本記事では「就職エージェントに見捨てられる理由と対処法」について解説します。
ちなみにボク自身、複数の就職エージェントを利用した経験があるので、経験談も含めて解説していきます。
「就職エージェントに見捨てられる」とどうなる
ここでは「就職エージェントに見捨てられるとどんなことが起きるのか」について説明します。
アドバイザーから連絡が来なくなる
カウンセリング後や企業選考後にパッタリとアドバイザーから連絡が来なくなることがあります。
もしくは、それまではちょっとウンザリするぐらい頻繁に来ていた連絡がほとんど来ないレベルになったりすることがあります。
「最近、連絡の頻度下がったな」レベルだったら「見捨てられた」と判断するのは早いかもしれません。
もしかしたら、ただ担当アドバイザーさんが忙しいだけかもしれませんからね。
ですが、「何か月も連絡が1度も来ない」という場合は見捨てられたと判断してもいいかもしれません。
要望を全く聞いてくれなくなる
就職エージェントに見捨てられると自分の要望が通らなくなることがあります。
「要望を言ってもサッパリとした態度であしらわれる」といった感じになったりします。
そして、”自分のために動いてくれようとしない”のが態度が見て取れるようになります。
【要望を聞いてくれなくなる例】
・何度も要望を伝えても、以前紹介された求人と変わらない。
・「すみません、〇〇さんの要望を満たす求人はありません」といった言葉が増える。
基本的にアドバイザーに見捨てられれば、その利用者に対して動こうとしません。
なので、自分が要望を言ってもアドバイザーさんがあからさまに消極的になったら「見放された」と判断してもいいかもしれません。
紹介される求人が少なくなる
就職エージェントでは複数の求人を紹介してくれるところがほとんどです。
ですが、その求人数が非常に少ない場合もあります。
アドバイザー1人に対して、複数の担当が任されている場合がほとんどである。
そして、就職見込みが高い人を優先して求人を探し紹介することが多い。
「紹介される求人数が少ないのは見捨てられた」というよりは、その”利用者の優先順位が低い”という可能性もあります。
優先順位が低ければ、その利用者のために割く時間も減らしたいと考えるため、結果求人を探す時間・紹介したい求人も減るというわけです。
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就職エージェントに見捨てられる・放置される理由
利用する就職エージェント側のアドバイザーが忙しすぎて手が回らないということもあり得ます。
ですが、今回は利用者側に問題があり、そのせいで見捨てられるケースについて説明していきます。
扱っている求人の応募基準を満たせていない
ネットの口コミで「初めのカウンセリングを受けてから連絡がこない」という利用者が何人か見つかります。
そして、その利用者が公開している情報をみると「学校を卒業してから無職だった(職歴がない)」「年齢(30代)が高い」といった方々だったりします。
この場合、考えられるのが”就職エージェント側で紹介できる求人がない”というケースです。
ボクもアドバイザーさんに「〇〇さんの条件に合った求人は一応あるのですが…」といった感じで紹介できないことを察してもらおうとする振る舞いをされたことがあります。
その時、未経験の業界を志望したのですが「経歴・資格がない」という理由で紹介してもらえなかったことがありますね。
何度かそのやり取りをした後は連絡がパッタリなくなりましたw。
求人には就職サイトや求人チラシ、ハロワの求人と同様、『応募条件』が設けられていることが多いです。
そして、就職エージェントも同様に紹介される求人にも応募条件があり、条件を満たせない求人は紹介してもらえません。
つまり、就職エージェントで扱っている求人の応募条件を満たせそうにない人は見捨てられてしまうわけです。
マナーがなっていない
担当アドバイザーに対して高圧的な態度やビジネスマナーを欠いた対応をすると相手してもらえなくなります。
これに関しては、利用者とは関係なく”人間として関わりたくない”かと思います。
そして、嫌な思いをさせてくる人に注力したいと思わないハズです。
就職エージェントは利用者からお金を受けとっているわけではありません。
なので、得をするケースでない限り、わざわざ嫌いな人に喜んでもらおうとする人はいませんよね。
そして、現在は就職・転職市場ともに活況と言っていいでしょう。
加えて、優秀な人材はたくさんいるわけなので、わざわざ問題を抱えた利用者の相手をする必要はないわけです。
また、そもそもマナーの悪い利用者に求人を紹介して選考を受けさせても採用するわけもありませんし、何なら提携企業への悪印象の与えかねません。
ですので、担当アドバイザーに高圧的な態度をとっている人は、放置されることもあるわけです。
就職意識が低い
担当アドバイザーが「この利用者は就活やる気ないな」「この利用者を就職させるのは時間がかかりそうだ」と思ったら後回しにされることもあります。
就職エージェントは利用者を企業に就職させて、初めて企業からの紹介料という報酬を得ます。
ですので、できるだけ効率よく就職させることを目的とします。
なので、「やる気がない」と思える相手に構っていても、正直メリットがないわけです。
ですので、「企業の選考を受けない・時間を守れない・自分から動こうとしない」という人は見捨てられてしまうわけです。
希望条件(要望)が高すぎる
就職エージェントからしてみたら求人の希望条件が高い人は敬遠されやすいです。
高望みをする利用者に分相応の求人を紹介しても選考を受けてくれない傾向にあります。
そうなれば、就職も決まらないので、アドバイザーとしては関わりたくないわけです。
ですので、アドバイザーは高望みする利用者を後回しにし、結果その利用者は放置され続けるといった状況になると言えます。
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就職エージェントに見捨てられた時の対処法
ここでは就職エージェントに見捨てられた時の対処法について解説します。
就活に意欲的であることをアピールする
アドバイザーに「就活を終わらせる気がない」と思われている場合には、就活への意欲をアピールすると良いです。
・コミュニケーションを頻繁にとる
・連絡のレスポンスを早くする
・紹介された企業の選考を受ける
複数人の利用者を抱えているアドバイザーは積極的にコミュニケーションをとることは放置されない対策として有効です。
また、アドバイザーからの連絡のレスポンスを早めることで「この人は就活に意欲的だな」と思わせることができます。
そして、「少し気になった企業の選考を受ける」などの行動で示すのも、就活への大きな意欲を示すことができます。
求人の希望条件を下げる
「求人の応募条件が満たせない」という理由で見放されている場合は、自身の希望条件を見直すようにしたほうがいいかもしれません。
というのも、アドバイザーも希望条件を下げることで求人を見つけやすくなりますから、「紹介できる求人がない」と諦められている状態を改善することができるからです。
ボクも利用し始めたときは条件を高く設定していました。
ですが、その条件を必要最低限まで下げたら、どのエージェントでも連絡頻度も紹介してくれる求人数も増えました。
”学歴や職歴、保有資格の物足りなさ”はすぐに解決することはできません。
そのため、場合によっては自身の求人への要望を下げることは必要なこともあるのです。
職歴・資格は就職後に努力すれば、現状よりも良くすることができる。
なので、とにかくまずは企業に就職することを優先させる選択もアリである。
他の就職エージェントに移る
一度見放した利用者に対して、割り切るアドバイザーもいたりします。
その場合、いくら就活に対して意欲的になったとしても、印象を変えることはできないこともあります。
なので、そういう場合には新たに他の就職エージェントを利用し始めることも検討したほうがいいです。
ちなみに下が知名度が高く、実績もある就職エージェントになります。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
新しく利用し始めたエージェントでは、前回の見放された原因を踏まえた行動が必須です。
相手が変わったといっても、自分が変わらなければ再び見放されることもあり得ますからね
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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