どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
NETFLIXドラマ『キングダム』を観終えましたので、簡単にレビューを書いていこうと思います。
※ネタバレを含みますので気を付けて読んでみてください。
『キングダム』のあらすじ
「王は死んだ 新しい世になるだろう」
漢陽で王の死を知らせる怪文書が出回っていた。
その内容をデマカセだという国側に対して、世子である『チャン』は不穏な空気を感じ、王(父)の様子を確かめようとする。
しかし、若き王妃が立ちはだかり、それを拒む。
王への拝謁を拒まれた『チャン』は真相を知るべく、王の病状を記した書物(薬房日誌)を盗み出そうと薬房に忍び込む。
そして、薬房に忍び込んだ際に「獣のような声を発する化け物の影」を見る。
その後、王の寝室に向かうが王の姿はなかった。
薬房日誌を手に入れた『チャン』はその書物を読むが不審な点だらけなことに違和感を感じる。
王の病状を知るため、忠臣でもあるムヨンを連れ、王を治療した田舎の医者を極秘裏に訪ねることにした。
その先で『人肉を喰らう化け物』に襲われる『チャン』は、この問題に国の影を感じるのだった。
『キングダム』の個人的な評価
個人的な評価:7.8/10点
『韓国の王権争い+ゾンビ』の組み合わせは新しい!
ゾンビという存在が権力争いにうまく使われている感じが最高です!
上の記事で紹介している『新感染』もそうですが、『韓国+ゾンビ』というのは米国作品のゾンビ映画をよく見る方でも新しいと感じるのではないかと思います。
それに加えて、韓国の歴史を絡めた『時代劇』も加わっていることから、さらに「新しい!」と感じるんじゃないかなと思います。
また、技術が発展していない時代であることから武器も剣や槍が主であることから、ゾンビの群をなす怖さが存分に堪能できるかと思います。
そして、韓国映画であるあるである「モブキャラ?の演技が上手い」ということもあって、ゾンビの恐ろしさが増し増し状態です。
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ゾンビ要素がうまく設定とマッチしている
本作は国の権力者の覇権争いの中でゾンビという異端なモノをうまく組み合わせている感じがとてもよかったです。
従来のゾンビ作品はゾンビ自体がメインの脅威になっていることがほとんどです。
ですが、本作は「ゾンビという驚異を利用する人間たち」といった、人間の思惑によって生み出されたという前提が他のゾンビ作品と違う魅力なのではないかと思っています。
つまり、スポットが当たっているのはゾンビではなく人間なわけです。
こういった他の作品にはない魅力を付加できているのは、韓国の歴史・時代劇とゾンビがうまくかみ合っているからなんですよね。
また、内容を見る限り、「ゾンビは人間の手に余す存在」だと感じさせる表現もされている部分も面白かったです。
「韓国の歴史の雰囲気や権力争いとゾンビをよくここまでうまく絡ませたな」
と関心するレベルでした。
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ゾンビ役の演技がスゴイ!
韓国の映画をみると「面白い!」と感じる作品は大抵、「メインキャラ以外の人の演技が上手い」があると思っています。
作品の中には「メインはめちゃめちゃ実力派でキャスティングしていて素晴らしい演技をされているのに、それ以外の出演者の演技が酷すぎて萎える」といったことが結構あります。
ですが、本作は特にゾンビ役が本当に素晴らしく、「ゾンビの怖さ」がすごく伝わってきます。
それこそ、シンプルにゾンビの怖さだけで十分他の作品を勝ることもあるほどだと思っています。
序盤のゾンビの存在に気付くきっかけになった「ゾンビの襲撃」は本当に怖かったです。
久しぶりにゾンビ映画でゾクゾクしました。
内容に強弱があって飽きがこない
「王権争いで敵が出てきたと思えば、味方が現れる」「安全は危険に、危険は安全に」と状況の移り変わりがしっかりある作品だと感じました。
内容的にも「誰が味方で誰が敵かわからない」という状況で視聴者を疑心暗鬼に陥らせること間違いなしです。
また、ゾンビの特性である「夜にしか動けない」というのが、「昼間の安全と夜間の危険」がうまく共存させていると思っています。
それも「日が徐々に落ちていくごとに恐怖心が生まれる」ようになっているため、みてるこっちも「もう夜になっちゃうよ…」と不安は抱かずにはいられない、そんな臨場感を抱く作品になっているといえます。
もちろん、1シーズンでは昼間は人間の敵に襲われるものの、数的には少ないことからゾンビへの脅威以上の不安は抱かないです。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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