どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
本記事では「バイトばかりしているフリーターが就職するのは難しい」というテーマで書いていきます。
バイトばかりしているフリーターが就職するのは難しい話
まずは「なぜバイトばかりしていても就職に結びつかないのか」について書いていきます。
バイト経験に魅力を感じる企業は少ない
残念ですが、バイト経験は正社員の業務に生かしづらいです。
バイト経験を活かせることは少ない
バイト経験が活かせるのはバイト先の業務に似ている職場に就職した場合のみです。
つまり、”バイトと正社員が同じ業務についている職場でのみバイト経験は活かせる”ということになります。
・接客業
・販売業
例えば、飲食店のバイトしていて、レストラン関連の企業に就職した場合なんかは業務内容は似ているかもしれません。
より高度な能力を要求されるかもですが、正社員でも接客をしている人もいますので、こういったバイトと正社員の業務の差異が少ないところなんかはバイト経験が活かせるかと思います。
そして、そういうバイト経験が活かせる職場は大抵、誰でも就職できてしまうので人材に困らないケースが多く、就職採用の枠がなかったりします。
バイトと正社員の業務内容には違う
そもそもほとんどの企業の正社員はバイトレベルの業務はしません。
もちろん、販売・接客業が主なサービスとしている企業は売上は前線が店舗になるので、店舗勤めの正社員はバイトとの業務の差が小さかったりします。
しかし、それ以外の業界の店舗ではなく、企業勤めの場合はバイトの業務とは全く違う内容になります。
・業務内容はデスクワークもしくは営業になる。
・相手は消費者(お客さん)ではなく組織(取引相手)である。
・「指示を受ける」ではなく、「指示を出す側」になる。
だから、仕事上で受け身でいたバイトという立ち位置での働きには、企業側は魅力を感じないことがあります。
なので、就活の面接でバイトでのエピソードで自分の能力をアピールしてもイマイチ面接官に響かないし、採用した後の働きに期待もしてもらえないかと思います。
つまり、「企業はバイトで培ったモノには、あまり期待していない」と感じましたね。
バイトレベルの業務スキル・姿勢では実戦では通用しない
アルバイトに任せられる業務のレベルは低いです。
だから、その業務での成長率の伸びも低いし、限界値もたかがしれます。
加えて、「仕事上の”責任感”がバイトにはない」というのも能力が伸びない理由です。
責任感がなければ、自発的に任された業務以上のことをしようとはしませんからね。
この「もっとこうしたほうがよくなる」といった向上心が得られない環境では、バイト以上にはなりえません。
『バイト時間=無駄な時間』と認識される
悲しいですが、バイトでは「成長できない・大した能力は身につかない」と思っている企業は多いです。
コレは正社員の人がフリーターを見る目と同様なので、「そんなことはない!」と否定はさせません。
『フリーター期間=正社員との差が広がった期間』と思われている
「フリーター期間は何も成長できていない」と捉える企業もあります。※一般の人のフリーターに対するイメージと同じ。
つまり、”フリーターでいる時間は正社員との差が生じた時間”と捉えられているというわけです。
その証拠にフリーター期間を「空白期間」「ブランク」といった言葉で表現されることがあります。
また、「フリーター期間が長ければ、それだけ就職成功率が下がっている」というのも国や就職支援企業の調査で明らかになっていることから間違いない企業はフリーター期間にネガティブな印象を抱いていると考えられます。
フリーターは「ただ歳を重ねただけ」という捉え方
フリーターとして生きてきたことで深刻なのが「いい歳して何もできない人」というレッテルを貼られることです。
「24歳」でコンビニのバイトをし始める
→1年後:レジ打ちや品出しがスムーズにできるようになる
→3年後:上の業務に磨きがかかる
→就職するとき:企業で貢献できる能力面で考えれば「24歳」のまま
正社員であれば、勝手に職歴が積まれていきますし、それなりの業務をこなし学びを得られます。
しかし、フリーターは何も積まれないことから、結局「ただフラフラして過ごしていた」という事実だけが残ります。
そうなれば、企業に悪い印象を持たれるでしょうから就職も難しくなるわけです。
注意企業に「この人を雇えば、○○で良い働きをしてくれるだろう」という期待感を与えなければ採用してもらえません。
それができないフリーターの就職は厳しいかと思われます。
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バイト以外で磨いたスキルが魅力になる
次に「バイトばかりしているフリーターは今何をすべきか」について書いていきます。
フリーターの強みは「バイト以外で得た特別なスキル」である
フリーターが正攻法で正社員に勝てるわけがありません。
なら、違うスキルで違う土俵で戦えることをアピールすべきです。
正社員と同じスキルで争ってはいけません
正社員は間違いなくフリーターよりも高度な業務をこなしている人たちですから、シンプルな力比べでは勝てないのです。
つまり、業務遂行能力ではフリーターには勝ち目はありません。
なので、重要なのは”業務をこなす”ではなく、”自分の労働の付加価値”を意識することだといえます。
基本的に業務をこなす能力は仕事をどれだけこなしたかに依存しますから、正社員には一般業務では敵いません。
だから、就活の面接時には、業務に適応できるというアピールの他にプラスして、「自分を雇えば〇〇を発揮して貢献できますよ」とアピールできるようにしておく必要があるわけです。
バイト以外でユニークな能力を磨くことが重要
上では「シンプルな力比べではフリーターは正社員には勝てない」と書きました。
なので、できるだけバイト以外の時間で、目的を持って行動をして正社員にはないスキルを身につけることが、就職成功の突破口になりえると考えたほうがいいです。
ありきたりなモノで言えば、下のような感じを突き詰めるのもアリです。
・志望業界の専門知識やリサーチ(サービス・商品を熟知)
・流行りのIT技術(AI・ブロックチェーン等)を磨く
あえて正社員の逆をいくことが近道かも
フリーターがアピールすべきは誰にでもこなせるバイトでの業務スキルではありません。
アピールすべきは「それ以外の時間で何をし、正社員にはないスキルを持っているか」です。
「正社員ではできない・しづらい」を狙う
とにかくフリーターは”正社員でいることでのデメリット”を狙って行動したほうがいいかと思います。
正社員の場合、「世間体や会社へのイメージ」「時間がない」という縛りがあります。
だから、正社員のほとんどは自由な時間を有意義に使えなかったりするのです。
また、正社員はどうしても「会社で役に立つ」を意識しがちですので、新しい・特別なスキルを身に着けることができなかったりします。
こういった「身動きが取りづらい・固定概念に囚われている」といった正社員の悪い特性を意識し、正社員が取れない行動をとることがフリーターが周囲よりも飛びぬける鍵だったりするのです。
スキルは自由な時間を全力投入することで極まる
フリーターの強みは”自由な時間を確保できる”です。
バイトばかりして正社員よりも労働時間が長くなっているフリーターがいます。
ですが、正直の話、その場合はフリーターでいる意味がほとんどありません。
それだったら、貯金貯めてからバイトを休んで、本気で就活して、どこでもいいから就職しちゃったほうがいいです。
注意バイトしまくって貯金に勤しんでいる人がいますが、その貯金額は正社員が本気を出したら一瞬で追い抜かれます。
それぐらい収入額と収入増加率に差があります。
フリーターが優先すべきは「バイト」ではなく、「時間を確保する」こと、そして「時間をフルに活用してユニークなスキルを習得する」ことです。
プログラミングでもいいし、動画編集技術を磨くでもいいです。
資格取得でもいいし、個人でビジネスを始めて実践からマーケティングを学ぶのもアリです。
唯一「時間」は日本人誰にでも平等に与えられたモノであり、この時間を費やした量がシンプルに能力の差になります。
だから、フリーターはバイトばかりして「働いた!」なんていう実感を得ていないで、バイトを削る努力をして正社員が手に入れづらいスキルを身につけることを始めてみましょう。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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