事を頼む場合」は”簡単で数をこなせるタスクを用意してあげる”ということです。
これは簡単に言えば、新入社員といった仕事が分からない部下を持っている場合は、まずは簡単にできる資料作りなどの仕事を与えるということです。
その仕事の難易度が低ければ、それだけ失敗する可能性も少ないわけですから、仕事ができない、実績のない段階での失敗を味わせることもなくなります。
あなたも感じたことがあるかもしれませんが、実績のない段階での失敗は「自分はなんて仕事ができないやつなんだ」といった自分を追い込む材料になりかねません。
それから、資料作りができるようになったあたりから、「いつまで資料作りなんかやらせるつもりだよ!」といった感情が生まれることがあります。
そういった感情が生まれる前に、取引相手とのやり取りに同行させ、それについての資料をまとめさせたるといった、いままでの作業にプラスしていく形にしていくと良いかと思います。
そうすると、仕事をこなしている実績から”自信”をつけられ、また、「自分は会社のために働けている」と実感することで”やりがい”も感じることができるでしょう。
それにより、より仕事が楽しく感じられるようになるわけです。
自分でやる気を引き出す
上記は上司が部下に対してやる気を出させる方法でしたが、ここではあなたが部下だった場合はどうすれば良いかを説明していきます。
与えられているタスクが複数あるのであれば、”簡単なタスクからこなしていく”という方法がとれます。
朝や休み明けは、どうしてもやる気が出せなかったりしますよね。
そういった場合は、朝のうちに取引相手の連絡や返信といった、「頭を使わないけど作業量の多い仕事」を朝のうちに済ませてしまうのです。
そうすると、タスクを終わらせたという達成感が得られ、徐々にやる気が出てきます。
ですが、自分の立場によっては、自分のやる仕事内容を自分で決められないということがあるかと思います。
こうなると、どうしても環境によって、やる気が出せるかどうかを左右されてしまうことがあります。
例えば、上司がまったく部下の教育に関心がないといった、上に立つ人間としての素養を持ち合わせていない場合などが挙げられます。
こういった場合は、極端に簡単なものしかやらせてもらえない、または、仕事もできるようになっていないのに難しい仕事を与えられ、失敗してしまい自信が持てないといったことになりかねません。
そういった場合は”自分でタスクを作ってしまう”という方法があります。
会社で与えられたやるべきこと以外、つまり自己完結できる自分にタスクを設定するということですね。
例えば、自分に部下や後輩ができたときのために、前日にやった仕事で効率的に動ける方法をまとめてみたりとかですかね。
あとは、後輩がいるのであれば、仕事上で悩んでいることや苦戦していることを聞き、教えてあげるなど。
とにかく、会社で行う場合は業務と認める範疇で、自分でタスクを作るのが最も現実的だと思います。
こういったことを1日の早い段階でこなしておくと、やる気や自信につながると考えられます。
少し話がズレてしまいますが、やる気を出すということに関しては、会社外でタスクを作るといった方法もあります。
別に会社でやる気を出したいからと言って、会社でやる気を出す方法を考えなくてもいいのです。
結果的に仕事でやる気が出せる状態になればいいわけですから。
よく、できるビジネスマンがしていることを挙げるとすると「朝のランニング」ですかね。
毎日、会社に行く前に、自分が決めた距離を走るのです。
これは、朝のランニングを自分がやらなければいけないタスクとして扱うということです。
ちょっとキツめに設定しておくことで、こなした後の達成感が生まれます。
そして、「今1つ目のタスクをこなしたぜ」といった気持ちで、業務を始められるのです。
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