フリーターが公務員への就職を目指す際のリスク5選【難易度高めです】

フリーター

どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。

本記事では『フリーターが公務員を狙うときに理解しておくべきこと』について書いていきます。

 

スポンサーリンク



【はじめに】公務員を目指す前に理解しておくべきこと

 

フリーターの人の中には高校・大学を卒業、もしくは会社を退職してから公務員を目指そうとする人も少なくありません。

そういう人たちは「公務員なら安定する」とか「公務員という肩書きが生きていく上でアドバンテージになる」と考えている人も少なくないかと思います。

ですが、昔はその考えでも良かったかもしれませんが、現在や将来的には問題が生じるかもしれません。

 

特に下のポイントはフリーターが公務員になる上で理解しておいたほうがいいこととなっています。

・倍率が高すぎて公務員になれないかも

・思っている『安定・働き方』とはかけ離れているかも

・方向転換で「就職」を選択しづらくなる

・公務員からの転職は難しい

・将来的に公務員の働き方が変わるかも

 

コレを理解してそれでも「公務員になりたい」と思うのなら、公務員試験の勉強に励んでいくといいと思います。

ですが、「自信ないな」「予想していたモノと違う」という場合は若いうちに民間企業への就活を始めたほうがいいかと思います。

 

では、さっそく上から順に解説していこうと思います。

 

倍率が高すぎて公務員になれないかも

 

基本的に現状の公務員の倍率は高めです。

つまり、公務員になるにはたくさんの人たちと競争しなければなりません。

公務員の「平均倍率は5・6倍」といわれており、公務員を志す5人の中から1人しかなることはできないという状況となっています。

※地方公務員は比較的低いが、細かい公務員の倍率は『公務員試験総合ガイド』を確認してみるといいかも。

 

そして、公務員を狙う人たちは勉強を頑張ってきた人の割合が多いように思えます。

なので、ただでさえ競争率が高いのに、競争相手は強敵となるわけですから公務員になれる可能性は低くなるといえます。

 

実際、公務員を目指していた人がなれずに断念してしまう話はよく聞きますよね…。

 

スポンサーリンク


思っている『安定・働き方』とはかけ離れているかも

 

「公務員は安定している」「公務員は定時で帰れる残業が少ない職場環境だ」といったイメージを持たれています。

ですが、自分が思い描いていた理想とリアルでは全然違うこともあります。

 

『安定』に関しては現状でいえば、公務員になってしまえば”雇用は保てる”といえます。

なので、「働き口を失わない」という面では正解なんじゃないかなと思います。

しかしですね、「給料が少ない」ということや、「退屈な業務内容」といった点で不満が出てくるかもしれません。

 

そして、『残業』に関しては”定時退社はできている人はそんなにいない”といえます。

もちろん、地方公務員であれば定時退社ができている人たちが多いかもですが、他は残業ばかりしている人も結構いるんだそうです。

 

「公務員は安定も自由な時間も確保できる」といったイメージを崩されてしまうかもしれないということは覚えておきましょう。

 

方向転換で「就職」を選択しづらくなる

 

上で書いた「公務員の倍率は高い」という理由から公務員を断念したくなる人も当然でてきます。

そして、断念の際には「普通に会社員として働こう」と考え就職活動を始めるかと思いますが、その場合に「就職がなかなかできない」という状況になりがちです。

 

その「就職ができない」の大きな理由の1つに『空白期間』があります。

というのも、世の中の企業のほとんどは”公務員試験のための勉強期間=空白期間”と捉えるからです。

当たり前ですが、公務員試験の勉強をしていた人はその知識が生かせる仕事でない限り、知識・技術や経験は何も積まれていない状態になりがちです。

加えて、「年齢が高い割に何もできない」わけですから、若くて社会への期待を持っている新卒を雇ったほうがメリットがあると考える企業がほとんどなわけです。

 

こういった”公務員試験の勉強期間を何も培ってこなかった期間”と捉える企業が多いことから就職しづらいと予想できます。

 

スポンサーリンク


公務員からの転職は難しい

 

実は「公務員からの転職は難しい」という話をよく聞きます。

というのも、一部を除き”公務員の業務は専門性が低い”傾向にあるのが大きな理由といわれています。

 

コレは公務員になった後の話になりますが、「専門性が低い業務に携わる機会が多いことからスキルが身につかない」ことが雇用における”市場価値を低くなっている”ということです。

例えば、公務員の業務である事務職1つとっても昔ながらのアナログな作業方法が採用されている場合が多い。※IT化を拒んでいるため。

そうなると、時代遅れの作業方法でこなしているせいで、民間企業で働こうとしても以前の業務で培ったスキルは使えず1から学ぶ必要が出てきてしまうのです。

※企業からしたら教育する時間がコストになる

 

ですので、もしも公務員の仕事を不満を抱き、民間企業に転職しようと考えても、年齢も高く必要なスキルがないことから「市場価値が低い」と判断されてしまうケースもあるのです。

 

公務員は企業が必要としている専門的な知識や技術が身に付きにくい職場・業務内容であることから転職は厳しい傾向にある。

 

将来的に公務員の働き方が変わるかも

 

現在の公務員の業務がいつまでもあるとは限りません。

 

上でも書きましたが、現在の公務員の業務はアナログなモノが多いです。

そして、そのアナログな業務(特に事務処理など)はIT技術の導入により、どんどん淘汰されていく容易に予想できます。※民間企業ではやっていない事務処理も多い。

公務員と民間企業で共通する業務はありますが、その効率にはかなりの開きがあるといわれています。

公務員が何時間もかけて行うことも民間企業ならIT技術を導入して「人間の手がいらない+短時間で終わる」という環境を整えているところが多いでしょう。

 

だから、今現在、業務をこなすために人の手が必要なモノでも、時間が経つにつれていらなくなってくるわけです。

その結果、公務員採用の枠も減っていくでしょうし、今いる公務員たちは人手が必要な分野(介護福祉系職)に業務内容を拡大していくことも考えられるのです。

 

こういったことから、事務職等を業務内容にしていきたいという人でも将来的には職種転換して不満を抱く人が出てくると考えられるのです。

 

【まとめ】フリーターが公務員を狙うのはアリか

 

本記事では下の5つの『公務員を目指す上でのリスク』について書いてきました。

・倍率が高すぎて公務員になれないかも

・思っている『安定・働き方』とはかけ離れているかも

・方向転換で「就職」を選択しづらくなる

・公務員からの転職は難しい

・将来的に公務員の働き方が変わるかも

 

ボク的にはメリットは「職を失うリスクが低い」「将来もらえる年金が多い(本当に受け取れるかは別)」という点だけだと考えています。

なので、上のメリットが自分の人生に必要だと心の底から思っているのであれば、公務員を目指すと良いかと思います。

 

ですが、本記事を読んで「公務員は自分に合っていないかも…」という方は民間企業に就職を選んだほうがいいかもです。

ちなみに現在フリーターの方の場合は下のフリーターに特化した就職エージェントに協力してもらうと就職成功率が上がるかと思います。

 

対象年齢

セールスポイント

ネットでの口コミ

ハタラクティブ
10代・20代

・優良求人3,000社以上

・自分発見カウンセリング

・書類選考・面接対策

★★★★★
DYM就職

10代・20代

・優良求人数2,000社以上

・書類選考なし

・ 面接対策/書類選考指導

★★★★☆
ウズキャリ
10代・20代

・IT企業に特化しており、エンジニア志望には打ってつけ。


・カウンセリング、面接対策、書類添削など

★★★★☆
いい就職.com
/・求人掲載数5,000社
・個別サポート/セミナーが充実
★★★☆☆
第二新卒エージェントneo
18歳~28歳・未経験OK求人5,000社以上

・キャリアカウンセリング

 ・選考対策/各種セミナー

★★★☆☆

正直の話、『安定』は稼ぐ力(もしくは市場価値の高い知識や技術を保有する)を持つことである程度は保てます。

また、公務員以上に高い報酬をもらえるようになれるかと思います。

 

ですので、公務員に固執しすぎず、広い選択肢の中から自分の働き方を選ぶようにしてみるといいかと思います。

 

 

フリーター・ニート向け就職エージェントサイトの選び方+おすすめ6選

フリーターにおすすめな副業6選【元フリーターのボクがやったこと】 

 

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

またね(/・ω・)/

 

スポンサーリンク


スポンサーリンク

  人気コンテンツ  

コメント