恋人をコロコロ変える長続きしない人の心理と理由

心理学

 

交際相手との別れはツライ経験であることが多いです。

一般の人であれば、立ち直るまでにある程度の時間が必要だったりします。

 

ですが、中には、別れた当時はとても悲しい気持ちになるけど、少し時間が経てば、すでに次の相手を見つけて付き合っているなんていう方もいます。

その結果、恋人がコロコロ変わるなんていう状況になっている方もいらっしゃいます。

 

それを他から見れば、「多くの恋愛ができていいな」と思うかもしれません。

ですが、それはそれで、悲しいことでもあるんです。

 

本記事では、恋人が次から次へと変わる人の心理について説明していきます。

 

 

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恋人がコロコロ変わる人の心

 

こういう恋人ををコロコロ変える人は”恋愛に依存している可能性が高い”のです。

恋愛に依存している人は恋人が存在するということは、自分を必要としてくれている人の存在するということです。

つまり、自分を認め、必要としてくれる相手を欲している状況が恋愛に依存しているということなんです。

 

そのため、切れ目なく恋人を作るのは、自信の存在を認めてくれる人がいないと、自分に自信が持てず、不安になってしまう表れだとも言えるのです。

 

また、こういう人には共通していることがあります。

それは、自分への評価、つまり”自己評価が低い”ということが挙げられます。

自分への評価低いから、不安を抱きやすく、他者に必要とされていたいという欲求も強く持っているのです。

 

それに加え、自分に対して評価が低くなるということは、周囲の相対評価は高くなることになります。

そんな自分よりも評価の高い人に必要とされれば、簡単に恋に落ちてしまうわけです。

 

 

また自己評価の低い方は、自分で恋人との関係を壊してしまうことも少なくありません。

「自分なんかに…」といった悲観的な考えから、相手を信じることができなかったり、嫉妬心から関係を壊すようなことをしてしまうとされています。

 

 

このように恋人がコロコロ変わる人は、

  • 「自己評価が低い」ことにより、不安を抱きやすく、自分を必要としてくれる人の存在を欲している。
  • 周囲の評価が高くなることで、好意を寄せられれば、すぐに恋に落ちる。
  • 悲観的な気持ちから疑心暗鬼が生じて、恋人との関係を壊してしまう。

という傾向があります。

 

だから、恋人との関係が短期的な期間になり、いなくなれば恋人を探すか、簡単に恋に落ちるので、恋人がすぐに変わるんですね。

 

 

自己評価が低くなると恋に落ちやすくなる!?

 

こんなユニークな実験があります。

心理学者「ウォルスター」は女子学生を対象に「自己評価と他者への好意」の実験を行いました。

 

被験者の女子学生に「性格診断」を受けてもらいました。

その性格診断は女子大生の性格を良し悪しを評価するものです。

 

後日、女子学生を性格診断の結果を伝えるために研究室に呼び出します。

その際、研究室には容姿の良い男子学生(サクラ)を用意しておき、合わせます。

そのサクラの男子学生は女子学生に優しく話しかけデートに誘います。

 

そのあと、男子学生を退出させ、女性学生にニセの診断結果を渡します。

その診断結果で「高評価」「低評価」の2つのどちらかを伝えます。

そのため、診断結果が「低評価であれば、女子学生の自己評価を下げる」ことになるということです。

 

その診断結果の後に、男子学生の好感度を答えてもらうというが実験の内容です。

 

そして、結果として、診断結果が低評価だった女子学生のほうが、男子学生の好感度は高く評価されるという結果となりました。

 

この実験から、自己評価が低いと他者への相対評価が高くなることから、周囲への好意を受けやすいということが結論付けられたのでした。

 

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