どうも、元フリーターのむぅチャソ(@mw_chaso)です。
「フリーターの就職は『専門性+行動力』で余裕になる」
過去にフリーターで就活経験のあるボクの経験から上について書いていこうと思います。
フリーターの就職は専門性ありきの行動で採用確率が上がる
【現場で使えない…】勉強マニアは企業は魅力を感じない
勉強は無駄というわけではないが…
実践の前に知識を入れておくことは大切です。
しかし、企業側からしたら勉強量よりも経験実績を重視されます。
不動産業界志望のフリーターの友人がいて、就職のために資格(宅建)を持っていましたが、就活でかなり苦戦していました。
その業界での経験がなかったこともあり、就活中は何十社も面接に行ってやっと一社から採用をもらえていました。
就活の際は応募条件として「〇〇の資格保有者のみ」といったモノがあります。
なので、資格を取るなどの勉強は無駄ではありません。
ですが、勉強をしたからと言って、就活において必ずしも大きなアドバンテージが得られるわけではないということは覚えておきましょう。
逆に30代フリーターの人でエンジニア志望で資格を持っていなかったことで指摘された人もいましたね。
「せめて、応用情報技術者(IT資格)は持ってないとねぇ~」みたいなことを面接官に言われたそうです。
知識だけで実践で通用しない
上の続きです。
詳しい知識があっても採用されづらい理由は”現場(実践)で戦力になりにくい”からです。
・知識だけ:現場にて指示を受けても何も貢献できない(戦力外)。
・知識は若干+技術がある:現場で指示を受けながら作業ができるので小さく貢献できる(補佐レベルの戦力)。
企業はできるだけ即戦力になる(もしくは少しの育成時間で済む)人材を求めています。
極端にいえば、戦力になるまでに時間がかかる人は”育成時間の間、企業の損失を生み続ける人材(給料の支払い・担当者の時間を奪う)”ということになります。
なので、いくらレベルの高い資格を持っていても、企業からしたら若干印象が良くなるレベルの付加にしかならない場合もあるというわけです。
【目的が分からない】ただ行動するだけでは価値は見出されない
「ただ行動するだけ」では就活に有利にならない
就活では企業(面接官)が価値があると思うモノでアピールする必要があります。
なので、「コレをやれば、何かは分からないけど就活で使えるモノが手に入るかも!」と漠然とした目的でやっても意味がない場合がほとんどです。
選考者が「私はヒッチハイクで日本一周したことがあります!」と自信満々にアピールしたとする。
でも、それを聞いた面接官は「だから、何?」といった感じで終わってしまうこともある。
つまり、自分の中では価値のあることでも、面接官にとっては”何も価値を見出せないモノ”になることもあるということ。
それこそ、一般の人も「スゴイ!」とは思うけど、それ以上の感情は得られない人がほとんどだと思われる。
また、行動自体でなくても、その行動の過程で得たモノもアピールすることができます。
ですので、行動自体はもちろん、過程ですら企業が興味を持つモノが得られていない場合、「就活においてはその行動には何の意味もない」と言えるかもしれません。
結局、「何を得るために行動したか」が重要です
『行動の前にゴール(目的)を設定する』
コレがなければ、時間をかけて行動しても得られるモノが少ないかと思います。
だから、「その行動から何が得られるか」を考えて、それで満足できれば行動に移すようにしたほうが良いです。
【例:ヒッチハイク】
・初対面でも親しまれるコミュ力を身につける
・自分を売り込めるようにする(車の中で相手を楽しませる術を習得する)
また、逆に「目的から逆算して行動を決める」のも良いです。
【例:会話で自分を売り込むスキルを習得したい】
・ヒッチハイク
・営業のアルバイトを始める
【実践的レベルアップ可能性】専門知識ありきの行動は飛躍的な成長を生む
行動した分だけ、自分のアピールポイントが増える
就活の面接では自分の能力をアピールするためにエピソードを交えて伝える機会が必ずあります。
そのときに「自分の魅力を伝えるための手札が多い」というのは、就活の面接を成功させやすい人の特徴といえます。
「これまでに一番努力したことは何ですか?」はシンプルに過去のエピソードを聞いています。
加えて、「あなたの強みは何ですか?」も過去のエピソードを交えて伝えることで説得力と好印象に結びつきます。
大学時代に勉強(留年)も運動もイマイチなのに大きい企業からの内定をいくつも持っている先輩がいました。
その人曰く、バイト・サークル・趣味(旅行)で得たエピソードをふんだんに面接時に披露していたそうです。
この先輩は自分を表現するのが上手かった上に、エピソードがたくさんあったことで、あらゆる面接時の質問に適切に使い分けられていたとのことでした。
ただ行動するだけでは自分をアピールできるエピソードを作る効率は悪いです。
しかし、行動なくして、エピソードはもちろん、結果(実績)が得られないのも事実です。
なので、自分のアピールポイントを増やす効率を上げるために企業が魅力を感じる”専門性”をプラスして行動を心掛けたほうがいいわけです。
専門性を意識すれば現場で通用するスキルが身につく
専門性を意識した上で行動すると、『就活で使えるエピソード+飛躍的な成長』が見込めるようになります。
【ヒッチハイク】
「他人を相手に自分を売り込む訓練」として取り組めば、この経験が営業職で生きる可能性がある。
【自作スマホアプリを作る】
実績が小さい(ダウンロード数が少ない)結果になったとしても、発想力・プログラミング技術が磨かれる。
加えて、「1からの制作により、システム開発の丸々の工程を経験したという実績」として認められることもある。
実際のところ、現場に入った直後に戦力にならないこともあります。
ですが、そういう人でも、少し現場経験を積めばすぐに戦力になりえる人材になることが多いと思います。
また、組織の一員では得られない経験を積めたことで、その経験が自分の強みになるかもしれません。
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【少し具体的に話す】就活において有効な行動とは
ここでは実際にボクも実践した「面接時にアピールできるエピソード作り+実践的なスキルを身につける」方法を3つのステップで解説していきます。
ここで書く内容をヒントに『専門性+行動』を実現してみてください。
step1.志望職種を決める
まず初めにゴールを決めるために”志望職種を明確にする”ことから始めます。
その志望職種が決まれば、行動の方向性が決まります。
【志望職種が分からない場合のヒント】
1.過去にプライベートでハマったこと・憧れたことを思い出す。
2.1を現在存在する職業の中で近いモノ・実現できる立場を見つける。
注意フリーターは「職歴ナシ・ブランクが長い」が多いです。
なので、初めから実務経験を要する職種は選択しないほうがいいかもしれません。
※行動する時間が多い10代・20代前半の場合は別です。
step2.志望職種の業務内容を学ぶ
志望職種が決まれば、次にその志望動機の業務内容を調べましょう。
より実践に近い形で経験を積むことができれば、面接時にその行動で得たエピソードを披露したときには「この人は雇ったら比較的早く戦力になってくれそうだな」と思ってもらいやすいのは言うまでもありません。
【「SE」がシステムを完成させるまで(ザックリ)】
・要件定義(取引先の要望を明確する)
・設計(要望を実現できるシステムの仕組みを考える※設計書などの作成も必須)
・開発(設計書をもとにプログラミング)
・テスト(正常に動くかを確認するためにテストする)
自分がこれからどんな行動をとるべきかが大体この段階で明確になってくるかと思います。
フリーターで就活していた頃の面接では、うまくエピソードを交えてアピールできた時は面接官に好印象を持ってもらえました。
「好印象を持ってもらえたな!」と思った時の面接はほぼ確実に通過できていましたね。
step3.行動を選択し、実行する
最後に上の『志望職種の業務内容を学ぶ』で得た情報が満たせる行動を選択をし、実際にやってみれば完了です。
【例:「SE」の場合※上の例の続き】
『自営業の友人の業務効率化システムを作る』
1回目は簡単に「Excel(VBA)にて仕事のデータを扱ったシステム」を作ってあげるのもいいかも。
『実用性の高い個人が欲しいスマホアプリ作成』
自分の日常で「ほしい!」と思えるスマホアプリを作り込み、リリースする。
※業務を想定して、企業で実施している工程を行うようにする。
この3つのステップを時間がある限り、繰り返していくと『面接時に使える有効なエピソード+実践で使えるスキル』が得られるとボクの経験上から言わせてもらいます。
付け加えると、理想を言えば「行動の結果を形に残せるようにしておく(自作アプリ・実際の企業(法人)からの評価など)」と、就活の面接時に有効なアピール材料になるかと思います。
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それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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