本記事では「就職エージェントで紹介される求人は微妙なものばかりなのか」という疑問に答えていきます。
また、ボクはフリーター時代に複数の就職エージェントを利用した経験がありますので、その経験も踏まえて説明していきます。
エージェント利用当時のボクの経歴年齢:26歳
職歴:新卒から2年間IT企業に勤務、以降フリーター
資格:ITの資格
就職エージェントの求人は微妙なのか【経験談】
まずは複数の就職エージェントを利用した経験のあるボクが紹介された求人について説明していきます。
場所や利用者によって紹介される求人の内容が変わってくると思うので、参考程度にしてみてください。
人材派遣や待遇の悪い求人が多い【微妙な求人】
人材派遣や待遇の悪い求人が多い
ボクが求人でよく目にしたのが「人材派遣」と「常駐スタイルのIT企業」ですね。
また、そういった求人では待遇がイマイチだったりしました。
就職エージェントで紹介される求人では『人材派遣』をよく見かけます。
もしくは下のような内容がどれか1つは当てはまる「就職したい!とあまり思えない」求人もたくさんありました。
・年間休日が少ない
・残業時間がそこそこある
・賞与が少ない(1回)
そして、たぶん、こういった求人を多くの人が「微妙な求人」と呼ぶと思います。
なぜ、微妙な求人を紹介されてしまうのか
一概には言えませんが、就職エージェントの微妙な求人を紹介される理由は”選考応募の条件が低い・採用基準が低い”と考えられます。
応募条件・採用基準が低い求人は”年齢や学歴・職歴はあまり仕事には関係がない業務に充てる人材を求めている”傾向にある。※単純作業など。
つまり、極端な言い方をすると「能力はともかく、労働力になれば良い」という理由で採用している。
特に学歴・職歴や実績がない求職者は他の企業では魅力を感じづらかったり、選考の応募条件を満たせないことが多いです。
ですので、そういう方々には必然的に微妙な求人をアドバイザーから紹介されることが多かったりします。
中小企業(大手子会社)もそこそこある【人材派遣より少し少なかった】
人材派遣よりは少し少ないですが、中小企業でオフィスワークのものを紹介されました。
ボクの場合は近い将来には支店を持った販売店舗を管理する立場であったり、プログラマーなら下流・中流工程に携わるといった感じでした。
平均的な学歴や職歴をお持ちの方は、中小企業のオフィスワークが狙い目だと考えます。
こういった求人の場合は待遇も他の企業と同程度なので、満足できる人も多いんじゃないかなと思っています。
また、それらの企業の中には大手の名前が入った子会社も見受けられることもありました。
人によっては大手企業も紹介してもらえる
職歴が少しあって、ITの資格を持っているボクは大手企業をいくつか紹介されました。
その際にアドバイザーさんから「選考の通過率は下がりますが、受けてみますか?」といった選考の難易度を気にして印象がありました。
場所にもよりますが、就職エージェントで扱っている大手企業の求人数は少ないと考えられます。
その中で、求職者の学歴や職歴、資格の有無によって、稀に知名度の高い大手企業の求人を紹介してもらえることがあります。
ですが、よっぱど高い能力が証明できる求職者でなければ、アドバイザー側も紹介しない求人だと思われます。
スポンサーリンク
紹介される求人が微妙なときの対処法
就職エージェントで紹介される求人が微妙の場合は下の方法で対処するといいかもしれません。
・就職エージェントを通さない(個人で就活)
・資格や実績を作る
・他の就職エージェントを利用する
では、上について深堀していきます。
就職エージェントを通さない【就活難易度が上がる】
就職エージェントではアドバイザーは求職者をみて提携している企業から求人を紹介します。
なので、その求職者はアドバイザー自身が持ってきた求人からしか選ぶことはできません。
エージェントを利用した場合はアドバイザーの判断で出逢える求人が決まる。
つまり、この場合には求職者の理想(待遇や働き方など)とは関係なしに数社の中から就職先を決めなければならないということ。
なので、他人からの評価に依存しない企業選びをしたい場合には、個人で就活を進めたほうがいいです。
個人での就活はネットで求人を調べて、「就職したい」と思った企業に選考を申し込む流れになります。
企業選考への申込みは誰にでもできますから、選考だけだったらエージェントから紹介される求人よりも魅力的な企業を選ぶことができるかと思います。
ですが、”エージェントを介した時よりも選考の通過率は下がる”ことは覚悟したほうがいいです。
資格取得や実績を作る【時間がかかる】
エージェントで紹介される求人の質を上げるには”自分のアピールポイントを増やす”必要があります。
そして、その自分を魅力的に見せる方法には”難易度の高い資格の取得”や”自発的に動いて世の中から評価される”という方法があります。
司法試験や会計士などの仕業といった高難易度の資格は企業からしたら魅力的に感じる。
また、製品などを作り、それを世に発信して多くの人から評価されると能力の証明ができる。
ですが、正直の話、「時間を費やしてエージェントで紹介される求人の質を上げる」というのはお勧めしません。
というのは、時間がかかることから、就活で重要な”若さを犠牲にする”ことに繋がるからです。
就活では『ちょっとした実績 < 年齢が若い』です。
結果を得るために多大な時間を浪費すると、さらに企業の選択肢を狭めることになるかもです。
他の就職エージェントも利用してみる【手軽】
就職エージェントによって提携している企業も違います。
ですので、”エージェント自体を変えることで紹介される求人内容も変わる”ということです。
複数のエージェントを利用した経験から言うと、それぞれで紹介される求人が違いました。
その内容の違いは大きくはないですが、「待遇が他よりも少し良い」とか「扱う製品が違うことで仕事に興味が惹かれる」ということはありました。
ほとんどのエージェントは無料でサポートを受けられます。
なので、今利用しているところの求人が微妙なら、他のエージェントを利用してみるのもアリかと思います。
例えば、下のような知名度の高いエージェントを利用すると良いです。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
時間もかけずに企業の選択肢を増やせるので、「求人がイマイチだな…」と感じたら、試してみるといいかもしれません。
フリーター・ニート向け就職エージェントサイトの選び方+おすすめ6選
フリーターの就活で利用すべきはハローワーク・就職エージェントどっち?
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント