映画『バードボックス』の感想・評価【ネタバレありで面白さを解説します!】

映画・ドラマ

どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。

 

今回はNetflix映画『バードボックス』の感想・評価を書いていきます。

 

ネタバレもありますので、これから『バードボックス』を観ようと思っている方は気を付けて読んでみてください。

 

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はじめに:『バードボックス』のあらすじ

 

当時、世界各地で『謎の集団自殺』が起きていると、どの番組でも取り上げられている。

 

そんな状況を「自分には関係ない」と思う、主人公である子を身籠った女性『マロリー』。

 

お腹の子の検診のため、妹と病院に行く。

 

その帰り、世界で起きている集団自殺に巻き込まれ、妹もその現象に影響を受けてトラックに身を投げて自殺をしてしまう。

 

そんなおかしなパニックな状況になった街で、無事な人たちが集まる1軒の家に『マロリー』は身を寄せる。

 

そして、その場にいる人たちは「外にいる”それ”を見なければ大丈夫」だということに気付く。

 

外の世界がまったく見れない隔離された家で他人と共同生活を強いられることになる。

 

その後、『食料問題』『訪問者』など、さまざまな苦難に遭遇する『マロリー』たちはどう生き延びるのか…。

 

 

結論:個人的な評価・感想

 

個人的な評価:7.5/10点

 

『バードボックス』はNetflixオリジナル作品だったので、本来の映画よりも劣ると思っていた。

 

でも、実際見てみたら、とても面白かった!

ホント、Netflix限定にしているのは勿体ないレベルだと思う。

 

『バードボックス』はテンポよく進んでいくので、最後まで飽きさせない。

 

それに加えて、オチもしっくりくる感じなので、モヤモヤした気持ちにならなくて済む。

 

 

ボクは結構ホラー映画を見てきましたが、『バードボックス』をみて「新しい怖さがあるな」と感じました。

 

まったく正体の分からない得体のしれない脅威に晒された人間を表現できていること。

 

”視界を奪われる”ことへの、いまだかつて感じたことのない恐怖。

 

”孤独”や”絶望”といった脅威そのもの以外の恐怖がある。

 

こういった様々な面で、そこらのホラー映画じゃ太刀打ちできないほどの内容になっているかと思う。

 

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他のホラー映画にない”視界0”の恐怖が味わえる

 

『バードボックス』なら、”視界0”という新しい恐怖を味わうことができます。

 

人がどれだけ目に頼っていて、「視界がないことがここまで怖いのか」と実感させられる映画になっています。

 

 

人は怖くなったら、目を瞑って怖いものを見ないようにしますよね?

そうすると、目で見なくていいから、怖さが軽減されると思うじゃないですか?

 

それ、実は逆効果だから!!

 

 

ボクは正直、バードボックスを見る前は「周りが見えないなら怖くなくね?」って思ってたわけです。

 

ですが、実際見てみると、周りが見えないことでの底知れない不安が込み上げてきたり、一歩間違えたら取り返しのつかないスリリングな感覚を覚えました。

 

人はどれだけ、生活するうえで”目からの情報”を当てにしているのか分かる映画でもありますね。

 

 

外で食料を調達するために、視界がまったくない車でスーパーまで向かったり。

 

 

安全な場所を求めて、目隠しのまま川を渡ったり。

 

 

何も見えない状態で森を歩き回ったり。

 

この”手探りで進んでいく”という要素が『バードボックス』の最大の魅力だといえます。

 

むぅチャソ

自分が主人公と同じ状況だったらと思うとゾッとしますね…。

外に出ても、怖くて一歩も踏み出せないと思いますw。

 

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恐怖の対象が良い意味で”謎”

 

『バードボックス』の脅威である”それ”の正体は全く分かりません。

 

分かっているとすれば『”それ”を見たら、死ぬ』ということだけ。

 

という書き方をすると、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり』を思い出しますが、『IT』と異なるところは本当に「”それ”を見てしまったら終わり」という点です。

 

また、雰囲気的には映画『ミスト』に似ていたりしますね。

 

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この「見たら、死ぬ」という絶対条件であることで、視聴者はスリルたっぷりのドキドキを最後まで味わうことができるのです。

 

 

”それ”をみてしまい、死ぬまでガラスに頭を打ち付ける自傷行為を行ってしまったり。

 

 

燃え盛る炎のなかに自ら身を投げたり。

 

他にも、身の毛がよだつような恐怖シーンがたくさんあります。

 

これを見ただけでも、「マジで”それ”は見ちゃいけないんだな…」と思えるかと思います。

 

そんな『バードボックス』は「今のは絶対に死んだでしょw」という場面で生きているといった”生ぬるい展開はない”ので、苛立つことなく最後まで視聴できるかと思います。

 

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孤独による恐怖と心細さが表現されている

 

『バードボックス』の脅威は”それ”だけではありません。

 

ネタバレになってしまいますが、最終的に残るのは”主人公”と”幼い二人の子供”だけです。

 

大人は主人公のみなので、実質、主人が頼れるのは自分自身だけなのです。

 

 

こういった従来のホラー映画の脅威の対象が1つだけのモノが多い中、『バードボックス』は”孤独”と”絶望”といった『状況』自体を恐怖の対象に仕立てることができている点が、とても評価できるポイントだと思っています。

 

むぅチャソ

視聴者に「主人公と同じ状況だったら…」と考えさせる演出も素晴らしい。

そして、素直に「目に見える、感じられる」といった分かりやすい恐怖だけでないところが『バードボックス』が世の中か評価されている理由なのではないかと思う。

 

 

最後に

 

『バードボックス』はとても面白く怖い映画です!

 

あらかたホラー映画を見てしまって「なんか怖い映画ないかなぁ」という方は『バードボックス』はおすすめかもしれません。

 

新しいタイプの”怖さ”が味わえるかと思います。

 

興味がある方は『バードボックス』はネットフリックスのみ視聴ができますので、登録してみてみてください。

 

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

あなたも映画ライフを楽しんでください!

 

またね(/・ω・)/

 

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