どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
映画『ダイナソー in L.A』を観ましたので、簡単にレビューを書いていこうと思います。
※本記事は辛口レビューになるのと、ネタバレが含まれますのでお気を付けください。
『ダイナソー in L.A』のあらすじ
DNA実験で現代によみがえった恐竜たちが、ロサンゼルスの街を恐怖のどん底に陥れるモンスターパニック。
バイオ企業ジェネティ・シャープ社が、極秘研究で恐竜をよみがえらせることに成功。
しかし音波によってコントロールできるはずの恐竜たちが暴走をはじめ、ロサンゼルスの街へと解き放たれてしまう。
巨大な肉食恐竜たちの登場で街がパニックに陥る中、元消防士のゲイブは愛する娘を守るため奔走する。
引用:eiga.com
『ダイナソー in L.A』の個人的な評価・感想
個人的な評価:2.5/10点
主人公に対して都合がよすぎ、粗も多く、シナリオも薄い作品。
唯一、恐竜のCGデザインは頑張った感じがする恐竜映画。
本作を観終わった後には「なんとなく終わった」と掴めむ部分がほとんどない映画に思えました。
設定やシナリオも数ある恐竜映画と変わりませんし、なんなら主人公の都合の良いように展開されていく内容に「その展開、絶対来ると思ったわ…」となんの新鮮さもない展開に心の中で何度もツッコミを入れてしまいました…。
もちろん、スムーズな展開と「恐竜を蘇らせ、脱走して街中パニック!」とシンプルな設定なので、頭を使うことなく見終えることができるという良い点もあります。
「つまらなくはないけど、面白くもない」というのが最終的な感想です。
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とにかく都合がよすぎる
「神様が主人公とその娘を監視してるんじゃないか」ってぐらい都合がよすぎる。
もはや、スリルの『ス』の字もない恐竜映画の大切な要素を失った作品かもしれない。
主人公とその娘の命の危機に直面するとき、爆発などの偶然によって助かったり、目の前の恐竜がなぜか本気の攻撃をしなかったりします。
主人公の前では「いやいや、さっきまで一瞬で何人もの人間の命を奪ってたじゃん!」と思うほど、恐竜の攻撃の手数が少なくなります。
※やろうと思えば、恐竜が回転して尻尾を振り回せば、ある程度の人間はやれたはずですw。
そんな軍隊でも1匹倒すのに苦労する恐竜を、主人公は得策とは思えない起点を利かせ、何匹も倒していきます。
メインキャラの都合の良い展開が続くと、スリルすら感じなくなっていきますよね。
この映画には特にそんな気持ちにさせられました。
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シナリオが薄い
本映画のシナリオは数ある恐竜映画の根底にあるシナリオに沿っただけ。
「恐竜が研究によって蘇り、街で暴れる」といった新鮮さのカケラも感じさせない内容である。
とにかく、だれもが「恐竜映画はこういうモノだよね」というイメージそのまんまの作品です。
とくに主人公がキーパーソンであるわけでもなく、結末が以外であるわけでもありません。
また、結末に関しては、「いろいろ恐竜に襲われた挙句に娘がプテラノドン(鳥みたいな恐竜)にさらわれ、主人公が助けて、親子顔を見合わせニッコリする」みたいな終わり方をします。
※暴れまわっている恐竜がどうなったかも最終的にもわかりません。
展開は早くて見やすいものの、盛り上がりも下がりもなしに、終始一定のテンション。
だから、「1か月もすれば内容すら覚えていない」と思えるぐらい印象が薄くなってしまっている。
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粗が多すぎる
不自然に感じる部分を挙げればキリがありません。
だから、内容もそうですが、リアリティーすら感じさせてくれない映画でした。
恐竜の皮膚は厚く銃弾すらも通りません。
なのに、主人公が振りかざした斧で簡単に首を飛ばすことができてしまいます。
なんなら、それだけ強い皮膚を持ち、重量も人間の何倍もある恐竜を木材やアイスホッケーの棒でやっつけることができてしまいます。
こういった内容がイマイチなのであれば、恐竜の恐ろしさにこだわってほしいところではあるのですが、細かい粗がリアリティーをなくし、他の恐竜映画よりも劣ってしまっていると思えました。
※本作よりも何年も前に作られた作品よりも質が悪いといえる。
製作者側の「細かい部分は手を抜いても映し方でカバーできるっしょ!」という考えが見えてしまう部分が気になってしまった。
展開も早いし、CGもそれなりなので、手を抜かなければ結構面白い作品になったのではないかと思える。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございます。
またね(/・ω・)/
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