どうも、むぅチャソ(@mw_chaso)です。
今回は海外ドラマ『Colony(コロニー)』の感想・評価について書いていきます。
ネタバレもありますので、これから『コロニー』を観ようと思っている方は気を付けて読んでみてください。
はじめに:『コロニー』シーズン1のあらすじ
元FBI捜査官『ウィル』と妻ケイティ、長男・長女の4人暮らしの家庭がある。
一見、幸せそうに見えるボウマン一家だが、どこか生活に不満を抱いているように見える。
その理由は”大きな塀”と”横暴な政府”である。
そこに住む住人はみな、満足のいく食事も安心して眠ることもできずにいた。
そして、そんな政府の裏には圧倒的な武力を持った何者かがいることを住民も理解しているのであった。
そんな環境の中、ボウマン一家には”行方不明の次男”がおり、父親であるウィルは政府の目を盗んで、塀の向こうに抜け次男を探しに行こうとするが失敗してしまい、つかまってしまう。
その後、ウィルは家族の身を守るために、前職のFBIの能力を買われ、政府に協力することから、物語が始まる。
主要キャスト
『コロニー』ですが、実は主要キャストが豪華だったりします。
ここでは、そのメインキャストだけを紹介したいと思います。
ケイティ役 / サラ・ウェイン・キャリーズ
サラさんは本作では主演であり、ウィルの妻『ケイティ』役。
ケイティは政府に管理される側が住民でありながら、レジスタンスの重要メンバー。
夫『ウィル』が敵である政府で働いていることもあり、陰でレジスタンスの活動をする複雑な境遇の女性。
出演!
・『プリズンブレイク』…主役マイケルの恋人役の『サラ』。
・『ウォーキングデッド』…主役リックの妻役『ローリ』。
・NETFLIX映画『バードボックス』…主演。
『サラ』さんは多くの有名ドラマや映画の重要人物として出演されています。
ウィル役 / ジョシュ・ホロウェイ
出典:eiga.com
ジョシュさんは政府で反勢力の捜査を行う『ウィル』役。
行方不明の次男を取り戻すために政府に力を貸している。
出演!
・『LOST』…ソーヤー役。
・「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」…トレヴァー役
海外ドラマ『LOST』のソーヤー役の印象が強すぎて、コロニーを見始めたときに戸惑いましたw。
LOSTでは他人を馬鹿にする、性格の歪んだキャラクターを演じられていたので、コロニーではギャップがありました。
アラン役 / ピーター・ジェイコブソン
ピーターさんはケイティたちの住むブロックを仕切る地区長『アラン』役。
住民の生活を縛り付ける地区の長であり、シーズン1では敵ボス?的なポジションである。
シーズン1は感じが悪く、無能感があったが、終盤では人間味のある一面を見せる。
憎むに憎めない重要キャラクター!
シーズン2でさらにいい感じのアランがみれる!
マディ / アマンダ・リゲッティ
アマンダさんはケイティの妹『マディ』役。
地球外生命体の襲来により、夫を失い、息子と二人家族である。
いざという時はケイティを支え、助ける家族愛を見せる。
そんなアマンダさんは下のような実績をお持ちです。
2005、2006年にFHMの「世界で最もセクシーな女性」にランクされた。
引用:wiki
※FHM:国際的な男性向けの月刊生活情報誌
確かに、ボクの好きな海外ドラマ『メンタリスト』で主役ジェーンの捜査チームでの捜査官であるグレース役で出演された際も「このセクシーな女性は誰だッ!」と調べてしまったほうど、魅力的な女性です。
https://ten-choose.com/entertainment/movie_drama/海外ドラマ「メンタリスト」/
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『コロニー』シーズン1の感想・評価
個人的な評価:6/10点
キャストは最高だが、シナリオがちょっと…。
それでも日本のドラマよりは断然マシだと思う。
上でも紹介しましたが、『コロニー』のキャストは豪華です。
どなたも演技が素晴らしいですから、本作の世界観どっぷり浸かれてしまうかと思います。
ですが、本作の中でツッコミを入れたくなるような部分がいくつもあり、そういった部分が視聴者のマイナス評価につながっているといえるでしょう。
とはいえ、ボク自身、本作を最終話まで見ており、途中で「や~めた」と投げ出すようなことはありませんでした。
なので、観る人によっては高評価をつける方もいるのではないかと思います。
内容がイマイチ分からない
主人公たちの敵はいったい何者なんだ…。
本作は地球外生命体に地球が侵略され、「人間たちはどのように生きていくのか」というのが、おおもとのテーマである。
そして、『コロニー』のシーズン1では地球上でたくさんに区切られたブロック(地区)の中の主人公たちが住むブロックのお話になる。
まず初めに、違和感を感じたのが「敵はいったい何者なのかが分からない」ということである。
もちろん、敵の正体が分からないというのが、作った側の意図でなのかもしれない。
だけど、それだったら完璧に『地球外生命体』による侵略という前提も隠したほうがまだ違和感を感じずにいられると思う。
正直、シーズン1の終盤まで人間が政府によって管理されているとしか思えない内容になっている。
それぐらい、敵の正体が本作を観ていても見えてこないのだ。
主人公たちは何と戦っているのかが分からない…。
シーズン1は首謀者である侵略者ではなく、その地区を仕切っている政府と戦いになっており、もはや侵略者の存在が薄すぎている。
シーズン2を見終わったボクから言わせてみれば、「シーズン1要らなくね?」と思えた。
それぐらい内容が曖昧過ぎると思う…。
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主軸の『レジスタンス』の行動がちょっと…
おまえら、一体何をやっているんだッ!( ゚Д゚)
と、ツッコミたくなる『レジスタンス』たちの行動…。
『コロニー』では『侵略者>政府>住人』というヒエラルキーが形成されている。
そして、住民の中では『レジスタンス』と呼ばれる反政府組織がある。
生活を制限され、政府の横暴に怯える住人からは反旗を翻す者たちが出てきてもおかしくない。
でも、『政府の横暴』が生じるのは地球外からの侵略者が根本的な原因である。
そのため、おおもとの侵略者に痛手を与えるような、倒せるような行動をレジスタンスたちは起こさなければならないハズです。
ですが、本作では住民を巻き込んだ一部のしかも政府の人間だけを対象に行動を起こしています。
(終盤は運よく侵略者の手がかりを手に入れますが…)
これでは、『見せしめ』という理由で、住民たちの命を晒させるだけではないかと思う。
正直、レジスタンスの行動が意味なさ過ぎて、視聴者の目には滑稽に映るのではないかと思う。
やるんだったら、侵略者の目の届かないところに住民たちを非難させて勢力を大きくし武装させて戦うとか。
政府の中に潜入して、侵略者の情報を集め、弱点をさぐるとかから始めるべきのような気がする。
最低でも政府を制圧できるだけの勢力・武力を集めることを考えるべきなのではないかと思う。
本作のレジスタンスの行動は、レジスタンスのせいで命を奪われた住民からは反感を抱かせるだけではないのかと思っちゃいますよね…。
それでも、最終話まで見てしまう魅力もある
上では『コロニー(シーズン1)』のマイナス部分を書いてきました。
ですが、実はシナリオ以外は文句がなかったりします。
キャストが豪華で、演技や演出は結構高評価だったりします。
そして、なにより、終盤に黒幕の影がチラホラと出てきたり、今後の主人公たちの行動が気になったりと、続きが気になる要素が出てきたりします。
だから、視聴者の中には「2シーズンが気になる!」という人も結構多いのではないかと思います。
(ボクもそうでした)
そして、海外ドラマの中では内容がイマイチというだけの話です。
声を大にしていえることではないですが、オチもない、内容も薄い日本のドラマよりは圧倒的にマシだと思っています。
※個人的な評価です。
なので、今後の『コロニー』の流れでは、大作になるかもしれないと期待をしています。
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