「自分には他で働くスキルがないから…」
「この会社を辞めたら、惨めな生活を送ることになる」
今勤めている会社を辞めた後、働き口を失い、惨めな思いをするのが嫌だという方も多いかと思います。
でも、「これ以上働いていたら気が狂いそうになる」「ストレスで体調が悪い」なんていっている方もいらっしゃるかもしれません。
本記事では、そんな今の働き方に不満があるけど一歩踏み出せないという方の私なりの打開策を紹介したいと思います。
本記事のテーマは「立ち戻れる働き方を確保しておく」です。
実用的な専門知識を身に着ける
まずは、各職業で使える専門知識を身に着けるところから始めます。
このとき、できる正当な方法で専門知識を保有をしていることを証明するために「資格取得」を考えましょう。
その資格の中には取得難易度が低いけど、取得するとそれなりの収入が見込めるものもあります。
また、今の働き方にプラスできるような資格を取得すれば、頭一つ抜けた人材となり重宝されることでしょう。
私からしてみれば、若い世代の方が「もっと高度な働き方がしたい!」と考えているのであれば、社会人としてのブランクを空けてでも専門知識を身に着けることを優先させたほうが将来的に考えても良いと感じています。
むしろ、高度な専門知識を身に着けるために「残業がない、ストレスのない働き方」を実現させるために、手軽で実用的な資格を取得して、責任の少ないアルバイトとして生計を立てながら、積極的に専門知識を磨く選択もアリだと考えています。
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優秀な資格って何があるの?
私が考える取得難易度が低い優秀な資格は下記の通りです。
- 登録販売者
- 宅建
- ファイナンシャルプランナー
その中で現状では”登録販売者”が結構優秀だと考えています。
登録販売者の求人をみると時給2000円なんていう求人もあります。
この2000円は実務経験が2年間以上経ち、正式に登録販売者の登録が済んだらの金額になります。
それでも、一般的なアルバイトよりも比較的時給が高いです。
ドラックストア業界でネットを導入し始めたら、数十年後は働き口がなくなっている可能性もありますが、現在すぐに働き方を変えたいという方はおすすめな資格ですね。
きっと「登録販売者って何?」という方も多いかと思います。
登録販売者とは「第2類の医薬品まで扱える薬の専門家」といったところでしょうか。
私たちの身近にあるドラックストアで医薬品が売られていますが、そこでは運営中は常に必ず薬剤師または登録販売者がいなければ、医薬品を売ることができないと法律で決められています。
そして、薬剤師を雇おうとすると人件費がかかります。
そこで、ドラックストアではできるだけ第2類までの医薬品の商品を扱うようにし、登録販売者を雇い、人件費を下げるというやり方をとっている傾向にあるといわれています。
それに加えて、ドラックストア側の考えでは数年スパンで店舗を拡大していこうという考えを持っていることから、現在であればかなり登録販売者を欲しがっていると推測できます。
登録販売者に限っては、アルバイトでも比較的高い時給で働けるので魅力的な働き方も可能だと思います。
”宅建”も法律的に不動産会社に決められた人数の宅地建物取引主任者を事務所に置いておかないといけないという決まりがありますから、起業側は積極的に採用してくれるかと思われます。
もしかしたら、不動産業界の働き方を苦手とする人もいらっしゃると思うので、資格取得を考えているのであれば、働く環境も調べておくことが大切です。
”ファイナンシャルプランナー(FP)”は「好きなことがない…」という方におすすめな資格です。
現在の日本では不景気であることから、お金に困り、相談に乗ってほしいという方も多いかと思います。
そんな方々にお金のアドバイスや相談、提案をしてあげることを生業にしているのがFPなわけです。
お金について理解しておくと、企業でも働けますし、自分の生活にも役立つ知識が得られるので間違いなくとって損のない資格だといえます。
私の経験上、FP2級までの難易度が低いと感じていることと、取得時点でかなりお金に詳しくなれたと実感していますので、ぜひ「何も好きなことがない」という方は取得してみてください。
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徐々に労働環境を底上げしていく
本記事では勤めている会社を退職した前提で説明するので、私が現在会社員だった場合で説明していきます。
私だったら、まずは手軽に職にありつける”登録販売者”を取得します。
そして、取得後は登録販売者としてアルバイトをしながら、次に専門的な知識を身に着けるようにしていきます。
私だったら、ファイナンシャルプランナーの勉強をして、取得したら掛け持ちでFPのアルバイトやネットで働いていこうと考えますね。
この状態をキープしていくと2つの働き方ができるようになりますよね。
私はこの2つを働き方の保険として、例えば、企業で働いたらきはじめて「やっぱ会社で働くことに向いてないな…」と考えて悩み続ける状況を作ることなく退職して、さらに高度な働き方ができるように勉強をしていきます。
私だったら、経営の知識を身に着けて、FPの経験と併せて「お金にメチャクチャ詳しい経営コンサルタント」として働いていく道を選択します。
つまり、「嫌だったら、昔の働き方に立ち戻ればよい」という状況を作ることが大切だということが言いたいのです。
そして、経験に加えて、さらに知識を身に着けて、さらに高度な働き方を目指すという考えを持つということです。
1つの企業で「自分は他に雇ってもらえないだろうな…」と成長もできない、給料も低いという環境でとどまり続けるのは時間の無駄ですからね。
だったら、自分ができることをしながら、さらに個人で成長できる方法で自分の能力を高めるほうを優先したほうが、よっぽどマシですよね。
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複数の働き方を身に着ければ、人生は楽になる
もしかしたら、あなたは現在の働き方に不満を抱いているけど、今の生活を変えられないと悩まれているかもしれません。
そして、その理由として「自分には何もできない」と後ろ向きな考えで行動に移せないのかもしれません。
その状態で過ごしていても、これからの人生が好転することは少ないと思います。
それなら、複数の働き方を知り、経験して、気軽に一歩踏み出せる状況を作り、自分が天職だと感じられる働き方に行きつくまで、何度でもチャレンジできる環境を作ることから始めてみてはどうでしょうか?
気負って、ストレスを積み重ねていくような環境でいるのは、自分のためには間違いなくなりませんからね。
ぜひ、これからの人生を変えたいけど、一歩が踏み出せないという方はためしてみてください。
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