あなたは恋愛対象にどんなきっかけで好意を持ったことがありますか?
「優しくされたとき」、「助けてもらったとき」、「毎日顔を合わせていたらいつの間にか」といった様々なパターンで相手に好意を抱いたことがあるかと思います。
ですが、相手に対して好意を抱くタイミングで、長期的な交際に発展しやすいきっかけが「一目ぼれ」なのです。
本記事では、そんな「一目ぼれ」が生じる理由について説明していきたいと思います。
一目ぼれをしてしまう理由
一目惚れは「運命の糸で結ばれているから起きるんだ!」と考えている方も多いかと思います。
そんな方をガッカリされるような理由であるかもしれません。
ですから、心してお読みください!
自分の顔立ちが似ている
人は自分の顔立ちが似ていると、親近感を持つと言われています。
例えば、自分の特徴的な「目大きい」とか「鼻が高い」といった顔のパーツが似ている、「なんだろう、この人とは気があいそうだわ」と無意識に親近感を感じ、好意を抱くことで”一目ぼれ”をしてしまうのです。
また、人間には他の動物とは違い、「ナルシスト」の側面を持っています。
それこそ、毎朝出かける前に鏡を見る習慣が誰にでもあることから、自分の顔は記憶に刻み込まれています。
そんなナルシストという一面がある人間だからこそ、記憶にある自分と、他人の顔を比較して、一致している率が高いほど、相手に惹かれてしまうのです。
そのため、自分を顔立ちが良いと考えている方は特に、顔立ちが似ている相手を選ぶ傾向にあるのです。
過去の恋を引きずっている
一目ぼれは自分の過去の印象強い恋愛相手を無意識に重ねていることがあります。
初恋などの記憶が鮮明ではないにしろ、甘い経験をされたことがある方、もしかしたらその経験から”一目ぼれ”をしてしまっているかもしれないのです。
そのため、恋愛対象だった相手に似ている相手を求めていたあなたは、その一目ぼれした相手を運命の相手だと認識していしまうかもしれないということですね。
どこか「昔の誰かに似ているな」と感じたら、それは初恋の相手かもしれませんよ。
思い込み
これは外見が魅力的だと性格も良いと考えてしまったり、自分の中にある理想像に近いと無条件に好意的になったりします。
よく外見が美しく可愛らしい人をみて、「内面も素晴らしいんじゃないか」と感じることはありませんか?
「新垣結衣」さんや「桐谷美玲」さんといった方は、もちろん事実内面も素晴らしいのかもしれませんが、一般の人は本人とプライベートで関わったことはないかと思います。
それでも、「素晴らしい人だ」と高い好感を持たれているかと思います。
昔の「ベッ〇ー」さんのイメージもこれにあたります。
これは『ハロー効果』という心的傾向が関係していると考えられます。
このように一度も会話をしたことがない本人のことを全く知らない状態で、高い好感を持ってしまうといった思い込みから”一目ぼれ”をしてしまうかもしれないということです。
遺伝のしわざ
女性に多いのですが、より良い遺伝子を残すために、自分にはない遺伝子を持つ人には本能的に惹きつけやすいという説があります。
また、「におい」で遺伝子をかぎ分けるとも言われています。
これは相手の「HLAのタイプ」をかぎ分けているということです。
このHLAとは、赤血球にA型、B型、O型、AB型といった種類があるように、白血球をはじめとする人の体の細胞には白血球抗原という型があります。
この「HLAのタイプ」をにおいなどでかぎ分け、直感で「この人は運命の人だ!」と感じることから”一目ぼれ”が生じるといわれているんです。
これだと、遺伝子レベルでの一目惚れなわけですから、多くの方が考える「運命の出会い」に近いのではないでしょうか!
一目惚れからの交際は長続きする!?
一目惚れ関連の調査で面白いものがあります。
アメリカの調査で一目惚れから始まった交際は長期的な交際へと発展するという結果が得られました。
一目惚れをしたカップル1500人を対象に調査を行ったところ、約半数が結婚を成立させたとのことです。
さらに、その後の離婚率を調べてみると、男性側からの一目惚れだと約20%、女性からだと10%以下とかなり低い離婚率ということでした。
このことから…
”一目惚れから始まる交際から結婚された夫婦は離婚率が低い”
ということです。
心理学的に恋愛感情は3年以上継続することはほとんどないと言われています。
そんな理論を覆すこともできるのも、一目惚れから始まる恋愛なのかもしれません。
恋愛心理学【恋愛で使える気になる異性を理論的に惚れさせる方法】
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