本記事では「”まだやりたいことが決まっていない状態”で就職エージェントを利用しても良いのか」という疑問に答えていきます。
また、ボクはフリーター時代に複数の就職エージェントを利用した経験がありますので、その経験も踏まえて説明していきます。
やりたいことが決まっていない状態で就職エージェントを利用するのはアリ?
結論をいうと”やりたいことが分かっていない状態でも就職エージェントを利用してもOK”です。
この結論について解説していきます。
殆どの利用者はやりたいことが分からない
某エージェントでは「利用者の8割以上が特にやりたいことが決まっていない」となっています。
つまり、大多数の利用者はやりたいことが決まっていないまま利用しているということになります。
ボクは漠然とした候補は決まっている程度で利用し始めました。
実際、アドバイザーに相談後はその候補とは全く違う企業の選考を受けるようになっていましたね。
社会人経験が浅い方はそもそも把握している仕事内容も少ないかと思います。
そんな限られた知識の中で自分に合った働き方に気づくのは難しいです。
そういった狭まった選択肢を広げてくれるのもアドバイザーのサポート内容に入っているといえます。
ですので、就活は始めるのは決まっているという方は気軽に相談してみると良いです。
やりたいことに気づかせてくれる場でもある
就職エージェントでは”適した仕事やキャリアプランを含めたカウンセリングを行ってくれるところ”
でもあります。
就職エージェントで働くアドバイザーはあらゆる企業の情報を持っている。
そのため、業界や職種に広い知見があるといえる。
こういった知識やサポート経験からやりたいことの発見の手助けをしてくれる。
いままでに「自分の好きなこととは何か」などの自己分析や「世の中にどんな仕事があるのか」などの調査をしてきた人はやりたいことが見つけられるかもしれません。
しかし、これらは時間がかかるモノでして、将来について考えるきっかけがなかった人はしたことがない人のほうが多いハズです。
ですので、将来についてじっくりと考える機会がなかった方は、自分一人でやりたいことに気づけくのは意外と難しかったりします。
ボクの学生時代の就活ではやりたいことが見つからず苦労しました。
半年間くらいやりたいことが見つからず、いろいろな企業の選考を受け回って、やっと少し興味がある業界の企業に就職しました。
そんな一人で気付くのは難しいやりたいことも、たくさんの求職者の就活サポートを経験してきたアドバイザーが気づかせてくれることもあります。
「やりたいことを見極め、その人の能力を考慮し、その人が取れる選択肢の中からその人に適した企業を紹介してくれる」というのが、エージェントで働くアドバイザーのサポートの1つだったりするのです。
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やりたいことが決まっていない状態での利用上の注意
「やりたいことが分からない」という状態は、言ってみたら”アドバイザーがコントロールしやすい求職者になりえる”ということです。
なので、その状態で自分の都合を優先する担当者に当たってしまえば、後悔をする就職になってしまう可能性が高いです。
ですので、ここでは「アドバイザーの意見を鵜呑みにせず、できるだけ納得のいく就活にする考え方」について説明していきます。
後悔しない就職するをするための注意点
就職エージェントの利用時に意識してほしいことは下の2つです。
ポイント・自分で決断した実感が得られないと後悔する。
・アドバイザーの意見をただ鵜呑みにするのはよくない。
上について簡単に解説していきます。
後悔したくなければ自分で選択すべき
”人生で重要な選択を他人に委ねる行為は後悔のもと”です。
後悔の大抵は”「自分で考えて選択した」という実感がない行動から生まれる”。
そして、他人に左右されて行動した結果、上手くいかなければその他人を責めるようになる。
自分で時間をかけて考えて決断したことで後悔する人はいないです。
自分に不都合が生じても「自分で決めたことだから」と割り切ることができるからです。
コレは就活でも同じです。
逆に就活で決断した実感がなければ「あのとき、アドバイザーに従わなければよかった」と選択に関与した他人を責めます。
なので、後悔をしたくなければ、自分で決断した実感を得られる求人選びを意識する必要があるのです。
悪質なアドバイザーもいる
アドバイザーの中には利用者に対して”自分の都合のいい就職をさせようとする”人もいます。
・採用基準の低い企業(従業員の出入りが多い企業など)を強く推してくる。
・年齢が若い・職歴があるのに「あなたに紹介できるのはコレだけです」とに求人を絞ってくる。
就職エージェントのアドバイザーは営業サラリーマンに近い働き方です。
なので、企業での評価のために効率よく利用者を就職させ、成果をあげようとする人も中にはいたりします。
ですので、アドバイザーの意見を考えもせずに鵜呑みにした就活をするのはよくありません。
ボク自身も「この企業、評判すごく悪いよな…」と思える企業を強く推されたことがあります。
データ(従業員の数の推移など)や実際に働いていた人のコメントなどの企業情報を専門に扱っているサイトで確認するとわかります。
嫌なことだけは前もって決めておく【重要】
アドバイザーの言いなりにならないために、必ず事前にしておくことは”「これだけは絶対嫌だ」という条件は具体的に考えておく”ことです。
〇:「転勤が多い職種」は嫌だ
〇:「勤務先は〇〇(都会)」じゃないと嫌だ
×:「本社勤務」じゃないと嫌だ【新卒でも難しい】
×:「年収は〇〇〇万円」ないと嫌だ【収入は能力に比例する】
年齢や職歴によって選択できる企業の数に影響を与えます。
なので、多少の妥協は覚悟しておかなければなりません。
しかし、『絶対に譲れない条件』だけは具体的にしておくと”後悔をしにくい企業選びができて、求人選びの際に他人の言いなりになることはなくなる”かと思います。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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