ボクは学生の頃とフリーターの頃に工場アルバイトをしたことがあります。
「パン」「雑誌」などいくつもの工場でアルバイトしていました。
工場アルバイトって意外と時給が良かったり、働くシフトが自由に選べたりするので、都合が良かったりするんですよね。
ですが、やはりそういったものには、キツイ部分があったりするので、そのキツイ部分をベースに説明していきたいと思います。
正直これが乗り越えられるのであれば、工場バイトは向いているかたと思いますよ!
では、さっそく工場バイトのキツイ部分について説明していきます。
※私が体験したことであって、すべての工場アルバイトがそうであるわけではありません。
そして、工場アルバイトをする方のためのものなので、正直な話をしているにすぎません。
ですので、工場関係者の方がもしも閲覧されているのであれば、お気を悪くさせてしまったら申し訳ありません。
と、先に謝罪しておきますね。
永遠と続くかのような単純作業
工場は基本的に流れ作業です。
1つの作業を黙々とこなす単純作業だということは覚えていてください。
基本的にこういった流れ作業には個人的なノルマがないことが多いので、結構気楽にできたりしますね。
また、作業する場所によっては、作業員と距離が離れて、孤立することがあるので、人間関係でのストレスがないことがメリットかと思います。
ですが、やはり単純作業で人と会話できない長時間労働はきつかったりします。
工場の作業は永遠と稼働し続けるわけですから、「あともう少しで終わるぞッ!」と量を見て判断できないので、一生この作業が続くんじゃないかという錯覚を起こしますね(笑)
だから、いつも私は対策として、アルバイトが始まる前にアルバイト中に考える内容を考えていったり、アニメや漫画の続きを推測したりして、何とか乗り切っていました。
結局、身体は動かしている状態で使えるのは頭の中だけなので、頭の中でできる時間の潰し方を身につけていったほうが、工場アルバイトは乗り越えやすいと思います。
ここで注意してほしいのが、自分がさばいた商品の量とか、時間を数え始めるのはやめておいたほうが良いかと思いますよ。
私は1回無意識に数を数えてしまって、イライラとストレスやらがこみ上げてきて、発狂しそうになった経験があります。
これ冗談だと思うのであれば、やってみると思いますよ(笑)
「工場アルバイトにはこんな危険なことがあるのか…」と実感した瞬間でもありましたね。
私と同じ状況になったのかはわかりませんが、派遣の中年のおじさんが商品の名前を急に叫び始めたことがあってヤバイと思いましたね。
時間の速さが5分の1に
現場によっては、商品を傷つけないように、衛生問題上、身に着けるものが制限されたりします。
スマホはもちろん、時計すら身に着けられない状況になるので、時間を確認する術を失ったりします。
そして、時計も自分の目では確認できない場所にあった場合、確実に時間の感覚を失っていきます。
そうすると、自分がどれぐらい働いて、どれぐらい時間が経過したのかわからなくなったりするんですよね。
唯一、時間が分かるのが「休憩のタイミング」が来た時だけです。
現場にもよりますが、2時間で一回休憩を入れるといった決まった時間で休憩をとることが多いです。
だから、休憩に入ったときにはじめて、「やっと2時間経ったのか…」と時間を認識することができるんですよね。
心身状態によっては休憩までの時間がやたら長く感じるときがあるんです。
私の体感的には、2時間区切りの休憩タイミングを10時間区切りの休憩タイミングに感じていましたね。
自分だけ、いつの間にか
「時間の狭間に飲み込まれたんじゃないのか」
と考えてしまうぐらいヤバイ状態になったこともありましたね。
※イメージです。
役に立つ知識や技術は身につかない
正直の話、工場で行う作業は単純作業で、ほかの企業で使えるわけでも、役に立つ知識が手に入るわけではありません。
ですので、工場で身に着けることができることにはほとんど意味がありません(私的には)。
私の場合はそもそも、工場でアルバイトするのは、時給が良くて、簡単作業だったので、別に何も身につかなくても問題なかったです。
ですが、もしもその時間を、ほかの接客や在庫管理ができるアルバイトであれば、得られるものは大きいかもしれません。
そして、せっかくやるのだから、お金以外に何も役に立つことを学べたほうが有意義に時間を過ごすことができると思います。
なので、もしも就活を控えている学生や再就職活動中の方がするのであれば、確実に接客マナーが学べたり、専門技術が少しでも学べるアルバイトを選択したほうが、後々役に立つ経験ができるかと思います。
工場バイトあるある
これはあまり工場アルバイトのメリットデメリットとは関係ないのですが、ちょっとした小話程度に読んでいただければと思います。
もしかしたら、工場アルバイトの経験がある方は「それ分かるわ」となるかもしれません。
なぜか怒られる
たまに中高年の方と一緒に働くことになることがあります。
その中には、「ちょっと感じが悪いな」という方がいるかもしれません。
なぜか、横柄な態度をとったり、荒い口調で理不尽に怒られたり、様々な嫌な思いをすることがあるかもしれません。
私が体験したのは、真面目に取り組んでいるのですが、熟練された方は自分のほうが早いと感じるのか、荒い口調で遅いことを指摘され、何回か小突かれたことがあります。
まぁ、その頃は学生だったこともあり、自分が知らないところで至らない部分があったのかもしれません。
それでも、「そこまで言うか!」といった気持ちになりましたね。
結構、工場アルバイトについてネットで調べると「色々と工場で働く方の態度について」悪く書かれていますが、あながち間違っていないかもしれないと学生時代の私は感じていましたね。
大人になって、あの頃を振り返ると、そんなに態度が悪い人がいるわけでもないと感じているのが実際のところですね。
「起業する」を目標に掲げている人が多い
これはいくつも工場アルバイトをした経験から言わせてもらう「起業」を目標にしている方がかなり多いと感じました。
会社を退職して、学校卒業してフリーターでいる方がたくさんいらっしゃいました。
そして、そういう方に話を聞くと、「起業するためにお金を貯めている」という方がほとんどですね。
もちろん、中には明確な目標をもって、必要最低限のお金を稼ぐだけにして、ほかの時間は勉強したり、夢を追いかけるための行動をされている方もいらっしゃいました。
こういった明確な考えがあって進めている方、割と堅実だと思えたりしますよね。
ですが、何も決まってないのに、起業することを目標にされている方は何なのかな?と思ったりしてました。
もしかしたら、目的もなしにアルバイトをしていることを私に察せないように、夢があると言っていたのかもしれませんね。
工場アルバイトは悪いことだけじゃない!
工場アルバイトには
- 人間関係でストレスを抱えにくい
- 自分の都合でシフトが入れやすい
- 割と時給が良い
といったメリットがあります。
むしろ、これを重視してアルバイトを考えている方が多いかと思います。
これは学生からしたら、魅力的に感じるかもしれません。
ですので、本記事で紹介した工場アルバイトの欠点を踏まえたうえで、それでも工場アルバイトが魅力的に感じるのであれば、工場アルバイトはオススメかもしれませんね。
1人でも工場アルバイトもしくは違うアルバイトを選択をする参考になったなら嬉しいです。
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