どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
たまに「資格を取得しても机上での知識は仕事ではつかえないから無駄」みたいな資格否定者がいたりします。
だから、初めにこの意見について書きます。
正直にいうと…。
「資格は無駄」だと思っている人は世の中のことを理解していなさすぎる
と思っています。
この意見に関しての結論は…。
『日本企業が重視してるんだから、資格には価値がある』
です。
実務的には無駄なこともありますが、それでも『資格が無駄』は極論すぎますよね。
ということで、本記事では『フリーターの資格取得の必要性』について書いてこうと思います。
フリーターの方で将来に不安を抱いている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
初めに:フリーターに資格は必要なのか
フリーターは必要かというと…。
って感じですね。
日本の企業は『職歴』はもちろん、『その人が弊社にどんなメリットを与えてくれるか』ということを考えて採用します。
その時に、『資格』を持っていると「この人はこんなことができるんだ!」と積極的に採用してくれる可能性があるのです。
なので、フリーター歴が長くなってくると就職がしづらくなったりしますから、『就職するための保険』という意味で資格を持っておくのが賢いやり方だといえます。
だから、「オレは夢があって、その道しかない!」って思っている人でも、その夢の「実現が遠いな…」と感じ、諦めたいと思ったときに資格があると、他の道の選択ができるということですね。
この『就職するための保険』がないと、家庭をもて生活を支えないといけなくなったり、一般の人と同じ生活をしたいときに、「理想的な働き方できない…と」と困ってしまうこともあるのです。
なので、将来的な「働き方を変えたい」「アルバイト以外に収入が欲しい」に備えて、資格取得しておいたほうがいいというわけです。
フリーターが資格を取得するメリット
基本的には資格を取るメリットは”企業からの見え方が変わる”ということです。
逆に資格を取得するデメリットはないと思っています。
少なからず知識が蓄積されていくので、最悪落ちてもマイナスにはならないですよね。
なので、ここでは『フリーターが資格取得するメリット』について書いていこうと思います。
知識・実力の証明
資格を取るメリットとして”自分の専門的知識・技術の保有を証明することができる”です。
これは資格自体の存在理由でもあります。
この資格は”コスパが良く”て、勉強すれば取得でき、費用も独学であれば教材費と試験料ぐらいで済みます。
そして、何より企業に知識や実力を証明することができるので、『就職』や『個人の案件取得』に役立ちます。
その証拠に、企業では特定の資格を取得をしたら、試験料を支給してくれたり、一時金として給料に上乗せするなんていう企業が結構あります。
それは友人に聞いても、そういう制度が導入されている企業が多いと感じました。
なので、それだけ企業も資格を取得して「知識・実力をつけてほしい」「企業の信用の確保したい」という気持ちが強いといえます。
そんな資格を取得しておけば、働き口を増やせるといえますよね。
自分の得意分野を確立できる
フリーターが資格を取得すると”分野を絞り、経験を積んでいくきっかけを作ることができる”といえます。
フリーターの中には「何をしていいのかわからない」「何もやりたいことがない」という気持ちからフリーターでい続けている人が多いかと思います。
その状態でいても働き方も今以上にできませんし、収入だって上がりません。
そういう時に資格を取得すると「自分はこの分野で働いていこう」と思え、その分野に特化したキャリアを積むことができるようになるわけです。
働き方の幅を広げることもできますし、肩書だって得ることができるので働きやすくなったりします。
また、ITの国家資格はもちろんですが、民間の技術的な資格の取得を通して知識を深めたことで、個人でアプリを作って遊んでいたりします。
また、ビジネス面でも役にたつと考えています。
ビジネスでは『制約から新しいサービスが生まれる』と言われることがあります。
これは資格を制約としてみなし、「この資格をどう生かせば、もっと多くの人に喜んでもらえるだろう?」と考えることで、新しいビジネスを生み出す可能性が生まれるといえます。
漠然としたイメージで良いサービスが生まれることは本当に稀です。
自信につながる
精神的なメリットとして、資格取得はかなり有能だといえます。
資格を取得することで、フリーターに多い『将来への不安』を「最悪の場合はこの資格を使って働けばいいや」と将来への不安も軽減できます。
また、下の記事にも書いていますが、フリーターって「能力が低い」と思われがちですが、そういった偏見からも解放される可能性があります。
正社員から見下されたり、正社員の人を見て「自分より優れている…」と悲観的になったりしてしまうことって結構あるんですよね。
労働環境が悪いところで働いていたときがありますが、自分のことを「コレ」とか表現されたことがあって、本当に腹が立ちました。
そして、自分の能力不足であることで「自分はレベルの低い人間の下で働かないといけないんだ…」と思い込んでいたんですよね。
それが資格をとることで、自信がついて働き方にもこだわりを持つようになったり、他者からの見え方も変わってくるから面白いです。
また、就職する際の企業の面接時には資格を取得していると『勤勉アピール』もでき、「フリーター時代は何もしてなかったんでしょ?」って思われずに、「勉強はしてきたんだね」と周囲に良い印象を持ってもらえるかと思います。
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フリーターにおすすめな資格
『就職のしやすさ』という観点からおすすめな資格を紹介していきます。
実用的でかつ、難易度的に取得しやすい資格を紹介していきます。
FP(ファイナンシャルプランナー)【国家資格】
『FP』とは”お金全般の知識を扱う資格”です。
そのFPとして働いている人たちは『お金の専門家』とも呼ばれています。
就活に役立つ資格ランキングでもTOP3に入るような資格でして、あらゆる企業で評価されやすいので、なかなか資格の効力としては優秀かもしれません。
このFPは3級から1級がありまして、特定の教育機関で講習を受けていない限りは3級から受験していきます。
また、FPでも実用的な知識になるのが2級なので、企業側も2級まで取得しないと評価してもらえないことがあります。
2級が合格できるレベルになると確かにお金について詳しくなりますね。
1級やCFPまで取得できれば、お金についてメチャクチャ詳しくなれますよ。
取得したボクの経験から、就職にはもちろん、人生で必要なお金の知識を学べるのでお勧めです!
また、働き方としてお金の相談を受けるなどのFP業務もできるようになるかと思います。
日商簿記【公的資格】
『日商簿記』は『経理・会計』などの”企業のお金周りの業務に用いる知識を扱う資格”です。
どこの企業でも企業同士やエンドユーザー(消費者)といった、お金のやり取りがあって利益を挙げるモノですから、企業でのお金の知識はとても出番が多いといえます。
ですので、ビジネスマンにとって有益な知識が詰まった日商簿記は、昔から現在まで企業側からしたら、社員に持っていてほしい資格だといえるかと思います。
このことから、企業から評価されている日商簿記を持っていると、フリーターの方だと就職活動で有利に働くかと思います。
基本情報技術者【国家資格】
『基本情報技術者』は”IT技術について全体的に学ぶことができる資格”です。
名前に『基本』が含まれていることから、IT関連の知識を浅く広くといった感じの試験内容になっています。
とは言っても、業務で使えるような実用的な知識は一部でほとんど使えません。
ですが、多くのIT企業では「これぐらいは常識だよね」といった立ち位置の資格だったりします。
ですので、基本情報技術者を取得すると「基本的なITの知識はあります!」「オレはITに興味があるんだ!」と資格自体が知識や意気込みを表現できるアピール材料になるかと思います。
IT大手だと内定を決めた学生には入社前に数万円分の教材を送らり受験させ、新卒入社する人のほとんどが取得している状況を作っている企業もあるぐらいです。
ボク自身もIT関連の資格をいくつか持っていますが、基本情報は勉強すれば普通に受かります。
とはいっても、ITについてまったく知らない人は「難しい…」と感じるかと思います。
それだったら、まずは基本情報技術者ではなく、慣れるという意味でワンランク下の『ITパスポート』の勉強から始めてみてもよいかと思います。
プログラマーやSEになりたいなら『基本情報技術者』を取得しましょう!
宅地建物取引士(宅建)【国家資格】
『宅建』は”不動産取引を表す資格”です。
賃貸物件をあっせんする際に必要な土地や建物などの専門知識を『お客様』などの知識のない方に詳しく説明できる許可(業務独占)を持った働き方ができます。
また、不動産物件の販売もできる宅建を持っているとできるので、不動産関連の仕事には欠かせない資格だといえます。
不動産関連に興味がある方は宅建を取得してみるとよいかと思います。
業務独占ができる国家資格ですから、フリーターの方でも高い確率で働き口が見つかるかと思います。
登録販売者【国家資格】
『登録販売者』は”一般用医薬品販売の専門知識を扱う資格”です。
ドラックストアに行くと医薬品が売っている場所で薬の相談にのってくれる人がいますよね。
その業務をしている方が『登録販売者』です。
薬には薬局やドラックストアで市販されている種類に『第1類~第3類』があって、登録販売者は『第2類・第3類』を扱うことができます(独占業務)。
そして、ドラックストアで販売されている薬は『第2類・第3類』なので、登録販売者を取得するとドラックストアで専門的な働きができるようになります。
とはいっても、実際の大手ドラックストアでの業務では、あまり薬販売を任されないというを友人数人に聞きましたw。
そして、ドラックストア業界は現在でも店舗数を増やして競合と争っている業界です。
なので、現在は人員を増やしたいと考えていることから、就職しやすい業界だといえかもしれません。
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資格を取得後、いつでも就職活動に乗り出せる
資格を取得すると、就職活動の成功率が上がります。
なので、『将来への不安』『働き方への不満』があるフリーターの方は、正社員になって働いたほうが良いかもしれません。
でも、「フリーター歴が長い」と就職活動への不安があるかと思います。
ですが、「将来的には正社員になろうと考えている」という方は、就職活動をすぐに始めたほうが良いかもしれません。
なぜなら、”就職活動は年齢が若いほど有利”だからです。
下の記事に『正社員になりやすいタイムリミット』について書いていますので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
ちなみに就活をする際はフリーターに特化した『就職エージェント』に協力してもらうと就活効率と成功率がグッと上がるかと思います。
そんなフリーターに特化していて知名度が高いエージェントの口コミランキングは下の通りです。
対象年齢 | セールスポイント | ネットでの口コミ |
|
---|---|---|---|
ハタラクティブ | 10代・20代 | ・優良求人3,000社以上 ・自分発見カウンセリング ・書類選考・面接対策 | ★★★★★ |
DYM就職 | 10代・20代 | ・優良求人数2,000社以上 ・書類選考なし ・ 面接対策/書類選考指導 | ★★★★☆ |
ウズキャリ | 10代・20代 | ・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。 ・カウンセリング、面接対策、書類添削など | ★★★★☆ |
いい就職.com | / | ・求人掲載数5,000社 ・個別サポート/セミナーが充実 | ★★★☆☆ |
第二新卒エージェントneo | 18歳~28歳 | ・未経験OK求人5,000社以上 ・キャリアカウンセリング ・選考対策/各種セミナー | ★★★☆☆ |
また、下の記事に『就職エージェント』について詳しく書いていますので、読んでみてください。
資格を取得して安心するのではなく、その先をこなしてからゆっくりしたほうが良いかもしれませんね。
最後に:フリーターは資格をとるに越したことはない
フリーターは将来への不安を抱いている人が多いかと思います。
ボク自身も「このままフリーターだったらどうしよう…」と不安で眠れなかった時期があります。
ボクはそういった時期に資格を取得して、「最悪、この資格を使って働けばいいか!」と吹っ切れることができました。
なので、将来への不安があるフリーターの方は、少しだけ頑張って資格取得をしてみるのもアリかと思います。
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