どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
海外ドラマ『暴走地区-zoo-』を全話見終わりましたので、簡単にレビューを書いておこうと思います。
意外とCMなどで宣伝されていることで、『暴走地区-zoo-』が気になっている方も多いかとおもうので、ぜひ参考にしてみてください。
あらすじ
世界中の至る所で人間が動物に襲われる事件が発生。
アフリカのライオン、日本のコウモリ、ペットのネコなどが、異常な行動をみせはじめる。
若き生物学者、美人ジャーナリスト、行動学専門家、病理学専門の獣医が謎を解こうと試みるが、動物たちの暴走は止められない・・・。
引用:wiki
『暴走地区-zoo-』を全話みたボクが序盤のあらすじを簡単に書いていこうと思います。
動物行動学者の『ジャクソン』はボツワナで動物保護の活動をしている最中、相棒の『エイブラハム』がライオンに襲われ、ジャクソンも襲われる。
ジャクソンがライオンから逃げる際、ライオンに『異様な眼』をしていることと、ライオンたちが不可解な行動をとっていることに違和感を感じる。
そして、ジャクソンは父親の研究内容を思い出し、それが『反逆の瞳』であることに気づく。
そこから、全国でも同様に動物たちの不可解な事件が起きていることと結び付け、ジャクソンたちは動物たちを正気に戻す手段を探すため、世界を飛び回るのだった。
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『暴走地区-zoo-』の個人的な評価・感想
個人的な評価:6/10点
海外ドラマは面白い作品が多くあり、それらと比べると少し見劣りしてしまう印象があります。
ですが、本ドラマは「シーズン3で打ち切りになった」ということもあり、期待度を低く持っていた分「そこまでつまらないわけではないな!」と思えて、逆に高評価をつけたくなるような内容ではありました。
本ドラマのイメージとして、人気ドラマ『ウォーキングデッド』風の『ジュラシックパーク』的な要素を中途半端に含んでいるといった感じでしょうか。
ウォーキングデッドの圧倒的な脅威の数、脅威のジュラシックパークの人間をはるかに超える力の強さは視聴者の恐怖を引き出せているかと思います。
こういったスリルに加えて、スピード感のある進行により、どんどん次に進みたくなるドラマになっていると思っています。
ですので、個人的な評価は10点満点中6点にしました。
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『本来の動物の脅威+特別な進化』は新しさを感じた
環境に対応するためではなく、人間を絶滅させるために進化をし続ける生き物たち。
生き物の種を超え、生き物全体が人間に襲い掛かる。
『暴走地区-zoo-』は人間を滅ぼすためだけに生物が驚異的な進化をし、新たな能力を獲得していきます。
作中に頻繁に出てくる生物の能力として、種を超えて意思の疎通を図り、遠くの生物と交信ができるようになっています。
また、本来の能力値的に生物界のヒエラルキーで下層に属する人間を動物の頂点に引き上げた『頭脳』と『テクノロジー』を認識し破壊する思考までも身に着けています。
序盤は控えめであり得る進化で「まぁ、あるかもなぁ」なんて思える生物の進化でした。
でも、「地震を引き起こすナマケモノ」が出現したあたりから、現実ではありえない能力が出てきて少し萎えましたw。
なんにせよ、思考能力を持ち合わせ、人間の弱点を狙ってくる生物にはスリルを感じたのはもちろん、なかなか海外のドラマでも感じられない新鮮がありました。
なので、打ち切りになってはいるものの、「zooは面白かった!」という人たちがいるのは納得できるかと思います。
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スリルとスピード感があり、飽きさせない
1つの目的で躓き引き延ばすということがほとんどなかった。
次々に新しい展開になっていって、かつ新たな生物の登場でスリルを味わせてくれた。
海外ドラマはスケールが大きい分、コストもかかるため、1つの目的を引き延ばす作品もよく見かけます。
ですが、『暴走地区-zoo-』は自然がテーマであるため、あらゆる場所に向かいます。
そのせいか、内容が似ていても新しい目的に感じられ、なかなか飽きさせません。
『新たな場所+新たな生物』といったバリエーションの増やしやすいテーマであることから、飽きにくい作品になっていると思う。
(主な登場人物は代り映えしないが…)
本ドラマでは「仲間が囚われてもすぐに取り戻す」「目的のモノをすぐに手に入れる」など深みに欠ける部分もあります。
ですが、その分、サッパリとしていてイライラせずに見終えることができるかと思います。
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粗が多いような気がする
ここまで『暴走地区-zoo-』を高評価で書いてきました。
ですが、ボクが唯一不満があり、大きなマイナス評価を抱いたのが『粗さ』です。
例えば…。
・主人公たちが乗った飛行船が墜落しても死ぬどころか、墜落したことがなかったかのようなノリでいたりする。(ほかの事故や戦闘も同様)
・何かと『ローガン』が出てくる。
・作中で日本に行くシーンがあるが、日本の画像も撮影場所も「絶対ここ日本じゃないだろ!」っていう場面がある。
テーマ自体とシナリオ的には文句はないのです。
でも、終盤に近付くにつれ、メインメンバーは絶体絶命でも死ないわ、規格外の動物の特殊能力がでてくるわ、上のような粗さが出てきたりして、正直リアリティーに欠ける感じはあります。
正直、デティールにこだわったほうが良い部分も雑な感じがあって、ストーリーが進むにつれ、どんどん評価が下がっていきました。
こういう点ではマイナスポイントですが、それ以外は面白いと思うので、「新鮮なドラマが見たい」という方はぜひ見てみてください!
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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