3月のライオンの「ひなちゃん」と勇気について
名前:川村 ひなた
年齢:15歳(中学3年生)
性格:活発&明るい
3月のライオンの主人公「桐山零(きりやま れい)」がよくお世話なっている川本家の次女です。
活発で明るく、でも元気になったりしょんぼりしたり怒ったりといった喜怒哀楽が落ち着かない一面もある女の子です。
それに加えて、人の痛みが分かるとっても優しく、強い女の子です。
周囲から「ひなちゃん」と呼ばれています。
そんなひなちゃんが悔しくて涙を流すシーンは、漫画界の名シーンとして、たくさんの3月のライオンのファンの方に知られています。
本記事では、そんなひなちゃんが涙を流す経緯から、恐怖に立ち向かう勇気を学んでいきましょう。
大切な友人のそばにいてあげる
ひなちゃんの小さい頃からの仲良しの女の子「ちほちゃん」が学校でいじめられていました。
はじめはグループのいじめっ子だけでしたが、だんだん悪い噂が流れ、クラス全員から無視されるようになってしまいました。
それでも、ひなちゃんだけはずっとそばにいてあげることを選択しました。
それも周りの友人から、いじめの標的にされちゃうよといった助言をされてもです。
ですが、ちほちゃんに対するいじめがエスカレートしていき、とうとう「ちほちゃん」が耐えられなくなり、転校してしまうのでした。
ちほちゃんとの顔合わせの最後に「こんなにひなちゃんに助けてもらったのに、ごめんね」と残し去っていくのでした。
友達を守れなかったことに悔しがる
そして、いじめっ子が転校していった「ちほちゃん」の悪口を言い、反省していない様子でした。
そんないじめっ子の様子を見た「ひなちゃん」はいじめっ子に飛び掛かるのでした。
そのあと、すぐに「ひなちゃん」はいじめの標的になってしまいます。
靴を隠され、片方の上履きとスリッパで帰宅する「ひなちゃん」。
それに驚き、察した「ひなちゃん」の姉「ゆかりさん」はひなちゃんと抱き締めます。
その後、ことの経緯を主人公「桐山 零」を含め、姉妹に話し始めます。
大切な友人「ちほちゃん」をいじめから守ってあげられなかったことを話します。
そして、悔しがり涙を流すのでした。
自分がいじめの標的にされるという恐怖よりも、友人を思う気持ちのほうが強かったのが伝わってきます。
強い女の子の涙
出典 d2oe4hwshyef6j.cloudfront.net
話し終わったあと、悲しむ家族をみて、申し訳ない気持ちで、外に駆け出す「ひなちゃん」。
それを追いかける「桐山 零」。
走り続け、疲れた「ひなちゃん」は「桐山 零」に今の自分の心情を話し始めます。
今自分が置かれている状況、明日から自分がいじめられてしまう恐怖、一人ぼっちになってしまうこと。
本当はずっと怖かったことを語るのでした。
ですが、強く思うのです。
大切な友達を守るために行動した自分の選択を間違っていない、後悔してはいけないんだと。
この気持ちを言葉にしたのが、上記の写真のシーンです。
恐怖に立ち向かう勇気
このシーンをご存知の方は皆さんも「ひなちゃん」の選択は正しいと応援したくなると思います。
ですが、実際そういった場面に出くわしたとき、行動に移せる人はどれだけいるでしょうか?
それは、いじめの標的にされるから、今まで仲の良かった友人が離れて行ってしまうからと理由は様々だと思います。
ですが、そんなことも恐れずに友人を守るために行動に移せた「ひなちゃん」の勇気にすごく勇気をもらえたかと思います。
そして、このことから、自分が本当に大切にしたいものを理解し、恐怖に立ち向かうだけの勇気を持ちたいと強く思い続けることが大切なのだと感じました。
実際にそういった場面になっても、「ここで自分が考えている正しい行動ができなければ、絶対に後悔する」と考えられると思うからです。
ですから、「ひなちゃん」の行動が正しいと思う方は、そのとき行動に移せるように、恐怖に立ち向かう勇気を持てる準備をしておいてほしいです。
もちろん、私も恐怖に立ち向かえるように準備をします。
そして、きっと行動に移した後、味方になってくれる方がいらっしゃると思います。
そばにいなくても、絶対にいます。
ですので、「自分は一人じゃない、自分の大切にしているものだけは守るんだ」と考えるようしてみてください。
そして、悪い状況になったとしても、一人で悩まないでください。
絶対に味方はいます。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
スポンサーリンク
スポンサーリンク
コメント